よしなしごと/2007-04-12
＜音楽＞関西フィル・ブラス・セクション演奏会 †
関西フィルハーモニー交響楽団
今日は私の先輩も所属する関西フィル・ブラス・セクションの演奏会ということで、行ってきました。
今回の会場は梅新の交差点近くにあるザ・フェニックスホールというホール。今日は仕事を早めに片付けて（かなり強引でした。すみません！）、まずは大阪城北詰の駅から東西線で北新地へ。北新地からしばし歩いてザ・フェニックスホールに到着。この建物には地下にアサヒのビヤガーデンがあって、何かの宴会の時に使ってたので場所は知ってました（＾＾）
先に予約していたのでチケットを購入して、エスカレーターへ２階へ。さらに階段で１階席の入り口へ。席は自由席なので適当に座ったのだけど、近くの人の話を漏れ聞いたところによると、当日券は売り切れだったらしい。確かに席は満員！予約しといて良かった…
で、やがて演奏会が始まる。と思いきや事務局の西濱さんが登場。プレトーク（関西フィルの定演では西濱さんと指揮者でプレトークというイベントがあります）かいな。と思ったら、そのままずっと司会をされてました。さらに指揮者の藤岡幸夫さん（ちなみに関西フィル首席指揮者就任初の関西フィルメンバーとの演奏会だったそうです）も登場して、いきなりトークから始まる展開。
まずは関西フィルのトランペット奏者でもある川上肇さん作曲の「Fanfale for 11」から曲が始まって、
- トマジ：生きるべきか死すべきか〜ハムレットのモノローグ〜（トロンボーン＋チューバ）
- ブリテン：聖エドモンズベリーのためのファンファーレ（トランペット）
- ホミリウス（編曲：D.ジョンソン）：ホルン四重奏曲（ホルン）
- G.ガブリエリ：ピアノとフォルテのソナタ（全パート）
と進んで行く。その曲ごとにメンバーや各セクションの紹介があったり藤岡さんのコメントなど、いろいろ話があったり。
しかし、ホルンのトップ奏者の方がいきなり『阪神のピッチャーがホームランを打って〜』みたいな話になってるし。しかもその『伏線』について熱く語っている（すみません、中日ファンの方）。なんやねん、このコンサート（笑）
15分の休憩を挟んだ後の後半はさらに凄かった（笑）
ええっと、メインプログラムは藤岡幸夫さんの指揮でサン・サーンスの「動物の謝肉祭」。なんとびっくり、金管１１本だけでやってしまうのだ（原曲は２台のピアノと小編成のオーケストラ）。いくつか抜粋して演奏していたのだが、プログラムに載っている曲を見ても、え、吹けるの？という感じだったのだが、さすがプロの方々、見事に演奏されてました。
指揮者の藤岡さんが言われてたとおり、金管でない私から見てもなかなか難曲な感じでした。でも、本来「ピアニスト」のところを『藤岡幸夫、正指揮者就任記念』ということで4月29日の演奏会で演奏する予定のマーラーの『巨人』に変えてたり（笑）
でも、アンコールがさらにさらに凄かったです（笑）
実はトロンボーン首席の石川さんが先のトマジの曲の時に「アンコールは盛りだくさん」と言ってたのだけど、まさにそうでした。
まずは藤岡さんがやってみたいというブルックナーのロマンティックのスケルツォの部分を金管だけで演奏。凄いです。前から4列目に座っていたので、考えてみれば普通のオケならちょうど指揮者の位置くらいですわ。迫力あります。部分的であり、弦・打・木管がないものの、この位置でこの曲を聞けるというのも凄い経験です。
で、ここから雰囲気が変わっていく（汗）
まずはブラームスの「ハンガリー舞曲第１番」ならぬ「ハンガリー『馬』曲」、だそうで、トランペットの白水さんが居なくなった…、と思ったら、馬のかぶり物して会場の後ろから登場。馬のいななき声をトランペットでやってるし♪
さらに、次にチャイコフスキーの「眠りの森の美女」の猫っ！と藤岡さんが叫ぶと、ホルンの紅一点である中川さんが猫耳に赤い手袋で登場して「にゃお」とか言ってる（会場から「かわいい♪」という声しきり（＾＾））。
さらに、トロンボーン首席の石川さんが、スッペの「軽騎兵」序曲に乗せて、トロンボーン芸を（笑）
まずは「大相撲」、次に「Ｆ１」、「オートバイ」、…などなどと来て、最後はなぜか「オーミジュータクっ！」（笑）
演奏が始まるとトランペットの堀川さんがまさに「あの」ＣＭの格好（ヘルメットの方ね）をして出てきて踊り出した。会場大爆笑〜♪
いや〜、ほんと盛り上がりました。プロの演奏技術ももちろんですが、それ以外のショー的要素も見事。会場の人を引きつけて、最後まで拍手が鳴りやみませんでした♪
これを聞きに行った人、皆さん満足されたんじゃないかな。単に演奏が面白かっただけでなく、これまでシンフォニーホールとかだとずっと向こうにいるブラスの人たちが「あ〜、こんな人たちだったんだ」みたいな感じで見ることが出来ましたから。私もうちの先輩（トロンボーンの平野さん）は当然先輩なので知っていたものの他のメンバーの方はあまり知らなかったのですが、この演奏会で他のメンバーの方にもすごく親しみが湧いてしまいました。
一つだけ心配なのは、これでネタを使い果たしていないか？ということ。次回もこんな感じで演奏会をやっていただきたいな、と思ってしまいました（＾＾）
＜酒＞今日のお酒 †
新梅田食道街「樽金盃」?
ひや３杯
つくし、新子
そのまま、コンサートホールから樽金盃に（笑）
いや、軽く飲もう、と思ったのですが、お店に入るとちょうどお隣に以前からよくお話いただくＳさんが。
今日もいろいろ楽しくお話いただいているうちに、今度はやはり常連のＴさんがご来店。
それからこのお二人に混じっていろんな話を聞かせていただいたり、仕事に対してアドバイスと力をいただいたりして、楽しく話しているうちに、ラストオーダーまで飲んでしまいました〜っ♪
お話いただいた方々にとっても感謝です（＾＾）
＜私＞コンサートと酒の帰りに… †
帰りにiPodで私が高校生の時の吹奏楽コンクール課題曲集を聴いた。
もう、３０年も前の曲…。でも、特にうちの高校でやった曲を聴いていると、当時一緒にやったメンバーの顔がフラッシュバックで浮かんでくる。思い出される、ではなく、まさにフラッシュバック。目の前に現れるのだ。
いろいろなことがあったのだけど、結局私の一番いい時代ではあったのだよね〜＞高校時代
そこから先がなかった、とも言えるし、そもそも私の高校時代は一般的に見たらそんなによかったわけではないのだけど…
＜WHO＞鳥インフルエンザ続報（エジプト） †
Avian influenza - situation in Egypt - update 15
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