よしなしごと/2007-09-16
＜自転車＞ブエルタ 第14ステージ、総合争い10人の順位は？ †
平坦と言うことで、今日もほとんど変わらず。
| 順位 | 名 前 | チーム | 1位からのタイム差 |
| 1位 | デニス・メンショフ | ラボバンク | +00' 00" |
| 2位 | ウラジミール・エフィムキン | ケースデパーニュ | +02' 01" |
| 3位 | カデル・エヴァンス | プレディクトール・ロット | +02' 27" |
| 4位 | カルロス・サストレ | チームCSC | +03' 02" |
| 7位 | ウラジミール・カルペッツ | ケースデパーニュ | +05' 49" |
| 9位 | ステイン・デヴォルデル | ディスカバリーチャンネル | +06' 28" |
| 10位 | カルロス・バレード | クイックステップ | +06' 39" |
| 11位 | マキシム・モンフォール | コフィディス | +07' 13" |
| 14位 | シルヴァン・シャヴァネル | コフィディス | +09' 44" |
| 22位 | レオナルド・ベルタニョッリ | リクイガス | +18' 05" |
しかし、第15ステージは山岳コース。順位の変動はあるかも…
＜台風＞ウィパーも来た †
気象庁｜台風情報
フィリピン東の海上で台風12号ウィパーが発生した。台風11号ナーリーが韓国でかなりの被害を出しているようだが、ウィパーは今のところ中国の方に向かっていきそうな気配…
＜私＞久々、自転車〜♪ †
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今日も午前中天気がいい、ということで、今日こそは自転車に乗って来ました。長い距離は7月末に家族で大阪天満宮から大川を回った時以来だから、約１ヶ月半ぶり。
今日はこれまで行ったことのないところを、と茨木市のあたりを流れる安威川（あいがわ）をさかのぼるコースに。この川、神崎川と合流する川なのですが、やはりJRの東海道線とか阪急京都線あたりからしょっちゅう見えていて、いっぺん河原を走ってみたいと思っていたのです。
安威川に沿って途中までさかのぼって、それから国道171号線で万博記念公園を４分の３周回して帰るコース、途中まで天気が良くて、足にコパトーンを塗らなかったのを後悔したのですが（帰ってみたら、上の方が真っ赤になっていた…）、安威川の折り返すポイントに着く直前から雲が厚くなってきて、帰りには一時雨も降る状態で大変でした。
しかも帰る途中、万博記念公園のエキスポランド（後から思えばここで壊れたことがちょっと怖い…）の前で止まったときに自転車のスタンド（街乗りにしてるせいもあってスタンドをつけているのだ）のバネが壊れてしまい、走っていてもぶらんとしたスタンドが地面に接触してうるさかったので大変でした、が、いつものシルベストサイクルさんで修理してもらって、無事帰ることが出来たのでした〜♪
しかし、赤トンボも飛んでるところを通り過ぎたりして、ずいぶん秋になってきた感じ、その風と雰囲気を受けながら走れる自転車って、ほんとにいいですわ〜。
これで日差しがきつくなくて雨が降らなくて自転車が壊れなければ、最高だったんですけどね〜（条件つけすぎ？（笑））
＜自転車＞ブエルタ第15ステージ、サンチェス、ゆりかごゴールっ！ †
ブエルタ・ア・エスパーニャ公式ページ
第15ステージはビジャカリジョ〜グラナダの201.4km。ゴール前20kmほどにあるモナチル峠からの下りは去年のブエルタでヴィノクロフがバルベルデから総合リーダーを奪い取った長い下りのあるコース、そしてゴールのグラナダはいうまでもなくかのアルハンブラ宮殿で知られる古都だ。
ゴール後の映像ではそのアルハンブラ宮殿を中心にグラナダの街の風景が映されていていい感じ（＾＾）
レースの方は20人の先頭集団と後続のメイン集団が2分弱の差でモナチル峠の登りに入った。先頭集団には登りの得意な選手に混じってポイント賞を争っているベンナーティ（ランプレ）やベッティーニ（クイックステップ）らもいたのだが、登りに入って早々に脱落。他の選手たちも次々に脱落していって、先頭はロペス・ガルシア（ケースデパーニュ）とクネゴ（ランプレ）の2人になる。
