ちゃり記/2004.10.03
2004.10.03(日) †
| コース：上野坂〜千里中央〜新千里南町〜千里さくら通り〜西田橋〜勝尾寺〜箕面大滝〜豊中ロマンチック街道(44.19km) |
上野坂を登る †
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一昨日、昨日と大変いい天気が続いたのだけど、今日は空一面雲が出ていてちょっとどんよりしていたのですが、かえって涼しくていいか〜と１０時半頃にうちを出発。長興寺の交差点を左折して府道43号線（豊中亀岡線）を北へ向かいます。今日はちょっと登り道を上ってみたいという思いで出発。まずはモノレールの上から見つけたまっすぐ上っていく道を上ってみようと、地図を見てコースを決めて行ったのでした。そこから後は考えてなかったのだけど（＾＾;;
そのまま府道を上野東３丁目の交差点へ。交差点を右折します。ここの交差点は２人の人間がビールを飲んでいる人形が屋上にあるのですが、あれは飲み屋なのか酒屋なのか…。とにかくこの坂を曲がってちょっとした上り坂へ。途中高級そうな焼き肉屋さんがあって準備中なのかちょっといいにおいがして羨ましい。しかし、高そう（＾＾;;
坂を登り切った後、下って上野坂１丁目の交差点へ。上野坂下というバス停もあったのだけど、ひょっとして違う？と思い次の交差点に行ってみたのだけど上野坂南という交差点だったので戻って上野坂１丁目の交差点からさらに細い道に行きました。ここも上り坂になってますが、まあ大丈夫、って感じで登っていきます。やがて大阪モノレールの軌条が見えてきて、しばらくはモノレール＆中国自動車道＆中央環状線と平行に走ります。
さらにそこからトンネルを潜ってモノレールの反対側に。ここから先が前に見たことがある坂です。しかし、思ったよりきつい。運動不足だったせいなのか。それほどの坂に見えないのだけどギシギシと登っていきます。
なにより直線の登り坂というのは、ゴールがずっと向こうにいつも見えているので、それだけでも辛いです。それでもなんとか登り切って、その直前にある豊中不動尊の前で一休み。
千里中央から桃山台へ †
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出発してしばらく行くと「千里西回り外周道路」、だったかな？広い歩道のきれいな道に出ます。この道をずっと進んでいくとＴ字路にぶつかりました。これを右折してしばらく行くと突然防音壁が。新御堂筋です。
実はこの場所、先週千里さくら通りから降りてきて新御堂筋にぶつかったあの場所とちょうど反対側らしいと言うことが後で地図を見てわかったのだけど、むこうがわにはいけるんだろうか。そんな道はなさそうに見えたけど…
まあ、とにかくこの後、千里さくら通りに出ようと心に決めたので、とりあえず千里中央に出て、そこから南下していつもの道に出ることにしました。で、新御堂筋の側道の歩道を走り始めたのだけど、ここがまた道が悪い。歩道が回りの街路樹の根っこでガタガタです。下り坂なので勢いがついていてさらに揺れが激しい。ある程度はしかたないと思うけど、車道ばかりでなくてもう少し歩道も整備できないものですかねえ…
やがて左によみうり文化ホールとか現れて、千里中央に着いたことがわかります。そのまま新御堂筋と中央環状線のインターチェンジを見ながらビルのまわりをぐるっと。なぜかお年寄りばかり？避けながらぐるっと回っていくと信号が。この信号を渡ると中央環状線の下をくぐれるので、そこを通っていきます。抜けると目の前に交差点、そして自転車歩行者道の標識が。気になります。せっかくだからと走ってみました。
最初はしばらく登って後はひたすら下り。なかなかきれいに整備された道で、団地の横をずっと抜けて行く木陰道です。途中には公園があったり、学校らしいところで運動会もやってました。しかしどこに抜けるのだろう…。
やがて自転車道も終わってしばらく行くと火葬場…。こんなところ（住宅街の真ん中です）にあるのね〜、と思いながら走っていくとどこかで見た交差点に。なんのことはない。うちからそう遠くないところにある二ノ切の交差点です。確かここからは桃山台に行けるはず、と交差点に立っているうちにどっちかわからなくなって、とりあえず思いついた方向に。登って行くとどうやら方向がおかしい。このままだと阪急の方に行ってしまう、とわかって反対側へ。別の登りを登っていくと、さらによく知っている交差点が。新千里南町３丁目の交差点。右にアザーレ桃山台を見ながら下っていくと桃山台の交差点です。
ヒルクライムを決心！ †
