よしなしごと/2007-06-17
＜私＞完全休養日… †
昨日酒をだいぶ飲んだせいか、いや、きっとそのせいに間違いないだろう。腹具合がいまいちだったので、乗りたかった自転車に乗れず、うちでぼんやりしていた。まあ、うっかり行ってトイレを探すだけが目的みたいになってもしゃあないし、そもそも私は和式トイレは苦手だ。
小さい頃、幼稚園に入る前からずっと団地暮らしで、団地のトイレがずっと洋式だったのだ。幼稚園〜小学校に行ってる頃は、トイレの大に行くといろいろ言われるので行かなかったし（笑）
でも、公園の公衆トイレとか（きれいかどうかは別としても）和式が多いのですよねえ。だから自転車に乗るときはトイレにも極力行かないようにしている。あ、小は大丈夫だけど。こういう時、男に生まれて良かったと思ってしまう（笑）
で、完全休養日ということでパソコンで遊んでたりして一日を過ごしました。昨日出勤だったのだし、それくらい休んだ方が身体のためにもなるだろう、と勝手に理屈をつけて（汗）
まあ、また明日から気分的に厳しい毎日になることでしょう。天気もいよいよ梅雨になるようだし…
＜自転車＞ツール・ド・スイス第２ステージ。最後はタイヤの皮一枚ほど差？ †
ツール・ド・スイス公式ページ（ドイツ語）
はい、やはり見てました（笑）
しかし、スイスはええですなあ。こないだのジロで見るイタリアの景色もいいのだけど、やはりスイスは景色がいいですねえ。
今日はオルテンをスタートしてルツェルンがゴールのステージなのだけど、緑の美しさと建物のきれいさには圧倒されますね。まるで街中がテーマパークのよう。
レースの間中、レースとは別にそんな景色を楽しめるのも、自転車ロードレースの良さですわ。ただで茶の間でスイス観光、というか、普通の観光客では見られないところも走るわけで、テレビ越しとはいえ、スイスの風景を堪能することができます（＾＾）
レースの方は、テレビが始まったあたりから一人の逃げが。フンガービューラー（ヴォルクスバンク）。どうやら放送の開始に合わせて飛び出したらしい（笑）
今日のコースは終盤3級と4級の山岳があるので、せめて3級山岳あたりまで逃がすのかと思いきや、集団をコントロールするCSCが追いかけ始めた。一時は4分半を超える差だったのが、集団が追い上げてどんどん差が縮んでいく。しかも追走するCSCの先頭はフォイクト（CSC）。以前彼がクレディアグリコルに居たとき見事に独走の逃げを決めてくれるので、私は勝手に「かっとび火の玉イエンス・フォイクト」とキャッチコピーをつけて彼がアタックするたびにやんやの喝采をしていたくらいだ（笑）
結局3級の山岳を登る途中で集団から飛び出した選手たちに追い抜かされて逃げが終了。ここまで一生懸命逃げてきたのにねえ。もし残念賞があるならこのフンガービューラーにあげたいところだ。
このRenggの登り、3級といいながら最大斜度17%なんて斜度。さすがツール・ド・スイス。ここで一旦集団がばらけて、カラーラ（ユニベット）、シュタドラー（ヴォルクスバンク）、バレド（クイックステップ）の3人の先頭集団が出来た。ヴォルクスバンク、いろんな選手たちが一生懸命逃げている。コンチネンタルプロのチームだから一生懸命目立とうとしてるんですねえ。
そして下り、凄い高速やし〜♪ツール・ド・スイス名物の、という道ではないようにも見えたけど、先頭がものすごいスピードで降りていく。ツール・ド・スイスの一つの楽しみがこの高速の下りですねえ。なにしろ自転車に乗ってる選手たち、身を守るのはヘルメットとジャージと手袋と靴だけ。これで100km前後のスピードで下り坂を下っていくのだから…。
集団が後続を待っていたのだろう、一旦差が開くが徐々に詰められ、4級の山岳を下ったところで3人は集団に飲み込まれてしまった。そしてルツェルンの街に入り、いよいよ最後はゴールスプリントに。
先頭をランプレの選手（ロースリー？）、さらにオンガラート（ミルラム）、ベンナーティ（ランプレ）、ツァベル（ミルラム）、オグレディ（CSC）、ブルグハート（T-モバイル）、マキュワン（プレディクトール・ロット）…、の順で大集団のままでゴールに向かう。
ゴール前の最後のカーブ、集団後方で落車、AG2Rの選手が滑って倒れて、ラスト（アスタナ）を倒し、さらにこの２人がフレイレ（ラボバンク）、さらにゲロルシュタイナーとヴォルクスバンクの選手をなぎ倒した。後続が離れてしまい、先頭は十数人ほどでゴール前に。
先頭のランプレの選手がどいた後にオンガラートが急加速。そして左に避ける。ベンナーティが先頭になり一気に加速。後ろからツァベルが追い上げるが、ベンナーティの速度もかなりいい。さらに左からオグレディ。オグレディのさらに左からマキュワンが行こうとするが、オグレディにぶつかってしまい減速。スプリントから脱落してしまった。後方からはリーダージャージのカンチェラーラ（CSC）が総合２位のベンナーティとの差を少しでも広げられないように加速する。
なかなか追いつけないツァベルだったが、ゴールライン直前でベンナーティに並ぶ。２人で自転車を投げてゴール。ほぼ同時にゴールラインを通過した。うぁ〜、どっちやねん！勝利をかぎ分ける能力の高い選手たちもわからないくらいの微差だったようだ。
結局、横からの写真を見るとツァベルがほんのわずかベンナーティに勝っていた。ほんとに微差。おそらくタイヤの皮１枚くらいの差かもしれない（笑）
ということで、ステージ優勝はベテランのツァベル、２位にベンナーティ、３位にはベンナーティに少しでも差を詰められたくなかったカンチェラーラが入った。
これで総合リーダーはカンチェラーラが守った。２位には追いつけなかったベンナーティが７秒差。そして３位にはグティエレス（ケースデパーニュ）が入った。
ちなみに日本の別府選手は4分遅れの143位で入り、総合では4分30秒遅れの139位だった。
ただ、明日の第３ステージは途中超級のフルエラ峠を越えて、最後は３級の山を登った後スキーリゾートのナウダスにゴールするコース。リーダージャージは入れ替わるのだろうか…
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