ここまで精彩を欠いていたクネゴだが、今日は積極的に前に出る。結局ロペス・ガルシアを置いて単独で先頭となり、モナチル峠へと登っていく。
後ろの大集団も登りに入ってどんどん選手が脱落していく。そんな中、ベテラン36歳のベルトラン（リクイガス）、ペレス（アンダルシア・カハスール）、バレード（クイックステップ）の3人がメイン集団から抜け出す。メイン集団も追わず、この3人の追走が決まった。
この3人の集団、かなり強力で、先頭集団の20人にいた選手たちが落ちてくるのを次から次ととらえて前に行く。特に総合8位のベルトラン、この中で一番ベテランなのに一番強い。ついにバレード、ペレスもついていけなくなり、ベルトランが単独でクネゴを追走する。
後方集団はどんどん小さくなっていって数人の集団に。その集団からさらにアントン（エウスカルテル）が総合6位のサンチェス（エウスカルテル）を引いて前に出る。これにもメンショフ（ラボバンク）らは無反応。どんどん差が開いていく。さらに総合2位のエフィムキン（ケースデパーニュ）がアタック。これにはさすがにメイン集団も反応して、エフィムキンを集団に戻す。その集団もわずかに6人ほどに。
先頭のクネゴ、登りの厳しいところで苦しくなってきた。明らかにスピードが落ちている。それを追走するベルトランの走りは力強い。そしてモナチル峠の山岳ポイントの手前、一旦下るところでベルトラン、クネゴをとらえ、追い抜く。クネゴ着いていけず。ステージ優勝はとれなかった…
このままモナチル峠の山頂は、ベルトラン、クネゴ、サンチェス、ペレスの順で通過。
その後ろのメイン集団から登りの終盤で総合4位のサストレ（CSC）がアタック。総合2位のエフィムキン（ケースデパーニュ）、総合3位のエヴァンス（プレディクトール・ロット）が引き離された！唯一ついていってるのは結局メンショフだけ。この2人がペレスの後に通過し、残りの選手はそれから少し遅れての通過となった。
下りに入って、一番早かったのは下りのスペシャリスト、サンチェス。去年も第13ステージ、クエンカへのゴール、恐ろしい勢いで下ってステージ優勝を飾っていた。今年は追う立場だが追いつく可能性十分。
まず、残り12kmで山頂では結構差のあったクネゴに追いつく。クネゴが必死に踏んで逃げているのをサンチェス、足を止めたまま下りの加速度だけで一気に追いつき追い抜く。クネゴ離されまいとついていき、2人でベルトランに迫る。
そのベルトランにもサンチェス、どんどん迫っていく。そして残り6kmほどでベルトランをとらえた。クネゴはこの直前に脱落、ステージ優勝の望みは絶たれてしまった。
そのまま前はベルトランとサンチェスで先頭交代をしながらの逃げ、一方メイン集団は10人ほどの集団で追走する。しかし、下り、そして残り距離がどんどん少なくなっていく。総合で２桁の先頭の2人は逃げ切って総合順位を上げたいところ。
このまま先頭の2人はゴール前に。後ろからメイン集団が近づいているので牽制をする余裕がない。そのままゴール前200mまで来てしまった。ここでベルトラン、アタック。しかしサンチェス、ベルトランについていき、追いついて前に。ベルトラン着いていけず差が開いてしまった。
サンチェス、後ろを振り返ってベルトランが追いつかないことを確認すると、自転車の上でゆりかごポーズを取りながらゴール。子供さんでも生まれたのだろうか。今年も見事にステージ優勝を勝ち取った。2位は勝てなかったベルトラン、そして3位には後続集団から抜け出してアタックした2人の一人、バレードが入った。
サンチェスがゴールしてから41秒後にメイン集団がゴール。この中には（スタート時点で）総合1位〜5位の選手が入っていたため、総合順位には大きな変動はなかった。
明日の休養日を挟んで明後日は第16ステージ。比較的平坦なので、スプリンターたちのステージとなるのかな。楽しみです♪
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