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桃山台からは先週も、というかしばしば通る道です。竹見台のところを上がっていってさらに下って南千里駅前の交差点へ。ここで左折して道を上がって行ったのも先週と一緒。ただし、先週は道の左側をずっと上がっていったのだけど、今週は道の右側を走って、途中牛の首池のある千里南公園に寄ります。公園でのんびり走っていると向こうの方でなにやらイベントが。どうやら露店がたくさん出ている模様。なにかの祭かな？
その時点で特に何も食べたくはなかったのでそのまま公園を出て登り道に。途中の交差点ではいかにも自転車乗りな格好をした人を発見。私もああいう服装をしてみたい。今は全然似合わないけど（＾＾;;
上新田橋から千里体育館の前を通って緩く登っている木陰道をどんどん登っていきます。で、先週同様青山台３丁目の交差点へ。ここで体調次第で、と思っていたのだけど、そんなに体調が悪くなさそうなので「行ってしまえ〜」と勝尾寺までのヒルクライムに挑戦することにしてしまいました。
交差点を左折して緩やかに登っている道を北に進みます。ほどなく国道171号線と交差している今宮の交差点に到着。八千代ムセン（あれ地図にはコーナンとなってるなあ…）がある交差点です。信号を渡ってしばらく北上。途中100円の自動販売機があったのでそこで麦茶を買ったのですが、何か香料でも入っているらしくちょっといやな味…。でも捨てるのももったいないのでそのままボトルゲージに入れて前進。と、突然前に直線の登りが。300mほどですが結構な勾配です。これを登り切って外院３丁目の交差点。ここにはＶリーグのサントリーチームが練習している体育館もあるそうで。その横を通り過ぎて西へ。一旦登った後に今度は下り。それをしばらく行って白鳥の交差点のところにたどり着いたとき、道を逆に行ったことに気がついて、再び登って下り。元の交差点を過ぎてしばらく行くと粟生外院の交差点が。勝尾寺はここで左折するということで左折。と、ここまで歩道を走っていたのだけどいきなり歩道がなくなってしまった。細い道ですがそのまま車道を進んでいきます。
団地の横を進んでいくとそのうち急にのどかな雰囲気になって、目の前に川が、そして橋が見えてきました。この橋が西田橋。勝尾寺へのヒルクライムの出発点です…
そして、登り始めた… †
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関西ヒルクライムＴＴのページによると、この勝尾寺までの登りは距離4.44kmの間で243m登るコース。平均斜度は5.47%、らしい。とりあえず今回は始めてということもあって無理な登りはしないでおこうと思いつつも、時計を見る。11時40分。10分で行ければプロ級。もちろん私はそんなのは絶対無理なので、目標はとにかく登り切ること（汗）
橋の入り口で車が行きすぎるのを待ってスタート。右側に歩道があるのでそちらを走っていくと、途中でハイキング？の子供とすれ違う。この子もまさか勝尾寺まで登っていくのでしょうか。すぐ歩道がなくなったので、車道の左側に移って登り始めます。平坦な場所がほとんどない。勾配はむちゃくちゃにきついわけではないのだけどとにかく登りの連続、休む暇がないので厳しいです。
やがて横に川が出てきたので、気晴らしにそちらを時々見ながら登ります。後ろから車が通りすぎますが、こちらの速度が遅いので問題なく横を通り過ぎてくれます。ふと速度計を見ると10km/hそこそこ。確かにこれでは歩いている人とあまり変わらないかも…
しばらく走っていくうちに道の雰囲気がわかってきました。緩やかな登りと少し厳しい登りが交互にあって、それが川に沿ってうねうね曲がりながら続いている、そんな道です。ほんとは緩やかなところで加速しないと行けないのでしょうけど私のことですからそこでは休んでしまう。そして厳しい登りを「ひぇ〜」とか叫びながら登っていきます。
それにしてもしんどい。坂自体はそれほどきつくないのに結構消耗してしまいます。さきほどまでいくつか坂を登ったせいなのか。時間は刻々と過ぎて行きます。5分くらい経ってへばってきたのでここで休憩。息を整えて再出発しますが、またまたしんどい。それでもだいぶ登ってきてはいるのだけど、かなりへばってしまいました。しかたなくそのまま２回目の休憩。
それにしても、なんでこんなにしんどいんだろう。一番軽いギヤにしているのに…、と自分の足下に目をやってびっくり。確かに後ろは一番軽いギヤなのに、前は一番重いギヤになってます。そう、私は前からギヤの入れ方をよく間違えていたのです。でもいい加減乗っているはずなのに、またこんなところで間違えていたなんて…。
