よしなしごと/2005-07-19
＜私＞焦げたまま出勤（笑） †
梅雨明けしたくせに、朝はちょっと天気が悪くて少し小雨もぱらついた中でいつもの時間に出勤。まあ、ほんとに小雨でぱらつく中を歩いていたのでした〜。むしろ涼しくていいくらい。
しかし、3連休の2日連続で炎天下を自転車に乗ったおかげで、会社でいろんな人から「焼けてる」だの「焦げてる」だの言われてました。久しぶりに自転車に乗ったからよけい焦げてるのが目立つのでしょう…
そんな感じの中で仕事はいつも通り、というか、ここんとこ余裕気味（後が怖いが…）。というわけで時間で仕事を終えて、ツール・ド・フランスを見るべく一生懸命帰ったのでした〜（爆）
＜自転車＞ツール・ド・フランス、最後の山岳、炎の男（笑）が勝利をもぎ取った… †
ツール・ド・フランス公式ページ（仏英独西お好きな言語で）
一生懸命帰ったら、放送は始まっていたのだけど、まだ中継は始まっていないというギリギリのタイミングで帰り着いたのでした。
放送が始まるとちょうど最初の山岳、3級のCol d'Ichereの登りで11人が逃げている。その中で一番総合のタイムがいいのがエヴァンス（ダヴィダモンロット）。後続のメイン集団とはこの時点で5分以上の差になっていたのだけど、その後続集団からセラーノ（リバティセグロス）がアタック、11人を追う。
Col d'Ichereを越えて、次は1級のCol de Marie-Blanqueへの登り。ここでメイン集団で勝負が動き始めた。まずヴィノクロフ（T-モバイル）がアタック。それに続いて何人かの選手が飛び出すが、その中の一人カシェチキン（クレディアグリコル）が突如止まって顔を触り、いきなり逆走しだした。応援の人にぶつかって鼻血を出したらしい。ひょっとしてぶつけた人に文句を言いに言ったのか？（＾＾;;
さらにこの集団からヴィノクロフとペレイロ（フォナック）がアタック、ペレイロは昨日惜しくも競り負けて2位だっただけに雪辱を果たしたいところだろう。テレビの解説が「炎のペレイロ」とか言ってる（＾＾;;
ヴィノクロフは遅れてペレイロのみが追走。さらにメイン集団からマッツォレーニ（ランプレ・カッフィータ）がアタックし、メイン集団もバッソらが仕掛けてバラバラに。エースばかりの集団になってしまった。まるで山頂ゴールに登っている集団みたい。このままCol de Marie-Blanqueを越えて下り、いよいよ今年のツール最後の超級Col d’Aubisqueに。
ペレイロの勢いが落ちない。どんどん前に進んでいく。まさに炎のペレイロ。マッツォレーニもすばらしい勢いで登る。そして集団はヴィノクロフのアタックでまたまたバラバラに。他に何人かの選手が飛び出すが、いずれも吸収され、メイン集団は再びエースばかりの集団になってしまう。ウルリッヒ（T-モバイル）がラスムッセン（ラボバンク）との差を詰めようとするがラスムッセンも逃がさない。
一方、先頭集団からはエヴァンスがアタック。こちらもいいペースで登ってCol d’Aubisqueをトップ通過、その直後ペレイロが、そしてマッツォレーニが、先頭にいた残りの人間を置き去りにして通過、遅れて先ほどまで先頭にいた追走集団、さらにはメイン集団も通過する。
Col d’Aubisqueの下りでペレイロとマッツォレーニがエヴァンスに追いつき、3人で逃げるかと思いきや、ペレイロがパンク！遅れてしまう。これでペレイロ、終わったかと思ったら、サンディオ（イリェスバレアレス）をつれて再び追い上げて、先頭集団は4人に。その後ろ2分差で後続集団、さらに5分差でメイン集団となった。
ペレイロ、勝つ気満々。途中のスプリントポイント、そして最後の4級山岳ポイントも全く譲らず、とにかく勝つ姿勢。後続集団はその4級山岳でジルベール（フランセーズデジュ）がアタック、しかし、このアタックが決まらず、帰って先頭集団との差が開いてしまった。
ここで、総合上位へのジャンプアップを目指すエヴァンス、先頭集団を引き出す。もうステージ優勝を捨てた走り。その走りに乗って残り3人も走る。一方、メイン集団はエヴァンスの総合上位進出を阻むべく、その関係のチームが必死にひく。結果、アームストロング（ディスカバリーチャンネル）は楽にゴールに向かうことになってしまった。
エヴァンスのひきはゴール前300mまで続いた。ここで昨日スプリントで負けたペレイロがアタック。マッツォレーニ、サンディオが追うが追いつかない。ペレイロ、右手の指輪にキスして、その腕を力強くあげ、雄叫びを上げながらゴール。一昨日のステージでヒンカピーに負けた雪辱を果たした形になった。サンディオが2位、そしてマッツォレーニが3位でゴール。
って、うしろからサンディオがかなり迫ってたのでちょっと心配だったですけどね〜（＾＾;;
でも、ペレイロ、今年のツール、活躍しながら何度も苦しんだのだけど、ついにステージ優勝を取ってしまいました。ツールでは初優勝なんですね〜（＾＾）
アームストロングらのいるメイン集団は3分24秒遅れでゴール。総合上位はエヴァンスが今日のがんばりで7位に上がってきたものの、他は変わりなく終わった。明日からは平坦のステージが続くし、これでポイント賞以外のジャージはほぼ決まった、かな？
＜自転車＞第16ステージのランタン・ルージュ †
今日も2人の不出走が出た。ボルトラーミ（ランプレ・カッフィータ）とバクステッド（リクイガスビアンキ）。どちらもベテランの選手なので疲れが出たか？しかし、残念！
というわけで今日は156人の出走となった。そして最後の山岳ステージが終わって、今日のランタン・ルージュ、やはりイケル・フローレス。序盤で大きく遅れて、なかなか上に上がれない…。
ただ、今日は１つ上の155位だったヴァンセヴェナントより1分以上早い集団でゴールしたので、タイムは詰まった。なんとか、最下位を脱出してほしいものです。
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