ちゃり記/2006.02.11
2006.02.11(土) †
| コース：天竺川〜神崎川北岸〜吹田大橋〜なにわ自転車道〜毛馬〜中津〜淀川大橋〜十三〜なにわ自転車道〜高浜橋〜吹田大橋〜天竺川(54.87km) |
天竺川から水鳥の道へ †
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ここのところ寒かったり忙しかったりして自転車もさぼっていたのだけど、今日は天気もいいし…、というわけで３週間ぶりに自転車に。
今日は十三を中心として赤川仮橋〜淀川大橋間の淀川の左岸、右岸の河原や土手の道を走ってみようっ！と出発した。若干寒さがゆるんだ、と言っても気温は10℃くらいかな？でも寒くてたまらん、てほどではなく手袋もいらないくらい。むしろ身が締まる感じの寒さだ。なんてことを言ってられるのは最初のうちだろうけど…
まずは天竺川沿いの道へ。前回は最初から車道を走ったのだけど、今回は途中まである遊歩道を通ることにする。
交差点を曲がって先日春の選抜高校野球への出場を決めた履正社高校の横を通る。学校にはたれ幕がかかっている。そういや去年は惜しくも出場できなかったんだよね。まあ、出場おめでとうございます、というところでしょう。
その履正社高校の裏から道を登る。坂道、というか、天竺川の土手に登っていく坂はあまり自転車向きとはいえないのだけど、それを一生懸命登って天竺川沿いの遊歩道へ。上がると松林の中を走る道。こちらは平坦なので快適に走る。
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松林の中の道が終わって、西願寺橋の交差点から前回同様車道を走る。車道と言ってもあまり車は走ってないかららくちん。ただしこの道、狭いので一方通行の区間が多いのだけど、のんきに走ってたらいきなり一方通行を逆行していたりするから注意が必要だ。一応自転車は通行可能になっているけど、逆から車が来るからね〜
などと言ってる間に空がいきなり広がって神崎川へ。道を渡って河原に降りる。前回はここを下流に向かって走ったのだけど、今回は上流に向かう。この道は水鳥の道というのだそうな。確かに走りながら川を見ると水鳥が時々浮かんでいる。寒いから少ないでしょうけど。
道にはどこかの学校がマラソン大会でもしたんだろうなあ、その時に書いたとおぼしきチョークのペイントが残っている。「←３年」とか「←男子」とか。でも、終わったら消していって欲しいものだ。
轟音に驚いて真上を見ると飛行機が飛んでいる。伊丹空港に着陸する飛行機が真上を通過しているのだ。これもなかなかの迫力（＾＾;;
なにわ自転車道と違って、橋とか時々ちょっとしたアップダウンもあって逆にアクセントになっていいかな？とのんきに思えるのは行きだからだろうけど、速度も適度に出て快調…。って、そう言うときは追い風の時が多いわけで、後が怖いかなとおもいつつも、そのまま走っていくのでした…
向かい風の淀川を走る †
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やがて吹田大橋が見えてきた。このまま走っていると安威川に入ってしまうかな？とこの橋を渡ることにする。あ、上流にもう一つ橋があった。こっちの方がきれいだったかも（＾＾;;
などと思いながら渡ってスロープを下ってなにわ自転車道へ。ここからはいつもの道。快適に走ってやがて淀川と神崎川の分岐点に到着。信号を渡って淀川の土手に上がる。やはり広々としてきもちいい。しかし風がきついぞ…。
この時間帯、大阪では6m/sの風だったらしい。当然吹きさらしの淀川土手ではもっときつかったにちがいない。横にある製紙工場の煙が横に流れている（汗）
とはいうものの、走り出す。やはりスピードが全然上がらない。神崎川を走っていたときより10km/h以上遅くなってしまった。必死に姿勢を低くして風の抵抗を少なくし、少しでも早く走れるようがんばってみる。きつい…。
豊里大橋の手前で土手から河川敷に降りた。ここもいつの間にか新しい車止めがあって通るのに手間がかかる。私の場合はヘタに車止めの自転車通行用の隙間を通さずに、自転車をよいしょと担ぎ上げて通っている。その方が手っ取り早いので。
