よしなしごと/2007-09-20
＜自転車＞ブエルタ 第18ステージ、総合争い10人の順位は？ †
今回も上位の順位に変動なし。
| 順位 | 名 前 | チーム | 1位からのタイム差 |
| 1位 | デニス・メンショフ | ラボバンク | +00' 00" |
| 2位 | ウラジミール・エフィムキン | ケースデパーニュ | +02' 01" |
| 3位 | カデル・エヴァンス | プレディクトール・ロット | +02' 27" |
| 4位 | カルロス・サストレ | チームCSC | +03' 02" |
| 5位 | サミュエル・サンチェス | エウスカルテル | +04' 01" |
| 6位 | エセキエル・モスケーラ | カルピン・ガルシア | +04' 35" |
| 8位 | ウラジミール・カルペッツ | ケースデパーニュ | +06' 17" |
| 9位 | カルロス・バレード | クイックステップ | +06' 22" |
| 11位 | ステイン・デヴォルデル | ディスカバリーチャンネル | +08' 19" |
| 12位 | マキシム・モンフォール | コフィディス | +09' 04" |
明日は山岳ステージなので、ひょっとしたら動くかも…
＜私＞今日も京どすえ †
今日も京都。今週は京都。来週も少なくとも前半は京都。どすえ。
阪急からJRの乗り換え、今日はしんどかったのでゆっくり歩いて新快速に…、と思ったら、その前の快速が3分遅れで到着したので、それに乗って京都まで。まあ、大阪〜京都間で一番楽なのは、実は快速（出来れば12両の）なのですけどね。今日も久々の青空を見ながら、淀川や神崎川、安威川とか見ながら、放心状態で電車に乗ってました。
仕事の方、いろいろ細かいトラブルがありながらもなんとか無事に一日終了。なぜか上司が帰らなかったので8時過ぎまで残ってたけど、それ以前にでも帰れないことはない状況でした。
京都からは久々に新快速。混んでるかな？と思ったけど思いのほか空いてました。こうなったら他の電車より早くつく新快速がありがたい。遅い時間だったせいもあるかなあ。1時間前だと座れなかったりしますから…
＜酒＞今日のお酒 †
新梅田食道街「樽金盃」?
冷酒１杯＋ひや１杯＋冷酒１杯
冷や奴、まぐろ山かけ
ブエルタの放送開始までちょっと時間があったので、帰りに少しだけ、と立ち寄る。
お店は今日は比較的らくな感じ。騒がしい客もいず、久々に樽金盃やなあ、という雰囲気でした。お店にはなぜか「あまから手帖」が。どうやら今月号（22日発売）に登場するらしい。ホームページの次号予告によると、内容は、
------------------------------------------------------------ 【特集１】 オムライス、親子丼、だし巻きにたまごかけご飯・・・ じつはみ〜んなたまごが好き！ ふわふわ、トロトロ、ぷりんぷりん！のたまご料理があなたの胃袋を刺激します ------------------------------------------------------------ 【特集2】 ならまち、新大宮、学園前、富雄、橿原・・・ 美味しい店情報満載！ 1日食べ歩く奈良の旨い店 ------------------------------------------------------------ クッキング【あまから流クッキング】 イタリアンと米の美味しい関係 ------------------------------------------------------------ 連載【郷の逸品 取り寄せ帖】 奈良 ------------------------------------------------------------
なのだそう。果たしてどこに載ってるか？常連ならピンと来るはず（笑）
ややあって、うちの総務の先輩が登場。それからはしばらく話をしていたのだけど、ブエルタの時間が近づいてきたので、久々に先輩を置き去りにして帰ってしまったのでした。先輩からは「いつもと逆やん！」と言われてしまいましたが…
＜自転車＞ブエルタ第18ステージ、ペレス初勝利！アンダルシア初勝利！ †
ブエルタ・ア・エスパーニャ公式ページ
今日のブエルタ第18ステージはタラベラ・デ・ラ・レイナ〜アビラの153.5km。一応山岳ステージ、ということで、ひょっとしたら何かあるかな？と思っていたのだけど、帰ってテレビを見てびっくり。それは後から。
ゴールのアビラの街は城壁の横の上りが印象的。いかにもスペインな城壁が延々続く上りをぐるっと取り巻いて上り下りを繰り返し、最後は登ってゴールとなるコース、たしか、2002年にアイトール・ゴンザレスが掟破りのアタックでチームメイトのセビーリャを引き離したのがここじゃなかったっけ？きっと調子のいい選手にはアタックをかけたくなるコース、なのかもしれない。
