よしなしごと/2006-05-28
＜私＞今日もおとなしくうちにいた †
今日も一日うちでMIDIでごにょごにょやってて、終わり。
思ったより天気は崩れなくて自転車に乗ることも出来たのだけど、途中で降られたらたまらないので、おとなしくうちにいたのでした。
＜自転車＞ジロ、第２１ステージ、フェルスター、ミラノで初勝利。総合はバッソ！ †
ジロ・デ・イタリア公式サイト（英語）
いよいよ最後のステージとなったジロ。今日は自転車の聖地ギザッロ教会のあるギザッロを出発してミラノの周回ゴールのステージ。198人でスタートしたジロも今日のスタートは151人でスタート。
途中110ガゼッタポイントをポイント賞を狙うベッティーニ（クイックステップ）が取った後、ミッサーリア（セッレイタリア）がアタック。それまでゆっくり走っていた集団、3分以上の差を付けられて急に追い出す。なんとびっくり、ディルーカやバッソも含めてほとんどのチームの選手が混じってローテーション。こういうのもめずらしい。どうやらこの後のイベントのために全員逃げを許したくなかったようだ。テレビが今年のジロの振り返りダイジェスト映像を流している間にミッサーリアは吸収。チームCSCがコントロールする集団はミラノの街に入る。レースは残すところ街中の周回コース11周のみ。
ミラノにはいってもスピードが上がらない。どうしてだろう、と見ているうちに残り10周のゴール付近でブラマーティ（クイックステップ）が一人、前に出てきた。観客に手を振っている。後ろの集団の選手たちもみんな拍手。彼がこのジロで引退すると言うことで、この周回でのラストランの披露というわけ。これでミッサーリアを逃がさなかったのね〜。
ブラマーティが集団に戻るとチームCSCが再び集団をコントロール。選手の自転車はバッソの総合優勝を祝ってみんなピンクのバーテープ。この集団の引きが早くて逃げを決める選手が出てこない。
残り１周を切ってようやく動きが。途中、スプリンターのロレンツェットが落車してしまったミルラムからコルティノヴィスがアタック。このアタックは吸収されるがミルラム、小トレインを形成。それに対してゲロルシュタイナーもトレインを作って前に被さってくる。
残り数百メートルでオンガラート（ミルラム）がアタック、いい感じで飛び出すがこれも集団に吸収され、集団スプリントに。
リゴット（ミルラム）の左からフェルスター（ゲロルシュタイナー）が飛び出す。左からベッティーニ、右からポラック（T-モバイル）。ベッティーニ、フェルスターの左から飛び出そうとしたが、フェンスとの隙間が狭く足を止めてしまった。横を追い抜くリチェツェ（チェラミカパナリア）の背中をぽんとたたき、しゃあないなあ、という表情。
フェルスターはそのまま逃げ切って自身初のジロのステージ優勝をミラノゴールで飾った。２位にリチェツェ、３位は今日も勝てなかったポラック。
総合優勝はバッソ。２位のグティエレス（フォナック）に9分18秒差をつけてぶっちぎりの優勝。とにかく強かった。後半の厳しい山岳になると彼の他に残っているのはシモーニ（サウニエルデュバル）かピエポリ（サウニエルデュバル）だけだったし。
ジロの始まる前にバッソが「ダブルツールを狙う」といっているのを聞いたとき「無理でしょ」と思ったけど、このジロの走りを見るとひょっとしたらパンターニ以来のダブルツールも夢でないのでは？と思えてくる。ただ、3年前に同様にジロをぶっちぎりで優勝してツールに臨んだシモーニは途中で脱落したのだけど…
どちらにしてもこうなってくるとツール・ド・フランスがますます楽しみになってきました。
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