ちゃり記/2007.03.04
2007.03.04(日) †
| コース：天竺川〜十三〜淀川土手〜赤川仮橋〜北大阪サイクルライン〜中之島〜福島〜十三〜神崎川〜天竺川(50.67km) |
5ヶ月ぶりの自転車…（汗） †
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久々の自転車だ。思えば昨年の10月9日に変速機が壊れて7時間、約30km近くも自転車を押して帰って以来だ。
昨年12月に一応自転車は直ったのだけど、それから後は寒かったりこちらの都合（仕事、体調不良など）で、うちの近くを乗るとき以外は全然乗っていなかったのだけど、この日は春を一気に通り越してしまったような暖かさの一日で、久しぶりに自転車で走ってみようと思い立った。なんと約5ヶ月ぶりに長い距離を乗ることになる。
もちろん久々だし、前の日に酒の試飲会とて結構な量を飲んだので、途中で力尽きて帰れないことのないように、始めからペースは控えめだ。
とりあえずコンビニで水を買い、履正社高校の横の坂道を登って天竺川の土手に上がる、って、上がろうとしたら登れない。ギヤの切り替えを間違えてしまった、というかうまく入らないまま上がってしまったのだ。このままだとチェーンが外れてしまうぅ〜、ということで、かっこわるいけど途中で降りて押して登る。
やっとこさ土手の上に上がってリスタート。ここからは天竺川沿いのいつもの道だ。久々に走るとやはりいい感じ。でも、太ももが運動不足で痛いし、身体もなんか重い。やはり身体が自転車に慣れていないのだろう。前傾姿勢も息苦しいし（笑）
天竺川沿いにそのまま神崎川まで出て、そこから三国橋を渡る。この橋はそれほど広い橋ではないのだけど、おばちゃんや子供らが一杯に広がって走るし、その間を車が縫って走るので、ちょっと怖い。ゆるゆると走って阪急三国駅の裏側に出、ここからはひたすら南に。JR貨物線の踏切（でも特急なんかも通るのだけど）を越えて、途中から急に狭くなる道を一生懸命駆けて、十三東の交差点へ。
淀川の土手〜河川敷を上流へ †
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普段だったらこのまま十三大橋の方に向かうのだけど、今日はこないだから気になってた道に出てみた。淀川区役所の前で左折する。セレモニーホール（お葬式をやっていた（＾＾;;）と阪急の線路の間の道を通っていくと、交差点があってその向こうが土手になる。淀川の土手だ。そのまま交差点を渡って家族連れの横をすりぬけ、土手に上る道へ。道には車止めの柵がしてあるので、自転車を担ぎ上げて坂道へ。そのまま登る。おおっ、きれいだぁ〜。土手の上から見る景色は、目の前の河川敷に菜の花畑、その向こうに淀川をまたいで阪急の鉄橋があって、さらに梅田のビル群が見える（写真を見ればわかるよね（笑））。空が広く気持ちがいい〜。この気持ちよさがあるからこそ、自転車で走るのをやめられない（笑）
しばらく土手沿いに上流に向かって走っていく。途中写真撮影をしている人（プロ？）の横をすり抜け、新御堂筋の手前で河川敷に降りる。そこからはしばらく河川敷沿いに。回りの人は花を楽しむ家族連れから少年野球に変わり、さらに淀川ゴルフコースの横の道に出た。この当たりだともう自転車をしている人かランニングをしている人か釣りをしている人くらいしかいない。いや、カラスはいるなあ。
しばらく行くと淀川大堤の横に出る。ここでちょっと一休み。大堤を見てみると両側でちゃんと水位が違うのでちゃんとせき止めていることがわかる。こんな大規模なものを作ってこの広い淀川の水をコントロールしてるんだなあ、と見るたびに思ってしまう。
そういや、自転車を壊したときもここに来てたのだっけ…、と思い出して、再び走り出した（汗）
赤川仮橋を渡って、毛馬へ †
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さらに進んで行くと、赤川仮橋へ出る。一旦下をくぐって河川敷から土手に上がり、橋の北詰まで。赤川仮橋を渡る城東貨物線が近々大阪外環状線となり、この橋も歩道部分はなくなってしまうのでそろそろ工事が始まったりしてないかなあ、と心配しながら来たのだけど、補修工事は行うようだけどその手の工事はまだ始まっていなかった。
早速橋を渡る。人も少ないし、ゆっくり渡っていたのだが、後ろがなんか騒々しい。前から来る人がいないのを確かめて左に寄ったら、外人が2人ほど、賑やかに通っていった。この橋の上でウィリーするんじゃないっ（怒）
それにしても、仮の橋として木で作ったこの橋、補修も木の板を打ち付けてあるだけなので、走っているとガタガタ音がなるんですよね。その手作り感がまたいい感じです。ちょっと怖いのだけど。何しろ間違って落ちたら淀川のど真ん中…ですから（笑）
橋を渡りきって一旦土手から下の河川敷に。こちら側でも家族連れが遊んでたり、自転車に乗っている人、ランニングしている人、いろんな人がいる。今度は前に梅田のビル群、その手前に淀川大堤、それを見ながら走る。やがて淀川大堤の手前まで来たので、そこの土手を上がる。どちらかというと寒いときの格好をしてきたのでかなり熱くなってきた。土手の見えるところで水を飲んで一休み。振り返ると蕪村の石碑がある。蕪村はこの当たりの生まれなのだそうな。休憩の椅子代わりに使ってる人とか多いけどね（笑）
