よしなしごと/2007-12-02
＜私＞来週、うちのケーブルテレビがデジタルに〜オカリナ吹いてみた♪ †
ええっと、あまりなにもない一日。
お昼からケーブルテレビの人が来るということで、結局出る気にならず、一日うちに。うちで契約しているケーブルをアナログからデジタルにするということで、ケーブルテレビの人が説明に来たのでいろいろ聞いていた。
で、来週の日曜日にケーブルテレビの機械をデジタルに換えてもらうことになった。これで日テレG+が見れるので、今年のNFLのプレーオフはより完璧だなあ〜♪これ以外はチャンネルを大きく増やしたわけでもないので、あまりかわりはなさそう。
もっとも普通のテレビはアナログのままなので、そのうちアナログ放送がなくなったらなにか対策をたてないと。安いコンバーターとか出てくれないとつらいです。
しかし、うちも含めてここのケーブルテレビ局の管内だけで1万件ほどもアナログのまま見ているそうで、このまま行くとアナログ放送がなくなった日にはクレーム電話でケーブルテレビ局の電話回線がパンクしそう。自分のせいでないことでクレームつけられることになるケーブルテレビ局の方々も大変ですが…（汗）
最初、この後に買い物にいくつもりだったのだけど、途中で行く気がなくなってそのままうちで遊んでました。
こないだの金盃会以来、久しぶりにオカリナを引っ張り出してちょっと吹いてみた。やっぱ、高い音と低い音がでないなあ。というか、練習もしてなかったし…
曲も、童謡とかあまりありがちな曲を吹くのもなんなので（うちの前の道は通行人多いし、近くにピアノ教室もあるので…）、リコーダー用のバロックの曲の楽譜を買ってきて練習でもしてみようか…、などと考えてみたりして。
そういや、オカリナで検索していたら「アケタ・オカリーナのページ」というところにヒットして、どうやらそこが私の持ってるプリマ楽器のとかヤマハのもアケタさんのところで作っているそうで。
というところで「アケタ」という名前に聞き覚えが。
昔持っていたレコード（注：CDではない）に生活向上委員会大管弦楽団というバンド（ジャズです）が「アケタケタ行進曲」という曲を演奏していて、その曲が「アケタの店」というお店に由来するという話がライナーノーツに書いてあったのだけど、その「アケタ」さん？と思ってみたら、そうだった。「アケタの店」のマスターも「アケタ・オカリーナ」の社長さんも明田川荘之さんという方だそうで。ご本人もピアノ、そしてオカリーナ・ジャズの奏者だそうな。
しかし、「オカリーナ・ジャズ」ってどんなんやろ。CD買ってみようかな（笑）
＜音楽＞11/28 関西フィルハーモニー管弦楽団第198回定期演奏会 †
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場所 ザ・シンフォニーホール
●出演
指揮： 飯守泰次郎
オーボエ： チョー・ウン・ヨン（第8回 国際オーボエコンクール・軽井沢入賞）
●プログラム
◆ドビュッシー： 牧神の午後への前奏曲
Claude Debussy: Prelude a "L'apres-midi d'un faune"
◆モーツァルト： オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
Wolfgang Amadeus Mozart: Oboe Concerto C major K.314
◆大澤壽人： 交響曲第3番
OZAWA, Hisato: Symphony No.3
というわけで、今回は人間ドックなどもなく、無事に関西フィルの定演に行ってきました（笑）
今回の曲は前半がドビュッシーとモーツァルトの名曲、後半は今回の指揮者である飯守泰次郎が「惚れ込んだ」という神戸出身の知られざる作曲家（しかし関西フィルではすでに3曲目、だったと）。私は一昨年演奏されたピアノ協奏曲第3番「神風」というのを聞いています。
それにしても今年はいろんな曲をやってくれておもしろかったなあ（＾＾）
今回は1階席の前の方。かなり前でちょうど正面のヴィオラとコントラバスはよく見えますが、管楽器はほとんど見えない。ちょっと悲しい（涙）
両側とも女性でちょっと安心。太っているので、同じようなのが並ぶと詰まりながら聞かないといけないので。そのあたりは比較的マナーがいいのですが、後の席で賑やかな老人やぶつぶつと（たまに演奏中でさえ…）うるさい老カップルが。う〜む…
