ちゃり記/2007.09.16
2007.09.16(日) †
| コース：天竺川〜神崎川〜安威川〜花園河川敷広場〜耳原交番前〜国道171号線〜万博記念公園(50.82km) |
安威川を目指す… †
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久しぶりのちゃり記です。2ヶ月ぶりになってしまいました。
今年は夏がとても暑いのと仕事がちょっと…、な状態になったため、休日に出て体調を崩しては大変、と夏の間は自転車に乗るのをやめてしまっていたのだった（7月末には家族と天神さんまで走ってきたが…）。ちゃり記ファンの方（いるんだろうか？）どうせ「超重量級軟弱サイクリスト」だから、とご寛恕くださいませ。
さて、9月16日は天気もよく、気温も8月ほどではない、ように思われたので、久しぶりに自転車に乗って出発した。どこに行こうかしばし迷ったが、最近電車で東海道線を走るときに茨木と高槻の間に流れている安威川が自転車で走れそうなのをみていたので、いっぺんそっちに行ってみたろ、と心を決める。
安威川は最終的に神崎川と合流（というか、安威川の方がでかいのだけど…）するので、まずは神崎川へ。まずは天竺川に向かう。コンビニで水とちょっとした補給食を買って水は自転車に、食べ物はリュックに詰めるとき、背中がとても暑い。顔と手にはコパトーンを塗ったのだが、足には塗ってなかった。やばい、でも仕方ないか…
文化祭をやってる履正社高校の横を通り、天竺川沿いに下って程なく神崎川に到着。今回は安威川に向かうので、そちらに行きやすい「水鳥の道」を走ることに。
途中、消防団の人たちが神崎川に向かって放水訓練をしている。やっている方は大変だろうが、横で見ている分には日差しで水がきらきらしていてきれいだ。水しぶきがとても涼しそう…
工事現場を突っ切る… †
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うらやましがっても仕方ないので先に進む。ちなみにこの神崎川右岸を走る「水鳥の道」、左岸を走る「なにわ自転車道」と当然平行に走っているわけだが、整備の具合はこちらが悪い。新御堂筋のある十八条大橋では段差につっこんでパンクしたこともある。市民のお散歩コースでもあるので、安全に走るのがベスト。まあ、どこでもそうだけど…
やがて正露丸の大幸薬品の前を通り過ぎて、安威川と神崎川の合流地点に到達。ここまでは何度も通ったところなので問題なし。
「水鳥の道」のそのまま続きで安威川の右岸に入る。って、どこまでが「水鳥の道」なんやろ？今度確認しておかねば…。
予定では合流地点からすぐにある橋を登るはずだったのだが、橋に登る道がない。それに河原の道もそこそこ問題なく走れそうだったので、そのまま走っていくことにした。
若干ガタガタはあるが、走りづらいというほどではない。川の向こうには学校があるのだろう。静かな中にチャイムの音が聞こえてきて、いい感じ。そのまま上流まで走っていけそうな感じだ。
ところがそうは問屋が卸さなかった。河原の途中に工事の看板が。どうやら河川敷の護岸工事をやっているらしい。しかし、通行止とは書いてない。ってことは行けるはず。ということで、柵の隙間から入ってみた。おお、大丈夫じゃん、と走り出す。ただ、あまり安全な道ではなかった。鉄板がしいてあったり、地面のあちこちに割れ目があったり、あまり自転車で走るのには向いていない。
そして工事現場が唐突に終わった。出口はフェンスで阻まれている！やはり通ってはいけなかったのだ…。
低い柵を自転車の持ち上げて乗り越え、なんとか一般道に復帰。どこか近くでトロンボーンを吹いている人がいる…
ひかり号だっ！ †
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しばらく走ると高架の道路が。そこを通ることができずぐるっと迂回する。あれ？どこかで見たところ。思い出した。摂津市にあるポリテク関西だ。北大阪サイクルラインを万博公園から鳥飼大橋に向けて走る時にいつも通るところ…
そうか、ここまで来たのか、と思いつつ、鶴野橋の歩道用の橋を渡って安威川の左岸へ。橋を渡りきるところで道が分岐しているので、当然安威川沿いの道に降りる。
右奥にはJRの貨物ターミナル、その向こうには新幹線の車庫も見える。並木道の遊歩道をしばらく行くと右側に突如「ひかり号」が現れた。ここは「新幹線公園」というところだそうで、０系の新幹線とEF15という電気機関車が展示されている。もちろん動くことはないが中に入ることができるそうで、運転席までも入れるらしい。小さい子供を連れて行くと喜びそうだ。
私のごく小さい頃に東海道新幹線は開通したこともあって、私は「ひかり号」といえばやっぱりこの０系ひかりを思ってしまいますねえ。最近は駅で見ることもないので、０系のひかりが見たかったらここに来るのがいいのかも。
新幹線公園を過ぎてしばらく行くと道は突然砂のダートコースへ。まあ、細かい砂だから大丈夫そう。左右に生える草に足をペチペチ当てながら走る。ようやく舗装道路に戻ったら、周りは小さな工場がたくさんある。川もなんか小さくなったなあ、と思ったら、この川は安威川ではなく番田井路（ばんだいじ）という水路だそうだ。江戸時代に作られた人工の水路らしい。
それを過ぎて交差点を過ぎると今度はまた田舎風の町並み。さらに走っていくと、今度は広々とした田んぼのところに出た。走っている土手の方が少し高いところにあるので、周りが一望できて気持ちいい。しかし、ここはどこなんだろう。よくわからないまま走ってるし…
ジョギングコースの終点に †