軽い方のギヤに切り替えて走って見ると…、今までの苦しさがウソのよう。足がくるくる回って、しんどい中でもなんとか登れます。なんてこった（汗）
そのまま速度は上がらないけど足をぐるぐる回してさらに登っていきます。しんどいけどそれなりに快調。やがて左の山の上に勝尾寺に登る折り返しの道が。う、高い。あそこまで登るのだろうか、と思っただけでへばりそう。とりあえず分岐まで、なんとか行きたい。と先へ進みます。
勝尾寺へ †
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何台ものバスや乗用車に抜かれながらもなんとか今の道から勝尾寺に向かう分岐に到着。当然勝尾寺への登りへと曲がります。ここからはまたまた勾配が少しきつくなっていきます。そんな坂でもなんとか登れるのがギヤのお陰。すばらしい。
しばらく行くと、先ほど下から見上げた場所に到達。今度は下を見下ろすと、先ほど苦労して登ってきた道が遙か眼下へ。おお、自転車であんなに登ったんだ〜、と思うと、気分は山岳スペシャリスト、ってこんなに登りの遅い山岳スペシャリストがいるかいっ！（笑）
さらに山道をどんどん登っていきます。いかにも山寺の境内に登る道と言った風情、の割には広い道だけど（バスも通るからね〜）。やがて左側の木と木の間から遙か彼方に銀色に光るものが。なんと大阪ドームがお昼の光を反射していたのでした。そこから見える大阪市内の景色にほっとしながらさらに登っていきます。
やがてまた厳しい登りが。先ほどのショックと疲れで一旦止まってしまいましたが、もうそこに勝尾寺があるから、と気を取り直して登ります。時速はすでに１桁。遅い！
やがて向こうに道が平坦になっているのが見えます。と同時に右側にお寺が。どうやらこれが勝尾寺らしい。全身の力を込めてペダルを踏んでいくと、ようやく道が平坦になり、左に勝尾寺の山門が。ついについに到着です。時間は、確か12時10分くらい。はい、すっかりタイムオーバーですわ（＾＾;;
しかし、登り切った満足感はまた格別。身体は動かないけど、頭の中ではやったやった〜♪となにかぐるぐる回っている感じ。そのまま、バス停横にある柵に寄りかかってしばらく止まってました。
勝尾寺は独特の朱塗りがきれいなお寺です。山門の横に「下馬」という石碑が建っています。当然私も自転車から降りて山門へ。時間がかかったこともあって中に入らずそこからお祈り（笑）
紅葉の季節になるとさらにいっそうきれいなんでしょうけど、今は緑に囲まれています。気温もちょっと涼しいかな。なんかお年寄りが多いし〜（＾＾;;
箕面の滝から帰り道 †
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一休みして、箕面の滝の方に降ります。勝尾寺からはまだしばらく登り道を上ってしばらく行くと、そこからひたすら下り道に。カーブも少なく快調です。ただヘルメットもかぶってないし、無理は出来ないので40km/hくらいでもたもた降ります。箕面川ダムへの分岐を過ぎると道はいきなりくねくね道に。道には落ち葉も落ちてたりして、滑ると怖そう。やがて、観光地の売店と駐車場が見えてきました。箕面の滝に到着っ！
ここからは歩行者とともに進むので速度を落として走ります。しばらく行くとトンネルが。これを過ぎると箕面の滝の真上に出ます。滔々と流れる滝の水を見ながらしばらく休憩。そして滝に降りる道へ。これがなかなか急角度でつづれ折れだし、木の棒でステップがついていてガタガタするし、しかも人も多くて走りにくい。ひたすらブレーキをかけながら降りたので両親指の筋肉が痛くなってしまいました。
それでも箕面駅から登って来るハイキング道に降りて、そのまま箕面の滝へ。水しぶきとマイナスイオン（爆）を浴びながらひとしきり休憩。
そしてハイキング道を降りていきます。もちろん人がたくさん歩いているし、人が優先なので、特に子供を追い抜くときはそぉ〜〜〜っと。そして人がいなくなったら猛然と下っていったりして（笑）
そのまま下りをひたすら降りて、昆虫館やスパーガーデンの横を通り過ぎて箕面駅前へ。「箕面の地ビール」に心を奪われながらもそのまま駅から箕面市役所前を通って牧落へ。箕面高校ではなにやらアメフトの試合をやってました。
さらに豊中ロマンチック街道（名前はともかく、違法駐車の車で走りにくい！）を抜けて帰ったのでした。
帰りにはとにかくヒルクライム記念（ってほどでもないが）に500mmの発泡酒（が祝いかい！）を買って帰ったのでした〜
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