よしなしごと/2007-06-02
＜自転車＞ジロ・デ・イタリア第19ステージ、「優勝候補」10人の順位は？ †
昨日（１日）は書き忘れてしまった…。でも平坦ステージだったから第17ステージと順位はほとんど変わらないしぃ…（と言い訳）
| 1位 | ディルーカ | リクイガス | +00:00 |
| 2位 | シュレック | チームCSC | +02:24 |
| 3位 | シモーニ | サウニエルデュバル | +02:28 |
| 4位 | クネゴ | ランプレ・フォンディタル | +03:29 |
| 5位 | マッツォレーニ | アスタナ | +03:46 |
| 6位 | リッコ | サウニエルデュバル | +05:19 |
| 7位 | ペトロフ | ティンコフ | +8:20 |
| 8位 | アローヨ | ケースデパーニュ | +10:00 |
| 11位 | セッラ | チェラミカパナリア | +10:59 |
| 15位 | ガルゼッリ | アックア・エ・サポーネ | +16:30 |
逃げたペトロフが順位を１つ上げ、途中まで逃げていたガルゼッリが１つ順位を下げたが、大勢に影響なし。
今日の個人タイムトライアルで順位が変わり、ジロの総合優勝が確定するのはほぼ間違いないだろう。まあ、ディルーカとシュレックとの差が数秒差になったりしたらまだわからんが…
＜私＞ソフト〜ラグビー… †
夕べだいぶ飲み過ぎて腹具合もいまいちだったので、今日は休養日と言うことで、うちでぼんやり遊んでいた。
楽譜ソフトのfinaleに入っている音符スキャンソフトを動かしてみる。うちにある数年前のスキャナーを出してきてUSBに繋ぐ…。動作しない。そうか、ドライバが入ってないのか、と気がついてドライバを入れてみた。無事作動。
そのまま適当なスコアを持ってきてスキャンしてみる。パソコンに読み込みは出来たのだが、そのスキャンしたファイルがどこにいったかわからない（涙）
結局、フリーの楽譜サイトで落としてきたバッハのブランデンブルグ協奏曲のスコアが同じファイル形式なので、それを読ませてみた。しかし、途中で止まってしまった。メッセージを見ると、段数の多い楽譜はfinaleに付属のやつではだめで、ちゃんとしたバージョンを買え、と。結局そこで辞めてしまった。
夜はジロ、の前に今日もラグビーを見ていた。オーストラリアvsウェールズの試合。録画だと疑わなかったのだが、ハーフタイムがやたらに長い。テロップに「後半の開始予定は20:03頃…」と曖昧なことがかいてあるので、生中継だと判明。たまたま見た試合は後半オーストラリアの一方的な展開になっていた。
関係ないけどこの両国、今年の9月〜10月に行われるワールドカップラグビーのフランス大会では日本と同じプールBなんだよな。他にフィジーとカナダが同じプールなんだけど、いずれも日本よりランキングが上位。またまた日本は勝てないまま終わってしまうのだろうか。どこかで１勝でも出来たらいいのだけど…
＜自転車＞ジロ第20ステージ、アスタナがステージワンツー、そしてディルーカ、総合優勝確定！ †
ガゼッタ・デル・スポルト ジロ・デ・イタリアサイト（伊語）
てなわけで、最近は最終ステージの前日にタイムトライアルが行われるのが恒例だけど、今年のジロもミラノゴールの前日に最後の勝負を決める個人タイムトライアルとなった。ヴェローナ近郊で行われたタイムトライアル、ヴェローナと言えば、2004年だっけ、自転車の世界選手権が行われたところだし、シェークスピアの戯曲「ロメオとジュリエット」の舞台としても有名ですねぇ〜
レースは総合タイムの悪い順にスタートし、総合上位の選手が後から走る。当然最後はシモーニ（サウニエルデュバル）、シュレック（CSC）、そして最後はマリアローザのディルーカ（リクイガス）だ。
