よしなしごと/2004-05-29
＜自転車＞きょうのジロ〜♪
いよいよ残すところ２ステージになったジロ・デ・イタリア。今日は最後の山岳ステージということで、今日でおそらく総合優勝の行方が決まる、と思う。
今日は３つの厳しい登りを越えるステージ。早くもレースが動いている。序盤から10人の選手が逃げたのだが、Passo Mortiroloへの登りの途中でなんとシモーニ（サエコ）が逆転を狙ってアタック、その後ろからやはり総合優勝に最後の望みをかけるガルゼッリ（ヴィニカルディローラ）らも続いて、その後３人の選手、シモーニ、ガルゼッリ、そしてヴァリャベッチ（フォナック）の３人が先頭で逃げている。
クネーゴ（サエコ）のいるメイン集団はその後ろ約1分45秒差で、微妙な差になっている。主な総合上位の選手たちもこの集団に居るようだ。
現在位置は残り36kmあたり。２つ目の山岳ポイント、Passo del Vivioneへの登りの途中だ。
23:50現在
先頭３人は快調に登っている。その後ろからセッラ（チェラミケパナリア）がアタック。先頭集団まで1分35秒。さらにマリアローザのクネーゴの集団が1分45秒差で続く。集団の先頭はゴンチャールが引いているようだ。
それにしても、この差はシモーニやガルゼッリに取ってはまだまだ不十分。この後どのお湯な展開になっていくのか？
23:55現在
先頭は３人で変わらず。セッラがいいペースで追って、58秒差まで差を縮めた。そのうしろのメイン集団までは1分24秒。相変わらずゴンチャールが引き、その後ろにクネーゴがいる。
23:58現在
先頭の３人はだいぶ空が開けてきた感じだ。山頂も近いらしい。観客がだいぶ増えてきた。
その後ろのセッラ、身体を揺さぶりながら先頭の３人を追いかける。
0:01現在
Passo del Vivioneの山岳ポイントが近づいてきた。先頭の３人はここでガルゼッリが前に出てスピードを上げている感じ。その後ろからセッラが追い上げて52秒差。マリアローザ集団との差はあまり変わらない。
山頂近くでガルゼッリがスピードを上げてシモーニがそれに続く。ヴァリャベッチはこの２人についていけなくなってしまったようだ。
0:03現在
２人のアタックによりマリアローザ集団との差は1分43秒に。その２人、ガルゼッリ、シモーニの順でPasso del Vivioneの山岳ポイントを通過した。
0:06現在
ヴァリャベッチの画像がないが、セッラが1分24秒差で山岳ポイントを通過。その後ろでは総合５位のチオーニ（ファッサボルトロ）が機材トラブルで遅れてしまった。パンクだ！あわてて機材を交換して再スタート。
その後、マリアローザ集団は1分52秒差で山岳ポイントを通過した。
0:08現在
シモーニとガルゼッリ、そしてマリアローザ集団も下りに入った。下りの危険なカーブでガラテが落車、幸い怪我はなかったようで、再スタートを切った。
残りはあと31kmほど。
0:11現在
下りに入ってマリアローザ集団の先頭にはポポヴィッチ（ランドバウクレジット）が出てスピードを上げる。今回のジロでおそらくはじめて積極的な動きをしたのでは?
しかし、クネーゴらも後ろに続き、逃げを許さない。危険なカーブが続き、見ているだけでくらくらしてくる…。
今度はトンコフ（ヴィニカルディローラ）がコースアウト。山に乗り上げてしまった…
0:14現在
この下りだけで21kmも下る。標高は1000m以上降りてしまうのだ。上位を狙う選手たちはリスクを顧みず下りでも激しくペダルを踏んで降りている。クネーゴと同じ集団は他にポポヴィッチとマッツォレーニ（サエコ）だけになっている。トンコフがパンクか？
残りは25km。
0:14現在
ヴァリャベッチはガルゼッリとシモーニに追いついたようだ。と思ったら、公式スポンサーのＣＭタイムに入ってしまった。相変わらずのEsta THEとSAMSUNGのテレビのＣＭだ…（汗）
0:19現在
ＣＭタイムが終わり（笑）画像が戻ってきた。先頭の３人は麓の街に着いたようだ。その後ろから追うマリアローザ集団との差は1分5秒。さっきの下りでかなり追いついたらしい。
0:22現在
残り20kmを切ってガルゼッリ、シモーニがスピードを上げ、ヴァリャベッチが必死に追いすがる。うしろのマリアローザ集団は55秒差。クネーゴ、ポポヴィッチ、マッツォレーニの他に、トンコフやゴンチャールらも戻ってきてきた。
0:25現在
あれ、さっきの表記は間違い？マリアローザ集団は1分17秒差でシモーニらを追っている。
