よしなしごと/2006-10-01
＜私＞雨な一日… †
昨日と一転変わって、雨な一日になってしまった。
親子野球というイベントがあったのだが、出ることもなく終わってしまった。最も体調が悪く（足の裏が痛い＆風邪気味）、どちらにしても出れなかったのだろうけど。
体調の悪いせいで午後からひたすら睡眠。よく寝た、のだろうか。1時間半くらいおきに目が覚めた。その都度、その間の睡眠で見た不思議な夢を思い出す。そんなのの繰り返しで外が暗くなってきた。
＜自転車＞がんばれ、別府！ †
チューリッヒ選手権公式ページ（独語）
はろ〜、す〜いすぅ〜、ってことで、チューリッヒ選手権です。
72.5kmの大周回を１周、そして42.1kmの小周回を４周する240.9kmのコース、これを書いている日本時間の21時過ぎ現在すでにレースが始まっているのですが、どうやらロワ（フランセーズデジュ）と、そして、なんとなんと別府史之（ディスカバリーチャンネル）が逃げているらしい！
公式ページの"Live vom Rennen"という場所をクリックすると今逃げている別府選手の姿が静止画で出てきてますねえ〜♪
メイン集団との差は現時点で約15分。J SPORTSの中継が10時からなので、おそらくそれまで逃げ続けられそう。ということは、テレビで雨の中一生懸命逃げ続ける別府選手の勇姿が見れそうです。
＜自転車＞チューリッヒ選手権、最後の登りで勝負が決まった… †
チューリッヒ選手権公式ページ（独語）
というわけで、はろ〜、す〜いすぅ〜、とチューリッヒ選手権。
放送が始まると、先頭2人、ロワ（フランセーズデジュ）と別府（ディスカバリーチャンネル）の2人の姿が。別府選手、日本ナショナルチャンピオンジャージを着ての先頭の逃げ、ただ、放送が始まった頃には、一時は17分近くあった差も追い詰められて、追走集団からわずか4分ほどの差に。それでも、この後も逃げ続けた別府選手、たぶん完走も難しいかもしれないけど、すばらしいです（＾＾）
それにしても、所により激しい雨が降る、このレースらしいあいにくの天気。そんな天気の中、別府とロアが残り60kmほどにある3回目のファネンスティールへの登りで追いかけて来た選手らに吸収、ここで仕切り直しになり、7人が逃げ、それに4人が追いついて11人の集団となって4回目の最後の周回へ。この周回で昨年の覇者ベッティーニは終了…
11人の集団の中には後ろの集団にエースを残した選手たちが引かない。それを嫌って、ジルベール（フランセーズデジュ）がアタック、これにカンチェラーラ（チームCSC）、ディルーカ（リクイガス）、ルークマンス（ダヴィダモン・ロット）が追いつき、逃げにはいい感じの4人の集団となった。追走集団との差は30秒ほどを残して、最終周回1つ目の登りへ。
登りに入って追走集団からデヴォルデル（ディスカバリーチャンネル）がアタック、この加速で追走集団はバラバラに。さらにオランダナショナルチャンピオンのボーヘルト（ラボバンク）が追走。さらに集団がバラバラになって再び先頭が入れ替わり、カンチェラーラ、デヴォルデル、ボーヘルトにオグレディ（チームCSC）、レベッリン（ゲロルシュタイナー）、サンチェス（エウスカルテル）の6人の先頭集団が形成された。展開がめまぐるしく変わって、映像見ていても一瞬訳がわからなくなりそう。
後ろに取り残されたディルーカらの集団は追いつけない。むしろ差は開いていって、レースはこの先頭6人での優勝争いが濃厚になってきた。特にチームCSCは先頭に2人を入れてかなり有利な状況。そしていよいよ最後のファネンスティールへの登りへ。
ここでサンチェスが加速、ボーヘルトとレベッリンはついて行くが、デヴォルデルがまず脱落、そしてずっと先頭にいたカンチェラーラ、オグレディの順で脱落。チームCSC、一気に後手に…
登り切って先頭3人とオグレディの差は15秒ほど、そこからさらにカンチェラーラが遅れてしまったのだが、ファネンスティールを越えてカンチェラーラが猛然と追走し、オグレディを連れて先頭集団に復帰。さすがTTの世界チャンピオンのカンチェラーラ、独走力が凄すぎ！
そして一旦、平坦部を通っていよいよ最後のワッツウィルの登りへ。
登りの途中で疲れたカンチェラーラが脱落していく。そして登りの手前でサンチェスが加速、差を広げたまま頂上を通過、数秒遅れて3人が通過、その後にカンチェラーラが通過する。
サンチェス、テクニカルな下りは得意なはず。今年のブエルタ第13ステージでもクエンカへのテクニカルな下りを制してステージ優勝している。下りで後続との差がどんどん開いていく。
後続の3人、ボーヘルトとレベッリンは追走するがオグレディが前に出ない。後ろから追いかけてくるカンチェラーラを待ってサンチェスを追走するもくろみだ。そしてそのカンチェラーラ、なんと追走の3人に追いついた。このままだとサンチェス、危ないか？
しかし、ここまでがんばったカンチェラーラ、もう余力はなかった。２，３回先頭を引いて後ろに下がってしまった。残りの3人は全力で追走するが、もはや残りはあと3kmほどに…
サンチェスも独走力、すごいのね〜。ボーヘルト、レベッリン、オグレディの必死の追撃も及ばなかった。
そのままサンチェス、ゴールへ。後ろを何回も振り返って勝利を確信し、頭を抱えてその手を上に上げ、右手で胸のスポンサーロゴを触った後、両手で天を指さしてゴール。
後続は3人のスプリントで、2位にオグレディ、3位にレベッリン、そして4位にいつものように白い歯をむき出しにして悔しそうなボーヘルト、そして少し遅れて5位のカンチェラーラはがっくり…。
しかし、いや〜、エウスカルテルのサンチェス、クラシックを取ってしまいました〜♪
後ろで牽制が入ったということもあるのだけど、逃げると決めたらひたすら逃げた、あの姿勢が今回の優勝に結びついたのではないかと。すばらしいレースでした。
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