よしなしごと/2006-08-27
＜自転車＞ブエルタ第1ステージ、やはりCSCはTTT、強いな〜♪ †
ブエルタ・ア・エスパーニャ公式ページ
しかし、自転車ロードレースを知らない人には、タイトルは暗号だな（笑）
第1ステージはマラガ市内でのチームタイムトライアル（TTT、ね（＾＾））、7.3km。おおかた海岸線を走る平坦のコース。えらい短いのはやはり顔見せ的な意味合いがかなり強いからなのでしょうか。でしょうねえ。
各チームが4分間隔でスタートしていくわけですが、なにしろ、7.3kmを約60km/h近い速度で走るので、テレビで見ていると最初のチームが出発してそのチーム中間点に達したときに2番目のチームがスタート、そして最初のチームがゴールするころ2番目のチームが中間点に、そして3番目のチームがスタート…、と、タイミングが重なってすごくあわただしかったような…
途中カーブとロータリーが組み合わさったようなところがあり、そこで隊列が分解するチームも多かったようで（ひょっとして海岸線だからちょっと砂も浮いていた？）、ゲロルシュタイナーがここでトラブル。後ろから2番目を走ってたレベッリンが前の選手にぶつかって落車、結局レベッリンはそのまま大きく遅れてチームメイトのストラウスとともに総合最下位に転落！まあ、先は長いですけど…
以外にも良かったのがチームミルラム。ペタッキが復活してモチベーションも上がっているのかも。それまでのT-モバイルのタイムを上回る7分44秒でゴール。ひょっとしてミルラムトレインのいい練習にもなった？（笑）
そのミルラムのタイムを上回ったのがケースデパーニュ。こちらはバルベルデの総合優勝を狙ってくるという意味でモチベーション高そう。中間計測でミルラムのタイムを1秒上回り、ゴールでもやはりミルラムを1秒上回って暫定1位に躍り出た。
しかし、さらにその後から出発したチームCSC、中間計測でケースデパーニュから3秒遅れたものの、その後加速、ゴールではそれまで暫定1位だったケースデパーニュを7秒も上回ってゴール。その後、最後にスタートしたラボバンクが遅れたため、チームCSCが第1ステージのチームタイムトライアルのステージ優勝を飾りました。2位はケースデパーニュ、3位がミルラム。
個人総合成績は9人揃ってゴールしたチームCSCが上位を独占、総合1位には（たぶん先頭でゴールしたのでしょう）サストレが、そしてチームメイトのバクとセレンセンがそれぞれ2位と3位に入ったのでした。
しかしCSCのタイムトライアルの力は凄いですね〜。2位以下がそれぞれだいたい1,2秒差なのに、CSCだけ2位と7秒差だから。
まあ、今日は短いコースのチームタイムトライアルでタイム差もぜんぜん短い。第2ステージからがほんとの闘いということになってくるのでしょう。
＜台風＞アメリカ生まれのイオケ〜 †
気象庁｜台風情報
台風12号イオケが発生した。この台風、ミッドウェー諸島の近海にあって、920hPaという猛烈に強い勢力を保っている。
この台風は、ハワイ近海で発生した元ハリケーンで数日前にはハワイの西にあるジョンストン島という島を襲ってアメリカ軍の兵士が批難するということもあったらしい。
ハワイのニュース斜め読み「ハワイ語の名前の付いたハリケーンがジョンストン島に接近」
「イオケ」という名前もハワイで付けられたハリケーンの名前で、そのまま台風としても同じ名前が使われることになったのね〜。本来なら「ソナムー」の次だから「サンサン」なんだけど。
この台風、めっちゃ強い勢力のまま太平洋を西に進んでいる。ひょっとしたら日本に来るかもしれない…
＜自転車＞ブエルタ第2ステージ、終盤はやはり集団ゴールスプリントに！ †
ブエルタ・ア・エスパーニャ公式ページ
第2ステージはマラガからコルドバまでの176km。前半に3級山岳ポイントが2つあるもののそれ以降はずっと平坦に近いコースで、いかにもゴールスプリントになりそうなコース（＾＾;;
序盤から逃げていたのはデサラーガ（リラックス）。一人で逃げを決めて後はひたすら走るのみ。山岳ポイント2つとスプリントポイント2つを取った後、集団に吸収される。その吸収直前にマリシャル（コフィディス）とジョアキム（ディスカバリーチャンネル）が前に出て、デサラーガをとらえ、置き去りにして前に出るが、これも集団に吸収され、レースはゴールスプリントに。
終盤、ランプレやクレディアグリコル、ダヴィダモン・ロット、さらにはサウニエルデュバルらが集団先頭を引くが、ゴール前、直角のカーブをいくつか曲がったところで前に出てきたのはチームミルラムのトレイン。
なかなか機能しなかったミルラムトレインだけど今日こそ勝ちパターンか？ただ、トレインの最後はペタッキではなくツァベル。
ゴール直前ではマイヨ・オロのサストレ（チームCSC）がパンク。遅れてしまった。
そしてゴール前、コースの右側、発射台のヴェーロ（ミルラム）からツァベルが発射。しかし伸びない。失速してしまった。その左からハスホフト（クレディアグリコル）、少し下がってその左にマキュワン（ダヴィダモン・ロット）、さらに左にパオリーニ（リクイガス）。
ハスホフトの加速がいいと見たマキュワン、すかさずハスホフトの後ろに着く。一瞬空いた隙間から飛び出してきたのは、イタリアチャンピオンジャージのベッティーニ（クイックステップ）だ！マキュワンのスリップストリームをうまく使って加速。並み居るスプリンターたちを一気に追い抜く。
そのままベッティーニ、最後は余裕で両手をあげてゴール。ステージ優勝だ！ブエルタでは2勝目。2位にはハスホフト、3位にパオリーニ。
総合はステージでは2位だったが、途中のボーナスポイントでボーナスタイムをこまめに貯めていったハスホフトがベッティーニにわずか2秒の差を付けてリーダージャージのマイヨ・オロを獲得。ベッティーニは総合2位になった。3位はオグレディ（チームCSC）。
あと、一人で逃げまくって山岳ポイントを全て1位で取ったデサラーガが山岳賞をゲット。お魚ジャージのポイント賞はステージ優勝のベッティーニが獲得した。
明日も今日同様、最初に3級が2つあって後は平坦基調だから、ゴール前はやはりスプリントになるんだろうな〜。
ミルラムトレインは？ハスホフトは？マキュワンは？
果たして明日はどうなるのか…
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