マリアローザの集団は今はファッサボルトロが引いている。
0:28現在
先頭の３人と後ろのマリアローザ集団との差は1分26秒に広がる。相変わらずマリアローザ集団はファッサボルトロが引いている。おそらくブルセギンか。
マクギー（エフデジュ）は1分57秒差に遅れている。さすがにこの山岳ステージは厳しいか。
0:30現在
下の街の教会では尖塔にパンターニ追悼の垂れ幕がかかっている。先頭の３人はここのところ終始ガルゼッリが前を引き、シモーニがそれを追っている。と思ったら、今度はシモーニが前に。ヴァリャベックはついて行くので勢一杯か？
0:35現在
再び下りに入る。Passo del Vivioneの登りでアタックをかけたセッラは今はマリアローザ集団の最後尾についている。先頭の3人は残り10km地点を通過、後ろのマリアローザ集団は1分26秒遅れて通過した。先ほどと変わらない。
先頭３人の中でもっともタイムのいいシモーニは総合リーダーのクネーゴから3分7秒差。これ以上の差をつけなければ、総合優勝を奪い取ることは出来ない…
0:39現在
先頭３人、そしてマリアローザ集団はいよいよ最後の山岳（ジロ全体でも最後の山岳）のPasso della Presolanaに入った。マリアローザ集団からペリゾッティ（アレッシオビアンキ）がアタック仕様とするが、逆にチオーニとクネーゴがアタックしたようだ。
0:41現在
チオーニとクネーゴのアタックで遅れた選手たちが必死でクネーゴを追いかける。チオーニが快調に引く形で登っている。先頭３人は残り7km地点を通過。ガルゼッリが必死に集団の先頭を引いている。
0:44現在
チオーニとクネーゴはなおも快調に追走。先頭は３人の状態が続いている。先頭がガルゼッリ、そしてシモーニ、ヴァリャベッチの順だ。
0:46現在
先頭の３人は残り6kmを切った。チオーニとクネーゴは快調に登り、その後ろからゴンチャールも追いかける。先頭の３人は山頂まで残り3kmを切った。３人とクネーゴらの差は52秒？これはシモーニ、苦しい。
0:48現在
Passo della Presolanaの頂上が近づいてきた。シモーニがアタック。ガルゼッリが必死に追いかけ、ヴァリャベックが続く。残り距離が5km。ガルゼッリがシモーニを追い越す。
後ろではチオーニとクネーゴ、なおも好調。まるでチオーニがクネーゴのアシストのようだ。彼らは残り5km地点を51秒差で通過
0:50現在
シモーニとガルゼッリ、クネーゴとの差を広げられない。むしろ追いつかれている。
先頭の３人は山頂が近づいてきた。凄い人数が人垣を作っていて、その中を選手たちが走っている。
ガルゼッリ、シモーニがアタック。ヴァリャベックが遅れた。
0:56現在
残り4kmを切って、ガルゼッリが激しいアタック。シモーニもそれに続く。うしろからはチオーニとクネーゴもそれに続く。
ガルゼッリとシモーニが山頂に到達。あとは下って、最後、登るだけだ。
シモーニ、ガルゼッリが山頂を通過。チオーニとクネーゴは52秒差で山頂を通過した。シモーニ、苦しい。最後の下りを必死で下る。ゴンチャール、トンコフらがさらに遅れて山頂通過。残り1km。
1:00現在
ガルゼッリ、シモーニを前に行かせる。２人とも少しでも早くゴールに入ろうと必死でペダルをこいでいる。いよいよゴール前、ガルゼッリがアタック、シモーニを大きく離してステージ優勝だ。３位には遅れたヴァリャベック。そして、チオーニとクネーゴがゴール。ゴール後２人で握手したところを見るとなにか取引でもあったのだろうか。
どちらにせよ、残すはミラノのスプリントゴールのみ。これでクネーゴの総合優勝はほぼ決定した。
＜自転車＞きょうのツア〜・オブ・ジャパン〜♪
公式ページ
今日は第５ステージ、宇都宮で行われたレース。途中から６人の先頭グループが逃げ、その後を集団が追うという展開になり、最後はロザーノ（エチェオンド）がステージ優勝。総合１位には福島晋一選手（ブリジストンアンカー）が入った。昨日まで総合１位だった別府匠（愛三工業）は先頭から4分22秒の集団でゴールし、総合で13位まで落ちてしまった。
ちなみにこのレースでの日本人の上位の選手は、１位 福島（晋）、５位 狩野、６位 鈴木、７位 田代、です。
福島選手は明日の東京ステージで総合１位を守って優勝できるか？
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