ちなみに演奏会場でテレビ局が演奏会を録画していた。ひょっとしてオーボエ独奏で韓国の方が出演ということで韓国のメディアかと思ったが、全曲撮ってるのであれ？と思ったら、帰りに外を見たらNHKの放送車が止まってた。でもパンフレットにも演奏会場にも放送の話はなかったのだけど…
さて、いつものように演奏前に事務局長の西濱さんと飯守さんのプレトーク。今回は飯守さん、オーボエ独奏のチョーさんの話や大澤さんの話でかなり熱弁をふるわれて、どうやら時間が相当押していたよう。最後に西濱さん、「このまま9時まで話されるかと思いました〜」と会場の笑いをとってましたが、飯守さんの思いは強いようです。
オケの団員、そして指揮者が入ってきて、曲はまずドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」。
もともとトランペットも入らない小編成で静かな曲なのですが、全体的にさらにあっさりした感じ。前半盛り上げる人がいるところでもすんなり演奏していて、さっぱりした感じのドビュッシーでした。まあ、これはこれでまたいい感じなんですけど。静かに終わってみんな一瞬拍手のタイミングを失ったのか、そのまま飯守さん一回出てきて終了。
オケが引き上げて椅子を移動。モーツァルトのオーボエ協奏曲です。弦がかなり少なくなってて、コントラバスなんかは2人くらい。この後演奏される大澤壽人の交響曲の半分以下の人数。で、指揮者の飯守さんとオーボエ独奏のチョー・ウン・ヨンさんが登場。19歳のチョーさん、遠目ですが丸顔で黒くて長いドレス。韓国人だと知ってるせいか、なんとなくチョゴリにも見えます。腕には白いリストバンド…
チューニングの後演奏が始まりした。いい音です。丸くて透明感のある音。その分弱いかな？という気もしないでもないけど、音の美しさがすばらしい。演奏自体もきちんとすなおな吹き方なんじゃないかな？と思いました。
途中でこのリストバンドの意味がわかりました。舞台が暑くて汗をふくのに使ってたのですね。確かに横の人もスケジュールで顔をあおいでたし。
そのせいか若干間違いもあったようですが、全体的にいい演奏でした。ただ、その間違いが気になるのか、それとも状況に不慣れなのか、拍手になかなか出てこなかったり、入り口のところでお辞儀してたり、またそれも若い演奏家な感じで良かったかと。
休憩を挟んで大澤壽人の交響曲第３番。一気に団員の数が増えます。そこそこエキストラも入っていたようで。
曲は1937年に完成され（あ、うちの母とおない年だ）その年に初演（大澤指揮の新交響楽団）、その3年後の皇紀2600年に捧げられるべく初演時には「建国の交響楽」という題がついていたのだそうです。関西初演だそうで「平明なスタイルで、しかも日本の伝統をそれなりに意識した」作品ということですが…
日本でCDも出てたようですが、結局聞くこともなく初めて聴いてみました。
各楽章ともなんとなく細かいメロディがどんどん積み重なって曲を構成している感じでした。って、私の聞く力が足りないのかもしれないけど。第１楽章は転がるような高音木管のメロディと呪文のような低音木管のメロディなんかを中心に盛り上がっていく感じ。バルトーク風とかプロコフィエフ風という話が飯守さんからプレトークの時にあったのだが、私にはなんとなく関西風（たとえば大栗裕さんの曲とか）に近いものを感じた。
第２楽章は何回か弦がいくつにも分かれて複雑な和音を少しずつずらして演奏するのが印象的でした。どちらかといえば軽快な感じの第３楽章を経て激しい第４楽章。最後は賑々しく曲を終えたのでした。
いや、いい演奏でした。こういう曲って楽譜から大変なんだと思いますが、それを見事にすばらしい音楽にしてしまった飯守さんと関西フィルに感謝です。
でもこの交響曲、もう少し知ってから行くべきだったのかもしれないなあ。初めて聴いたのでまだ耳が慣れてなかったし。対位法的なところが多くて、たぶんちゃんと聞き取れなかったところがたくさんあったような気がする。
来年は交響曲第２番をやるそうなので、演奏会に行けるようなら、先にCDを聞いてから行こうっと♪
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