しかし、河川敷も向かい風がきつい。顔がどうしても斜めに向いてしまう。目からは涙が出始めた。悲しいのではない。風が目に入るので身体が反応して涙が出てくるのだ。たまにハンドルが取られるような気も…
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それでもやがて赤川仮橋が見えてきた。これを渡れば…、って土手に上がる道がないじゃん。しばらく戻って土手に上がる道に。追い風になるのでこれが早い（笑）でも土手に上がると再び低速に（涙）
これもしょっちゅうとおる赤川仮橋、鉄橋の中を通る木の板の橋を渡る。時折修理しているところでガタガタ音がするのが列車の通過音のよう。残念ながら横の貨物線には列車は来なかったけど。横風を受けながら橋を渡りきって淀川の南側に出る。すこし砂利道を戻って河川敷に降りる。砂利道で反対から女性が自転車で。全く避けてくれない（怒）仕方ないので少し横に避けたら前輪が滑ってこけそうになった（汗）
しばらく河川敷を走って再び土手へ。相変わらずの向かい風の中、しばらく走ると程なく毛馬に到着。立ち止まって淀川大堰を見る。淀川にかかる巨大な水門やはり巨大な景色だ。毛馬の閘門の上を渡り大川の西側へ。こちら側も公演になっている。どこかで歌（詩吟かなにか？）の練習をしている人がいる。
私は河川敷におりて道を走る。長柄橋を過ぎたところで再び土手に。相変わらずの向かい風。スピードはあがらない（涙）
追い風になると早いのだ †
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しかし、淀川の土手の道は、また独特の雰囲気があっていいなあ。手前に水草やススキの原っぱ、その向こうに淀川の広い流れ、さらに向こうには対岸の土手とその奥にビル群、なんともいえない雰囲気だ。途中鉄道や道路をくぐるために川の外側に道が曲がってそこでアップダウンがあるのだけど、そこはそこで左は街の住宅街や工場、倉庫街なんだけど右は土手に続く緑の草の生える斜面。不思議な雰囲気だ。
相変わらず向かい風の中を走っていくと、やがて阪急の通る十三大橋が見えてきた。前に赤いユニフォームを着た少年野球の選手たちがランニングをしている。その横をゆっくり通って十三大橋の下をくぐってひとやすみ。
ここからまた河川敷の道を走る。このあたりは野球場が何面もあって寒い中少年野球チームが多数練習している。もちろん他の淀川の河川敷でもよく見かけるのだけど、ここのはすぐ横でよそが練習しているのでやりにくくないかなあ。
河川敷の一番向こうの行けるところまで行きたかったのだけど、途中から工事中になっていたので、土手に上がる。そのまま走って淀川大橋南詰へ。これでようやく10kmほど続いた向かい風ともお別れ、ほっとしながら淀川大橋を渡る。
渡りきったら今度は追い風。お〜、らくちんらくちん（＾＾）
速度が時速にして10km/hほど上がった。力は若干抜いているのに。やはり風の力は偉大だ。
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しばらく土手の上にある車道を走る。横に沢山車が駐車しているので反対側から車が来ないか注意しながら走る。車道はこういういらない注意が必要だからしんどいのですよねえ…
やがて河川敷に降りる道があったので降りる。こうなるとこっちのもの♪良いペースで走れるのでうれしくなってかなりのハイペースで走る。あ〜、道が途中でなくなっている…。あわてて道を戻る。当然向かい風、スピードがた落ち…（涙）
土手に上がって自転車歩行者道を走る。新十三大橋をくぐって十三大橋にさしかかったところでまたまた河川敷に。さっきのチーム？同じようなユニフォームのチームが練習している。
十三大橋と阪急をくぐると河川敷のきれいな公園。梅田駅前を見ながらのんびり遊べるいいところなんだけど、さすがに少し寒いので人は少ない。もう少し暖かくなったら子供連れで来る人たちもおおいのだろうね。こちらも人気のない公園の中を少し走ったりしてみる。
