よしなしごと/2006-04-26
＜私＞今日はお休み †
といっても急病でではなく、耳鼻科に通院するため。普段なら土曜日に行けるのだけど、先週は金曜日に新人歓迎会で土曜日行けず、今週は土曜日がみどりの日と重なるため、病院お休み、ということで、仕事にも若干余裕があったのでお休みさせていただきました。どうせ１日の有給休暇になってしまうし…
ここはインターネットで携帯で待ちの状況がわかるので、比較的空いている時間を選んで行った、つもりだったのだけど、思ったより待ちが長かった。平日の午前中だと子供や老人が多いこともあって、全体的にスローペースで進んでいるような。
ようやく順番が回ってきて、診察してもらって病院を出たときには、１時間以上経っていました（汗）
＜本＞阿部司「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物」 †
阿部司「食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
以前に食品添加物の「マジック」のことについて書かれた記事を紹介したことがあるのですが、その話の主人公である阿部司さんが書かれた本です。
この本の冒頭に書かれている、数十種類の粉を混ぜて水を入れると、とんこつラーメンのスープのできあがり（しかもインスタントラーメンのスープはこうやって出来るらしい）ってのは、そうだろうな、と思う反面、やはりびっくりです。
今では加工食品のほとんど全部に食品添加物が入っているそうで、食品に含まれている添加物についてはパッケージの裏にその使われている原料や添加物が書かれているのですが、実際に全ては書いてないそうで、たとえば、香料とか乳化剤、pH調整剤と言ったものは一括でまとめて書かれてしまう（一括表示と言うらしい）ので、書いてあるのが数種類であっても、実際には１つの食品で何十種類もとってたりする。
そんなことに全く気が付かないまま安いからとか便利だからと言うことで安易に加工食品を買って食べているという現状に警鐘をならす本ですね。
もちろん添加物でも悪くない物もあるし（極端を言えば、豆腐のにがりも食品添加物だが、入れないと豆腐そのものができない…）、きちんと添加物を見極め、利便性と安全性をきちんと考慮して食事を摂ることが大切なのですね、ということを感じさせられる本です。
＜自転車＞ツール・ド・ロマンディが始まっている… †
ツール・ド・ロマンディ公式ページ（フランス語）
昨日からスイスでプロツアーのステージレース、ツール・ド・ロマンディが始まっているようだ。ジェノバでのプロローグを皮切りに最終日のローザンヌでの個人ＴＴまで５ステージ（全長656.3km）が行われる。
ツール・ド・フランスで活躍が期待されるウルリッヒ（T-モバイル）が今年始めて出場するレースとしても注目を集めているようだが、日本人では別府史之選手（ディスカバリーチャンネル）が出場している。エース、サヴォルデッリのアシストとして走るのだろうけど、活躍に期待したいものです。
昨日のプロローグではそのサヴォルデッリがトップのタイムでステージ優勝、快調バルベルデ（ケースデパーニュ）がわずか0.64秒差で２位、３位には「プロローグ男」のマクギー（フランセーズデジュ）が入ったようだ。別府選手は88位。でもウルリッヒ（90位）より成績が上やん（笑）
今日は第１ステージ、パイェルヌを中心に南、西、北と合計３回回ってパイェルヌに戻ってくる169km。
日本時間の23:20現在、ベテランのコニシェフ（チームL.P.R.）が単独で逃げている。しかし一時は11分以上あった差が今は7分程度に。追いつかれてゴールは集団スプリントになるのかなあ…。
＜News＞耐震偽装事件、一斉逮捕されたが… †
「耐震偽装」一斉逮捕へ 姉歯元建築士ら１０人前後
事件そのものはこれで一応の落着になるのでしょうか。
しかし、この事件の起きた背景を考えると、こういうことは他のところでも起きてそうな気がする。単に建築だけでなく、いろんなところで。ひたすら価格と効率を追求していった彼方に起きた事件の一つに過ぎないのかも。
そう考えてみると、耐震偽装事件だけでなくＪＲの脱線事故も航空機のトラブルも、食品添加物の大量利用なんてのも…。ひたすら価格と効率を追求していった彼方にはそういう深淵が待ちかまえているのかもしれない。
こういう事件が起きて関係者を何人逮捕しようとも、世の中がひたすら価格と効率を追求しようとする以上、また別の逃げ道を考えるだけであって、対処療法にしかならないと思う。世の中の流れが変わらない限り、こんな事故や事件は起き続けるような気がします。
＜自転車＞ツール・ド・ロマンディ 第１ステージ、マキュワンがスプリントを制す †
ツール・ド・ロマンディ公式ページ（フランス語）
パイェルヌ〜パイェルヌの169kmの第１ステージ、序盤から逃げていたコニシェフ（チームL.P.R.）、一人で124kmを逃げまくったのだけど、残り20kmでダヴィダモン・ロットが引く集団に吸収されてしまう。それにしても超ベテラン（40歳！）のコニシェフ、まだまだ強い！
その後、雨に濡れる路面で何回もアタックがかかったが全てつぶされて、最後は集団スプリント。そのスプリントを制したのはマキュワン（ダヴィダモン・ロット）。2位にはロレンツェット（チームミルラム）、3位にはベンナーティ（ランプレ）が入ったようです。
それにしても、相変わらずマキュワン強いわ。ジロやツール・ド・フランスではペタッキやボーネンあたりとすごいスプリント勝負が見られそうです。今年はジロも生中継らしいので、楽しみ〜♪
総合はサヴォルデッリがリーダーで変わらず、今日のステージ優勝のマキュワンが総合2位に、そしてベンナーティが総合3位になっているようです。
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