よしなしごと/2006-07-02
＜私＞何もない一日 †
ということで、今日もなんとなく休養日。朝から雨だったし。その雨が夕方には上がったのだけど、すでにテンション下がっててどこにも行く気になれず。そのまま家族用のパソコンのメンテとかやりつつ、うちでくすぶってたのでした。
＜自転車＞そしてツール・ド・フランス第１ステージ、え？カスペール？ †
Tour de France 2006 公式ページ（英語）
でも、夜はテンションあげて、ツール・ド・フランス（笑）
第１ステージはストラスブールを出て反時計回りにぐるっと回って一旦ドイツに入り、再びフランスのストラスブールに戻ってくる184.5km。ドイツとの国境付近のきれいな景色を見ながらツールも楽しむ…。なかなか贅沢です（＾＾）
レースは序盤に７人が逃げ、それを追う集団という序盤にありがちな展開に。しかし集団もそう簡単に逃がさず、最大で５分程度の差があいたものの、終盤に向かってじりじりと追い詰めていく。
先頭と集団の差が20秒ほどになった残り16kmでベテランで私と同じ誕生日（年は全然違う）のベネトー（ブイグテレコム）がアタック。逃げるのをあきらめてしまった残り6人（エチェバリア（エウスカルテル）などは集団に戻ったときにチームメイトに渡すためのボトルをたくさん背負っていた（笑））を置いて一生懸命逃げ、今日最後のスプリントポイントを通過、後ろから来た集団からは総合リーダーのハスホフト（クレディアグリコル）から0.73秒遅れて2位のヒンカピー（ディスカバリーチャンネル）がアタックしてポイントを取りに行く。ハスホフトのチームメイトのイノーがかろうじてヒンカピーの前に出るがヒンカピーは最小とはいえ2秒のボーナスポイントを獲得、これで暫定リーダーに。
逃げていたベネトーも残り7kmで捕まり、レースは集団スプリントに。しかしカーブが多いせいもあってか、なかなかどこのチームもトレインが出来ない。そのまま残り1kmを切り、最後のカーブを曲がってゴール前へ。
ゴール前で右側にいたボーネン（クイックステップ）が加速、その後ろでマイヨジョーヌを取り戻したいハスホフトが追走するが、ボーネン、早すぎたのか一旦減速してしまう。ハスホフトらも減速、みんなボーネンにあわせて一瞬ためらった感じに。その隙に左からカスペール（コフィディス）が一気に前に出てきた。マキュワン（ダヴィダモン・ロット）、ツァベル（ミルラム）、ベンナーティ（ランプレ）が追いすがるが追いつけない。カスペールがそのままゴールラインを一気に通過、右手を口にあてて「うふ」、その手を上に上げて「やっちゃったぁ〜（＾＾）」てな感じでステージ優勝。
と、次にテレビの映像が捉えたのは右腕から多量に出血して地面に転がっているマイヨジョーヌ姿のハスホフト。え、落車？と思ったのだけど、どうやらボーネンの後ろから再加速したときに観客の持っていたなにかにぶつかって右腕を切ってしまったらしい。救急車で病院に搬送されたが明日は走れるらしい。よかった。
それにしても、今日最後のスプリントポイントでヒンカピーに取られてなかったら再加速せず、怪我もすることもなかったのかも。それでも5位に入ったのは凄いのだけど、マイヨジョーヌはヒンカピーに渡り、ハスホフトは総合2位に後退。総合3位は相変わらずザブリスキ。
しかし、昨日のハスホフトに続いて、（本人には申し訳ないけど）思わぬ人がステージ優勝してしまう今年のツール。果たしてこの後どうなっていくのか…
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