途中、中盤に走ったアメリカのTTチャンピオン、ザブリスキ（CSC）がだした暫定1位のタイム52分58秒を、サヴォルデッリ（アスタナ）が38秒も上回る52分20秒でゴールしたあたりからいよいよ総合上位の戦いになる。総合上位と言えば、スタート前の時点で総合14位のサヴォルデッリも途中まではアスタナのエースだったのだけど、途中の不調でエースをマッツォレーニに譲ったわけで、でもこの走りを見るともう少しエースでがんばってたらわからなかったのかも…、とも思ってしまう。
その後ブルセギン（ランプレ）も好タイムを出す。勢い余って自転車のゴール前でDHバーが取れていた。途中で取れなくてよかったのかも（＾＾;;
しかし、今日の注目はやはり総合優勝争いをする最後の5人、でしょう。
まずはマッツォレーニ（アスタナ）。タイムトライアルが得意なだけあって快調なペース。前半の登りでは若干遅れたものの、後半どんどん加速して前で走っていたリッコ（サウニエルデュバル）に追いつき、追い抜く。そのまま快調なペースでゴールに。ゴールタイムはザブリスキのタイムをわずか2秒上回って、暫定2位の52分56秒。
その後で走り出したクネゴ（ランプレ）とシモーニ、順位が危ない。クネゴはマッツォレーニと15秒差、シモーニとも1分22秒差。しかし2人ともタイムトライアルは苦手。ということでタイムが伸びない。クネゴは特に後半とても苦しそう、そしてシモーニはなぜかにこやかだったりする…
結局クネゴはサヴォルデッリから2分17秒遅れの54分37秒、シモーニも2分44秒遅れの55分4秒でゴール。ここでマッツォレーニはクネゴとシモーニを抜いて、総合で3位以上が確定する。残すところは総合2位のシュレック、そして総合リーダーのディルーカのみ。
最初の10.3km地点の第１チェックポイントでは登りということもあるのだろう、ディルーカがシュレックに7秒差をつけて逆にタイム差を開いた。しかし、その後シュレックが盛り返してディルーカとのタイム差を徐々に詰めていく。20.8kmの第２チェックポイントで逆にシュレックがディルーカに7秒差、29.75km地点の第３チェックポイントでは20秒差、シュレックが徐々に差を詰めていく。
しかし、追撃もそこまで。シュレックはサヴォルデッリから1分28秒差の53分48秒でゴール。決して悪いタイムではなかったのだが、ディルーカも1分57秒差の54分17秒でゴール。そのゴールでのタイム差は29秒。昨日までの2分44秒という差は、最後に詰めるのにはタイム差が大きすぎた。
ゴール前で優勝を確信したディルーカ、観客に手を振り、ゴール前で右手をつきだしてガッツポーズでゴールした。
ステージ優勝はただ一人52分の前半でゴールしたサヴォルデッリ、2位にマッツォレーニとアスタナがワンツーを決めた。ステージ3位はザブリスキ。サヴォルデッリは今年もまだ幼い自分のお子さんを肩車して表彰台に登場していた（＾＾）
そして総合はリーダーにディルーカ、総合2位が21歳のシュレック、そして総合3位にかつてアシストをしたクネゴやシモーニを抜いてマッツォレーニが入った。今年のジロ・デ・イタリアの優勝争いはこれで当確となる。
それにしても、今年出場していたかつての優勝者であるガルゼッリ、シモーニ、サヴォルデッリ、クネゴのいずれもが表彰台に登ることができなかったのは不思議な感じ。特にこれまで表彰台の常連だったシモーニがこのステージでついに表彰台からひきずりおろされてしまったのはちょっと寂しいか。
そして明日はミラノでの周回ゴール。おそらく集団スプリントになるのだろう。ここまで生き残ってるスプリンターを見ると、今年復活して4勝しているペタッキ（ミルラム）と、去年の総合ポイント賞でありながら今年まだ1勝もしていないベッティーニ（クイックステップ）、それにリチェーゼ（チェラミカパナリア）、ウソフ（AG2R）あたりの戦いになるのだろうか。
いよいよ最後、どのようなゴールになるのか、楽しみです♪
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