ちゃり記/2007.09.23
2007.09.23(日) 秋分の日 †
| コース：猪名川〜国道173号線〜一の鳥居〜国道477号線〜黒川駅〜一庫ダム〜国道173号線〜伊丹空港北側(57.73km) |
妙見山に行ってみたい、と… †
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先週に続いて自転車に乗りに行ってきたのだった。
そういや、最近平地ばかりだったから、たまには上り坂も…、と、今回はこれまで行ったことのない妙見山の方に向かってみることにする。まあ、山頂までは無理だろうけど、麓のケーブルカーの駅までは行ってみたい…、って身体がそんな風に出来てないので相当危ないのだが…
まずは猪名川に出る。距離的には国道176号線をずっと走るのが近いのだけど、車が多いのがいやで…。途中のコンビニで水と、食料にマネケンのワッフルを買って猪名川橋へ。そこから川の土手をドテドテと走る。大阪空港の北を抜け、河川敷に降りの運動公園の横を走る。公園では少年野球とかをやっている。ファウルボールが飛んでこないかそちらの方を見つつさらに北上。快調だが向かい風が若干あって、スピードがもう一つ、な感じ。といいつつも、阪急の手前まで来た。河川敷から土手にあがって河原をみる。ここには市民コスモス園というのがあって秋になるとコスモスが広がってきれいなのだが、今日はまだ早かったようだ。暑いしねえ…
土手を道なりに進んで、阪急をくぐって呉羽橋東詰に。交差点で待ってると目の前をいかにもサイクリストな格好のカップルが通り過ぎて行った。うらやましい。
信号を渡ってなおも土手沿いに進んでいく。しばらく土手の未舗装の道を走った後、阪神高速の下に出て、さらに街中を抜けた後にようやく国道173号線に出た。この国道は手前の池田からしばらくが道が狭いのだが、このあたりまで来ると道幅も広くなって走りやすい。この道は実は昔の能勢街道、でもある。
そのまま能勢電鉄の上を通り、多田のダイエー横を通過して行く。昔はこのあたりまで来たらずいぶん遠くまで来たなあ、と思っていたのだけど、今は通過点。だいぶ走れるようになったもんだ。平野の街あたりから徐々に上り坂。登って能勢電鉄の今度は下をくぐってまたまた上り。この上りの途中で道が2つに分かれる。一の鳥居の分岐だ。左に行くと一庫ダム、右に行くと妙見山…
上りは辛いよ… †
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信号を渡って国道477号線に入る。この道を通るのは初めてなので、先で何があるのか予測がつかない。
走り出してしばらくは下り坂。なんかええやん、と思いつつ、しかし、この後絶対上りがあるはずなので、と、気を引き締めて走る。そしてすぐに上り坂がはじまった。上り坂はいいのだけどこの道、道幅の割に交通量が多い。そういや今日はお彼岸の中日。墓参りに行く人も多いのか、それともゴルフ場に行くのか…
ゴルフ場や霊園の看板がたくさんある。そしてそこの横を通るたびに確かに交通量は少なくなっているように思える。自転車で走ってるのは私くらいのもんだったりして。
うっそうとした森の中の道から抜けて少し広々とした感じになる。ただし坂道は相変わらず。道幅が広くなったのが救い、と思っていたら、住宅街が現れた。光風台だ。そういやこの辺に知ってる人の実家があったな、と。住宅街だけあって家は多いです。
光風台からときわ台へと住宅街は切れ目なく続く。その間にも道は上っている。さすが最近上りを登ってなかっただけあって、体力が持たない。疲れでスピードはどんどん落ちていって、今にも止まりそうになってきた。ぜいぜい。とうとう休憩することに。たまたま近くにあった「ときわ台４丁目公園」という公園に自転車ごと入って、ベンチで一休み。「超重量級へろへろサイクリスト」には厳しいです。
5分ほど休み、水を飲んでちょっと元気を取り戻したので、再び走り始める。しばらく走るとローソンがあったので、ここで少なくなった水を飲みきって新しい水を購入。次の交差点でふとみると、「峠」と書かれたたばこ屋さんが。あ〜、やっと峠だぁ〜。とほっとする。なるほど、ここから下り。上りで暑くなった身体が一気に冷える。でも、目の前に谷間があってその向こうにはまた上りが…。さらに心まで冷えてしまった…。ここを右に曲がると能勢電鉄の妙見口駅で、こちらを通った方が道もなだらかだったかもしれないのだけど、知らない私はまた坂を登っていく。