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このあたりから飲み水がなくなってきた。でも、まあ街中だから自動販売機の１つや２つ、あるだろう、とあまり気にせず走っていく。大きな団地（ジオ茨木学園町というのだそうな）のあたりで道も広いし自販機、あるかな？と思って周りを見るが、見た範囲には見あたらない。ちょっと不安に。河原には走り良さそうな道があるのだが、水が手に入らないと、土手を登るのが面倒だし降りる気分になれない。
といいつつ、しばらく走っているうちに橋を渡って川の右岸に。そして河原に降りる。向こう側に鉄道が、JRかと思ったら、阪急だった。
さらに川をさかのぼっていく。しばらく行くとまたまた鉄道のガードが。おお、ここだよここだよ、毎日電車の窓から見えてる安威川は（＾＾）それにしても、橋の下ではおっちゃんが黙々と大量の缶をつぶしていて、その音が鉄橋に響いている。
そのまま鉄橋をくぐって先に。と川が2つに分かれている。左に行くのが茨木川、右に行くのが安威川。とりあえず左側にいるので茨木川をさかのぼってみた。が、すぐに国道に阻まれて道がなくなった。しかたなく分岐まで戻る。さらに缶をつぶしてるおっちゃんの横の坂から土手に登り、川を渡って左岸に。ちょっと行くと河原に降りる道があるので、そこを降りる。
そこからはちょっと砂が浮いてたりするもののきれいな道。道には距離が書いてあって、どうやらジョギングコースとして使われているようだ。一生懸命走る何人もの人を追い抜かして快調に走る。名神高速をくぐってしばらく行くとそこで河原の道は終わっていた。
花園河川敷広場というところらしい。これ以上進むのには階段を登らないといけない…
おまけにここに来て空の具合が思わしくない。雲が厚くなってきてひょっとしたら雨が降るかも、な状態になってきた。出るときは焦げそうなくらいの太陽だったのに。涼しいのはありがたいけど…
安威川を離れて、万博記念公園に向かう †
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ちょうど戻るにもいい時間かな？ということで、ここで折り返すことにする。とりあえず階段を上がって上の街を通ることに。自動販売機はないかと探したが、見つからない。悲しい…
しばらく走って名神高速をくぐったところで交差点、これを右折して西に向かう。といっても、ここがどこだか正確に把握してないのでどこにいくやら、まあ、どこかに出るだろう、と気楽である。しばらく南に走ると耳原交番前という交差点。すぐ南にローソンがあったので、入って水を購入。助かった。そこからしばらく南下。やがて国道171号線に出てほっと一息。これで大阪の方に向かって走れば大丈夫だ。
国道沿いにしばらく走ると、いきなり名神高速の入り口が。車はバイパスに沿って走れるが、自転車はちょっと遠回りして名神への取り付け道路の上を越える。この近くに叔母の家があるはずなのだが、汗かいて汚いなりだし、場所がも一つ記憶になかったので、そのまま通り過ぎる。
ここからは国道沿いにいいペース。混雑する車をよけつつ、道の左をキープしてひたすらこぎ続ける。やがて大阪モノレールが見えてきた。最近延伸した彩都線だ。これに沿って万博公園に行こうと企む。
豊川駅前で一旦停止して、買っていた食べ物を食べようと。しかし、えらいことに。チョコレートのお菓子を買ったのだが、暑さで溶けてしまっている。こういうのを買ってはいけなかったのだ。なんとか食べようとするが、手がべたべたになってしまった（涙）
落ち込んだ気分を押さえて万博記念公園に向かう。だが、ここからしばらくはひたすら登りが続く。ひえ〜、全然スピードが上がらない。子供の自転車を追い抜いてなんとか面目を保ち（？）つつ、へろへろになってようやく阪大病院前からみのり橋南の交差点へ。
事故直後のエキスポランド、そしてこちらも… †
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みのり橋南の交差点からは、大阪モノレールの下、ゆるやかに下る道を疾走。お〜、スピードが出る。気持ちいい〜。もちろん歩いている人などもいるし、車も出てくるときがあるので、注意しながら、ではあるけど。
快調に万博公園外周道路の4分の1を走り、公園東口駅の横を通り越してエキスポランドの横へ。駐車場とバス停を越えたところで自転車を止め、水を飲みつつ観覧車をぼんやり見ながら休憩。実は、その観覧車の横にあるジェットコースターのオロチ、その前日に停止できないという事故を起こしていたのですねえ。
そういや、前回エキスポランドの周りを走ったときは、その直後に「風神雷神２」で死亡事故が起きたはず。ちょっといやですねえ…
で、他人事ではなかった。私が休憩を終え、自転車を走らそうとすると、がしゃん、とうまく走らない。私の自転車には普通に街で乗って止めれるように、とスタンドをつけていたのだけど、そのスタンドのバネがとれてしまったのだ。どうやらバネを止めていたピンがダメになったらしい。
走れないことはないのだけど、バネのとれたスタンドが地面にぶつかり、「ガチャンガチャン」と音を立てる。うるさいし、石をはねとばしたりしたら危ない状況だ。
仕方なしにそのままゆっくりと走りながら万博記念公園を離れ、山田から南千里を通って帰り道に。追い打ちに桃山台を過ぎたあたりで雨も降ってきた。大粒の雨でえらいこっちゃ、と思ったが、幸い雨と逆向きに進んでいったようで、ほどなくやんでくれた。
その日はそのまま自転車屋さんでスタンド交換してもらって、帰ったのでした〜
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