それと気になるのは野犬らしい犬が時折いること。それほど凶暴ではないのだけど、やはり何かあったらとは思ってしまう。
だいぶ日も傾いてきたせいか、気温が下がったような気がしてきた（実際には下がってなかったようだ。やはり疲れが出てきた？）。早く帰るようにしなくては…
最後はへろへろに（涙）、と、事件？ †
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河川敷の道も人の多いところはいかにも公園という感じなんだけど、人がいないところにさしかかるともの寂しい道になってしまう。日が差しているのだけど弱々しいし、追い風だったはずなんだけど風が弱まったせいか、前から風を感じるようになってきた。
そんな感じでJR東海道線、長柄橋とくぐると淀川大堰の北側に出た。毛馬では遠くにしかない水門の管理棟、でいいのかな？ゲートを動かすための建物の一つが近くに見えるので、近づいて見てみました。でかい。さすが日本有数の川である淀川をせき止めるだけの巨大施設です。ただ、回りの公園は工事中らしく、あちこちに「工事中」のバリアが置いてある。ある意味すばらしい景色なのでちょっと残念。
淀川大堰を後にして再び走り始めると、道の左側に淀川ゴルフコースが。何組かが回っているのが見えました。それにしてもこちらは終始足が回っているので若干寒さにも大丈夫なんだけど、ゴルフのように比較的身体が止まっているスポーツだと結構寒いんじゃないかな？と思いつつ、横を通過。
やがてさっき渡った赤川仮橋を今度はくぐります。そう、ここからはさっき向かい風の中をへろへろになりながら走ったところ。今度は疲れでへろへろになりながら走っている（爆）
久しぶりに乗ったのに向かい風の中を一生懸命走ったから足に来てしまったのね〜（普段運動不足だし…）。そして寒さも増してきました。早く帰って暖かい部屋でビール発泡酒第三のビールが飲みたい！すっかりエネルギー切れです（腹の回りには「エネルギーの元」が一杯あるのに〜（涙））
菅原城北大橋、豊里大橋を駆け抜けて土手の上へ。う〜、スピードが上がらないよぉ〜と心で泣きながら、それでも製紙工場の横を通過して、淀川から神崎川に戻ってきた。
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神崎川もへろへろなペースで走行。この時間になると子供や犬の散歩に出てきている人も多いので、人、子供、そして犬にぶつからないように注意しながら。
安威川と神崎川の合流点でふと見るとパトカーや消防車、救急車が止まっている。回りには沢山の野次馬が（笑）
消防車は途中で「お疲れ様で〜す」の声を残して帰ってしまった。そして警察官とおぼしき人たちがなにかシートの中を見ている。何なんだろう。わからなかったけど、あまり進展もなさそうだったので帰ることに。帰りは合流点に一番近い高浜橋を渡って水鳥の道へ。橋の上にも野次馬が一杯（笑）
いくつもの橋や鉄道をくぐってひたすら西へ。スピードが全然あがらない。おまけにちらちらと冷たいものが空から。幸いほとんど降らずじまいだったので助かったけど。
十八条大橋、榎木橋をくぐって、あれ？どこから天竺川に登るんだっけ？とわからなくなったので土手の上の道を走って、天竺川沿いの道に無事に入る。ここは通った道、なんだけど、上流に向かって走るのは初めてなのでなんか風景が違って走りにくい。一方通行が行きと逆になるし（＾＾;;
途中の自動販売機でエネルギーの糖分を補給すべく暖かい缶コーヒーを。うまいっ！ついでに缶の粒入りコーンポタージュも飲んでしまった。お陰で調子が少し戻ってきた。ひたすら川沿いの道を走って、うちの子供が少年野球の練習をしているグラウンドを眺めて、履正社高校の裏から下に。後は帰り道。
うちに帰る最後の坂で横のおばちゃんが良いペースで登っている。う〜負けそう。負けじとなんとか坂を登って追い抜いたのでした。
もちろんその後は自動販売機で第三のビールを買って帰って飲んだのでした。おいしかった〜（＾＾）
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