しかし、この城壁、もしスペインに行く機会があったら、そしてこの近くに行くことがあったら、是非行ってみたいところの一つだ。自転車レースを見ているとそういうところが増えて困るんですよね〜。なかなか関西からも出られないくせに…
今日はいきなりびっくり。放送がはじったとき、今日2つめの山岳ポイントを目指す先頭集団はすでに優勝争いの選手を中心とした小さな集団となっていた。総合4位のサストレがいるCSCのアシストたちが引くこの集団には、総合リーダーのメンショフ（ラボバンク）はもちろん、総合3位のエヴァンス（プレディクトール・ロット）、5位のサンチェス（エウスカルテル）、6位のモスケーラ（カルピンガルシア）、と総合上位の選手たちがことごとくいる、と思ったら、誰か足りない。総合2位のエフィムキン（ケースデパーニュ）がいないのだ。どうやら最初の1級への上りで遅れてしまったらしい。後ろからアシストたちが一生懸命引っ張るが、上りということもあってその差はじりじりと離されていく。このまま行けば総合2位が危ない。それでサストレを表彰台に送り込みたいCSCが一生懸命引いていたのか…。他にも総合7位のベテラン選手ベルトラン（リクイガス）も後ろの集団にいる。
先頭の13人ほどになってしまった集団はバラバラになることもなく、そのまま2級山岳の山頂へ。ここで先頭集団から総合2位のエフィムキンのいる集団までは3分ほどの差がついてしまった。このままいくと総合2位は間違いなく厳しい…。ケースデパーニュのアシストたちが下りで必死に追撃するが…
ここからアビラの街までは下り基調。こうなると出てくるのがサンチェス。先日のグラナダゴールのステージでは前を追いかけて追いつくのに、エアロポジションばりばりですごい勢いで追いついていったのだけど、今日もすごい勢いでメイン集団の先頭に出て、引き離していく。なにしろ、後ろにいる選手がこがないと走れないのに、サンチェスは一人ペダルを踏むことなくエアロポジションだけで降りていくのだからなかなか圧巻。誰も追いつかない。
ただ、サンチェスもここで逃げる気はないらしく、そのまま集団に追いつかせて走っている。ひょっとしたら、そのまま下りで逃げてしまったら、総合順位が上がったかもしれないけど…
そうこうしているうちに先頭の13人はいよいよアビラの街に。美しい城壁をバックに選手たちが坂道を登っていく。この集団から残り10km手前でいきなりペレス（アンダルシア・カハスール）が鋭いアタック。あまり鋭いアタックだったせいか、それとも優勝争いからは脱落した選手だからか、誰も追走せず、ペレスの単独の逃げに。美しい青空と城壁の前で単独で坂道を逃げていく。
後ろの集団では牽制も入ってしまったのだろう、ペレスとの差はどんどん開くばかり。20分から30分、40分とどんどん差が開いていく。
こうなるとペレスは勇気百倍。優勝へ向かってひた走りだ。周回コースを越えて再びペレスが城壁に来たとき、もはやトラブルでもない限り、ペレスの優勝は確定的。
そのペレス、周回コースを１周前で走っている多くのグルペットな選手たちとごぼう抜きしてゴール前に迫る。
残りはあと数百メートル。ペレス、後ろから誰か来てないか、と振り返る。誰もいない。両手をあげ、胸のアンダルシアのロゴを何度も指さし、最後は右手の指で天をさしてゴール。これまでコフィディスなどで活躍していたペレスなんだけど、ブエルタでは初勝利なんだそう。知らなかった。チームのアンダルシア・カハスールもたぶんブエルタ初勝利。ということで、地元コンチネンタルプロチームの活躍にすばらしい！と。
追走集団は結局41秒遅れてゴール。ステージ2位はエヴァンス。3位にはペッリゾッティ（リクイガス）が入った。
総合成績は、リーダーのメンショフは変わらないが、昨日まで総合2位だったエフィムキンが3分7秒遅れのステージ25位でゴールしたため、総合5位にまで脱落、変わってエヴァンスが総合2位に、そしてサストレが総合3位にあがった。まあ、今のままで行くとメンショフが有利。そしてエヴァンスはツールに続く2位で終わるのでしょうか…。総合トップ10では結局エフィムキンとベルトランが総合順位を落とすことに。
総合ポイント賞は、前日予告したとおりベッティーニ（クイックステップ）がリタイアしたため、ベンナーティ（ランプレ）がジャージをゲット。しかし、2位ペタッキとの差は狭いため、なにかあれば順位が入れ替わるかも。
総合山岳賞は昨日までのヴァンホーレン（ディスカバリーチャンネル）に変わってメンショフがゲットした。
まさか、と思える今日、少し総合順位に変動が出てしまいました。
ひょっとして明日も総合順位が入れ替わったりして。まだまだ勝負は終わってないので、明日、最後の山頂ゴールであるアバントスでなにかあるかもしれません。楽しみです♪
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