この道を上ると再び下り坂。下りきったところに谷間が、そして川があってその向こうがまた上り、を繰り返している。あたりはすっかり谷間の農村。向こうではおばあちゃん2人が大きな声で世間話をしている…
妙見ケーブルの駅から知明湖へ †
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しばらく走っているといかにもハイキングに来たという家族連れが横の道から現れた。おそらく能勢電の妙見口駅から歩いて来た人たちなのだろう。妙見山に行くのなら電車で行った方がいいのかもしれない。なんて書いてるとちゃり記にならんが。
まだまだ上り坂だ。かなりへばってきた。へばってきたが、なんとか登ってせめて妙見ケーブルの登り口までは、とよたよた登る。あ〜、蛇行し始めた〜。
と思ったところでケーブルカーへの入り口に到着。妙見ケーブルの黒川駅だ。右に曲がってまっすぐ行くとケーブルカーの駅がある。入ってきた車がおばちゃんの誘導で駐車場に入っているのが見える。そして、ケーブルカー、厳しい山肌をまっすぐ上に登っている。ひょえ〜、これは登れん、と思ってしまった。もっともケーブルカーだからまっすぐ登るので、登山道はその回りをぐるぐる回って登るはずだが。とにかく見るからに辛そうだったので、そこで気持ちが萎えて、妙見山はやめ。
再び国道477号線に出てしばらく走ると、一庫ダムに向かう道が現れた。果たして上りなのか下りなのか、上りならまだまだ地獄が続くことになる。でも、一庫ダムまで行ってしまえば、これまでも何度も来たコース、迷うこともないし〜、とそちらの道を選ぶことにした。少なくとも最初は下ってるし（笑）
で、なんとここから先は天国でした〜。ひたすら下り。後で地図ソフトで距離を測ったら2.5km、その間はひたすらの下りだったのだった。道も一部を除いてセンターラインがあるし、途中にある橋のところ以外はそれほどガタガタくるところもない。見通しもいいから安心して走れる。うっほほ〜い、とひたすら川沿いにダウンヒルだわ〜♪
しばらく走ったらキャンプ場が見えてきた。知明湖キャンプ場だ。連休の真ん中ということもあってキャンプしている人も多い。その横をさらに走り抜ける。やがてT字路にぶつかる。知明湖の東側を走る道路だ。
知明湖周回 †
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ここまで来たら知った道。安心して走れる（笑）
知明湖は全体がY字型のイメージでYの下の縦棒のところに一庫ダムがある。ダムの反対側には一庫公園があり、湖岸沿いには周回道路が通っている。左の斜め棒の横を国道173号線が、右の斜め棒の東には県道604号線が走っている。
その県道604号線を一旦北に向かい、橋を渡って内側の道に出る。ここからは南にずっと湖沿いに下っていく。細い道だが、交通量も少ないので比較的安心で走ることが出来る。トンネルもないし（県道604号線だとトンネルがあるのだ）。ただ、虫にさされて足がかゆい。そういや山には山蛭というのもいるらしい…、と思ったらちょっと早くこの区間を抜けたくなってスピードがあがる（汗）。湖の色は緑色、そして上流の方で工事をして土砂が流れ込んでいるのか、途中からは白っぽくなっている。川の途中で土砂をせき止めていて、そこで色が全然違っているのだ。なんとなく抹茶アイスを思わせる色だ〜。あ〜、食べたいっ！
丘の上にある一庫公園には上り坂を登るのだが、自動車専用とおぼしきゲートしかない。自転車で行けるのだろうか。未だに行ったことはない。
やがて知明りんどう橋を過ぎるとずっと歩道のある道となる。もちろん車道も走れないことはないのだけど、ここはなんと言っても湖に近い方の歩道を走るに限る。もちろん安全運転で。歩道は散歩している人やランニングをしているカップルも。ここでは毎年11月23日にマラソン大会（大人は5km〜ハーフ）も開かれてるそうだ。