ここで十三の方に行こうか、それとも中之島に出ようか、と迷ったのだけど、結局大川沿いに中之島の方に向かうことにした。毛馬閘門の横の坂を下って、今度はひたすら大川沿いを走る。
大川沿いを下る †
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大川沿いの道は毛馬の公園をくぐると橋や高速道路の下をくぐって伸びる道になる。壁沿いに走ったりするせいかちょっと暗い感じのところもある（大阪拘置所が近いせいもあるのか？（笑））。これが源八橋をくぐるあたりからいかにも公園、という感じの河川敷になる。自転車で家族連れで走る人もいるのだけど、道は空けて欲しいものです（笑）
公園のところでホルンを吹いてる人がいるなあ、と思ってたら、ふと鼻に違和感を感じてしまった。手でさっとなでると血がついている…。暑さでのぼせたせいか、それとも久々の自転車のせいか、はたまた血圧が高いのか（笑）、鼻血が出てしまったらしい。鼻を拭こうとホルン吹きの前を通り越してゴミ箱の前に行くと、そこにはサックス吹きが。いいなあ、楽器。
それより鼻が…、ティッシュを取り出し鼻の様子を見る。幸いたいした出血ではなさそうなので、そのまま走り出す。
しばらく走ってボートの船着き場（っていうのかな？）があるところまでやってくると、今度は向こうからお年寄りの団体がぞろぞろ歩いてくる。その数100人以上。道一杯に広がってる。ひえ〜（汗）
健康の為に歩くのはいいのですけど、道をふさぐのだけはやめてくださいっ（願）！
そう言う人たちに気を取られているうちに桜宮橋をくぐって川崎橋へ。渡って南天満公園を走る。毛馬から桜之宮公園、西天満公園と、桜の多いところなのだけど、まだ咲いてる花はなかった。でもつぼみはふくらみ加減、かも…（＾＾）
中之島から福島へ †
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西天満公園から天神橋を渡り、途中のループのスロープから中之島に降りる。なんか久々に降りたような気がするのだけど、前に人がいたりすると追い抜くのに結構気を遣ったりしながら、下に。
降りてからひたすら西へ。まだバラが咲いてないバラ園の横を通って東洋陶磁美術館の横から中之島公会堂の前に出る。この景色はなかなかいいんですよね〜、いつ見ても。公会堂の前は道が広いし。ちょうど北浜から中之島公園に入る栴檀木橋が車両通行止めになっていたので、そこから公会堂を眺める。橋の下の土佐堀川にはちょうどアクアライナーがエンジンの音を立てながら通り過ぎて行った。
再び自転車に乗って走る。みおつくしプロムナードから大阪市役所前に出て、御堂筋を横断。日本銀行の古い建物を眺めながら今度は堂島川側に出て、遊歩道を走る。もちろん人優先ですので、ゆっくりと、ね。
渡辺橋から田簑橋を経て玉江橋へ。ここからなにわ筋を北上。国道２号線を横切ってJR福島駅前に出た。なぜか正装した人たちがぞろぞろ歩いていく。
やがて朝日放送の前へ。向こうに大阪タワーが見えた。大阪タワーももうすぐ取り壊されてしまうのですよね。大阪の街はどんどん昔のものが壊されて新しいものが建っていくのだけど、それでいいのかなあ〜。
などと思いつつ、なにわ筋から十三筋に出て、中津へと登り、国道176号線に。十三大橋に向かう。橋の南詰めに警官が2人立ってたのはなんだったんだろう（＾＾;;
十三から神崎川、そして帰り道 †
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十三大橋にさしかかる頃にはだいぶ日も傾いていて、風がだいぶ冷たい感じ。橋を渡りきって一旦西の方に出る。このまま淀川大橋の方までいったろかな？とも思ったのだけど、そろそろ今日は潮時にした方がいいかな？と神崎川の方にいくことにした。
河川敷に降りて先ほど見た菜の花畑を見に行くことにする。十三の淀川河川敷に「十三摘み草苑」というところがあって、そこで栽培しているようだ。近づいてみるとすごいすごい。一面に菜の花だ（＾＾）
上から見たときもきれいだなあと思ったのだけど、中に入ってみるとほんとに菜の花の絨毯だ。心がほっとする思い。こんなすばらしいのがあの十三駅からほど近いところにあるなんて、と思ってしまいますねえ。
つかの間ほっとした後、再び自転車へ。しばらくは先ほど通ったところを通って赤川仮橋をくぐった後、菅原城北大橋、豊里大橋（こないだ殺人事件のあった反対側）とくぐった後、一津屋のところから神崎川に入る。ここの製紙工場この日もグォングォン動いていた。まるでインダストリアの分店みたいだ。
神崎川沿いのなにわ自転車道に入る頃から太ももが痛くてスピードが出なくなってしまった。それにここ、向かい風なんですよね〜。途中、安威川と合流するあたりにある高浜橋から橋を渡って水鳥の道側を走ったのだけど、しんどさは変わらず。
途中で一休みしていたら、サッカーをやってる少年のボールに散歩中の小犬がからんで、時ならぬサッカー対決となっていた。それを座ってぼんやり見ていたのだけど、面白かった。
その後はなんとか持ち直して、天竺川からなんとか無事にうちまで帰り着いたのでした〜（汗）
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