よしなしごと/2006-07-04
＜自転車＞そしてツール・ド・フランス第３ステージ、 ついにケスラー！（＾＾） †
Tour de France 2006 公式ページ（英語）
今日は仕事を終わってまっすぐツール（＾＾;;
本日のコースはルクセンブルグのエシュ・シュル・アルゼットを出てベルギーを経て、オランダのファンケンブルグまでの216.5km。途中春のクラシックのリエージュ〜バストーニュ〜リエージュやアムステルゴールドレースで使われるコースを通り、ゴールはそのアムステルゴールドレースのゴール地点であるカウベルグを通ってファンケンブルグへのゴールというステージ。終盤に３級と４級の山岳があわせて６つ、立て続けにある。
今日も平坦コースらしく５人の飛び出し。フォイクト（チームCSC）、ピノー（ブイグテレコム）、エチェバリア（エウスカルテル）、アリエッタ（AG2R）、そしてローラン（アグリチュベル）のいかにも逃げそうな５人（笑）
終盤の山岳でピノーとエチェバリアが山岳争い。この争いはピノーがことごとく勝って総合山岳賞をゲット。一方集団の中ではローランがときおり不穏な動きを見せたりしている。
メイン集団ではパンク、そして落車が続出。デッケル（ラボバンク）とロドリゲス（ダヴィダモン・ロット）が落車、２人ともそのままリタイアしてしまったようだ。
先頭の５人、５つめの山岳への道でアリエッタがアタック、山岳争いでエネルギーを使ったピノーとエチェバリアはあえなく脱落、追走しようとしたフォイクトとローランも追い切れずアリエッタの一人逃げに。
このころメイン集団では集団前方で大きな落車。バルベルデ（ケースデパーニュ）も巻き込まれた。一旦立ち上がるが沿道に倒れ込んでしまう。右鎖骨の骨折ということで、優勝候補の最右翼だったバルベルデもそのままリタイア、救急車で運ばれて行ってしまった。この後も集団ではオグレディ（チームCSC）、カザル（フランセーズデジュ）らが落車、したようだ。
そのままアリエッタ、逃げる。後方集団は徐々に差を詰めてきた。そのまま最後の山岳ポイントのカウベルグに。ここでアリエッタ、集団から追走するクレディアグリコルの選手に捕まり、２人とも集団に飲み込まれてしまった。
そして集団の先頭には、ついに出た。「カウベルグの悲劇」ボーヘルト（ラボバンク）。かつてここをゴールとするアムステルゴールドレースに２位が４回、だっけ？ここでなかなか勝てない、でもここで強いボーヘルトが先頭に。優勝を狙うボーネン（クイックステップ）らもその後ろに付ける。
と、右から昨日も最後の登りでアタックしたケスラー（T-モバイル）がアタック。後ろから来たジルベール（フランセーズデジュ）とともに前に。ボーヘルト、追いかけるが若干失速。これにつられてボーヘルトをマークした選手も遅れて、ケスラーとジルベールとの間に差が出来てしまった。
ケスラーは先頭でカウベルグを登り切りジルベールも振り切って一人で逃げる。後ろから大集団が追い上げる。昨日と同じような展開。しかし、昨日と違って距離が短い。後ろから集団に追い上げられるも、ケスラーそのまま両手をあげ雄叫びを上げてゴールに。昨日わずかに及ばず取れなかったステージ優勝を今日ついに取ってしまった。後ろの大集団ではスプリント、これをロジャース（T-モバイル）がとってT-モバイルはワンツー。３位にはベンナーティ（ランプレ）
ゴールに入った集団に間があいてしまったため、総合順位に変動が起きた。今日スプリントで４位に入ったボーネン、ハスホフトが遅れたため入れ替わってマイヨジョーヌをゲット。彼は今日のマイヨベールもマキュワンから奪ってしまった。総合２位は今日のスプリントで２位に入ったロジャース、３位にはヒンカピー（ディスカバリーチャンネル）
それにしても、毎日毎日、むちゃくちゃおもしろいやん。落車でリタイアした選手が多いのはちょっと残念だけど。
明日も結構アップダウンの多いコースのようなので、また終盤は混戦になりそうな気配（＾＾;;
＜WHO＞鳥インフルエンザ続報（インドネシア） †
Avian influenza – situation in Indonesia – update 21
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