途中の駐車場のところにベンチがあるのでそこで休憩。ついでに買ってきたワッフルも食べる。甘い。普段は甘い物はあまり食べない人間なのだが、自転車で走っていると甘い物が欲しくなるんですよねえ。もちろんそれだけのカロリーは使っているはず…（汗）
一庫ダム †
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再び走り始めて、知明さくら橋にさしかかる。ここで渡っても良かったのだが、もうちょっと向こうまで行ってみようかな〜♪ともうちょっと北上。しかし、しばらく走って引き返す。そのまま走っていって龍化というところに行っても良かったのだけど…
再び知明さくら橋に引き返して橋を渡り、若干アップダウンとカーブのある道を通って出合地区から一庫ダムに。猪名川はここから流れる水が元になっているのだ。
ダムの管理所の横にある駐車場（＋トイレ）のあるところで休憩。ここは自動販売機があるので、水とコーラを買って、コーラはすぐ飲んでしまう。おいしい〜。谷間の間にバイパス、下を旧国道が走り、向こうには街や学校も見えている。私は旧国道を降りるのだが、そうか、あそこを通るのか…、となんとなく思ってしまう。
管理所からすぐ井補野トンネルに。歩道がついているので車にぶつけられるおそれは少ないが、下りなのでスピードが出るし、トンネルに入ってきた車の音がかなりうるさい。トラックも通るのだ、この道は。トンネルを抜けてしばらく草ぼうぼうの歩道を走って井補野の交差点に。ここで国道173号線がバイパスと旧国道に分かれるのだけど、私は当然旧国道を選択。信号が変わって一気に下っていく。
ここの下りは11%、だったかな？登ると大変だけど下りは快適。というか、スピード出過ぎ（笑）
途中で国道から離れてダムの下に向かう道に行く。なぜかダムの手前にカニ料理の店が…
ダムの下について、しばしダムを眺める。上から見てもでかいダムだが、やはり下から見るとさらにすごい。巨大な壁面に放水口がついている。ただ、その日は放水してなかったのでちょっと寂しい感じ。
下の方にはなにやらキャンプをしている人もいる。放水になったら大丈夫なんだろうか？
そして帰り道 †
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ふたたび国道に。ふたたび下りである。しかし、次第に下りも緩やかになっていく。橋を渡って能勢電鉄（日生中央に行く方）ぞいの道に。道が狭っちいので歩道を走る。ふと前にランニングをしているカップル。え？さっき知明湖の周回道路であった人？に思えたのだが、歩いてそんなに早くここまで降りれるとは思えない。似た格好をした違う人なのか、それとも車かなにかで降りてきたのか…
やがてぐるっと登って、バイパスと合流。広い道になる。このあたり、去年に通ったときには工事をやっていて通りにくかったのだけど、その工事も終わったらしく、大変通りやすい道になっていた。快調快調。ここからはたまに上りもあるが、基本的には池田まで下り基調のコースである。車や人にだけぶつからないように注意して車道をガンガン走っていく。あっという間に一の鳥居から行きと同じコースをたどって池田に。さっきも書いた市民コスモス園を下で少し眺めた後、さらに猪名川の河川敷を通って伊丹空港まで。やはり帰りは下りなので早い。
伊丹空港のところからは猪名川沿いの道ではなく、最近きれいになった空港沿いの道を通る。きれいになってたのは最初だけだった（笑）
そこから伊丹市立こども文化科学館の前を通り、空港下のトンネルへ。このトンネルも歩道があるので自転車や歩行者でも通行可能なのだが、歩道に何メートルかの間隔で消火栓があって、これが大変歩道側のじゃまとなっている。しかも空気がとても悪い。走っているうちに目がちかちかしてくる。
そのまま阪急の下からなぜか用事もないのに岡町駅前に出て、岡町商店街に入ってしまった。もちろんここでは超ゆっくり、人にぶつからないように。それにしても、昔風のお菓子屋さんとかあって、昭和の昔に戻ったよう。そんな商店街を通り抜けて、帰りにはちゃあんと発泡酒を買って（笑）うちまで帰ったのでした♪
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