よしなしごと/2008-04-17
＜私＞一日雨… †
なにはともあれ出勤。
今日は一日雨ということで、どこにも行くことが出来ず。帰りも歩こうと思いかけたが、雨が降ってたので辞めてしまった。
ただし、環状線、というか多くの線が大阪駅で起きた人身事故のせいで遅れていたので、久しぶりにJR東西線に乗って北新地まで行った。梅田の南の方まで来ている線だが、滅多に乗る線ではないし、ねえ。フェニックスホールとか行くには乗るかもしれないけど…
しかし、人身事故、というのは35歳の男性がサンダーバード（列車の方ね）に向かって飛び込み自殺をした、というのだけど…
そういや、昨今は飛び込み自殺とか、多い。大阪は昔は少なかったんだけど、最近は増えてますねえ。毎日のようにどこかで電車が止まっているわけで。
しかし、そこで死なないといけないもの、ってなんなんだろう、と思ってしまいます。「生きてこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉もあるのだけど、今自分がおかれている状況が危機感にあふれていてどうしようもない、と思っていても、なにかの拍子でひっくり帰ることはよくあること。ドストエフスキーでしたっけ、死刑直前に執行が停止して生き延びたなんて話もありますし。
「国民総幸福量（GNH)」という概念があります。ブータンの国王が考え出した概念だそうですが、世界中で調査したところ、日本は90位になってしまうのだそうで。まあ、ブータンの幸福が日本人にとってホントに幸福なのか？とかいろんな議論はあると思うのですが、少なくとも多くの日本人があまり幸福だと思ってないことは確かなようです。
だから、自殺したり、犯罪に走る人が増えていってるのでしょう。
世界でもこんなに金持ちで教育の水準が高く好きなものが簡単に手に入り、なにより、こんな平和で治安が安定している国はどこにもないのに、です。これはどういうことなんでしょう。
日本人はすごく狭い考えにとらわれているのかも。見た目の数字だけの成果主義、思いつきでやっている予算削減、あまりに画一的なやりかた、そんな中で日本はどんどんわびしい国になっていってるような…
今の日本のあり方が一旦悪い方に回り出した人間の行き先をなくし、考えを狭め、どうしようもない、というふうに持って行ってるような気がします。今日の自殺がその延長にあるとしたら悲しいことです。
おそらくそうやって自殺する人の結構な人数が、たとえばアジアの多くの国の人間より豊かであるに違いないのに。もっと有意義に生きていけるに違いないはずなのに。
日本人は、その賢さ（多くがせいぜい「小人は利に喩（さと）る」というレベルでしょうが）がゆえに、命のあるがままの楽しさを享受できなくなりつつあるのかもしれません…
わたしゃ、そんなことのないよう、貧乏でも「楽しみ」に走ってしまいますが…（笑）
＜酒＞今日のお酒 †
新梅田食道街「樽金盃」?
冷や３杯＋半丁
こごみ、わけぎぬた
なんとなく、今日も。
仕事場では「自分の言葉」で話すことはないので、立ち飲みに来てようやく普通の会話が出来る。楽しい♪
お店でよく顔を拝見しながらなかなか話をさせていただく機会のなかった年配の方が、今日は久しぶりに隣におられたので、相変わらず楽しくお話させていただく。
会社でこんな雰囲気で会話の出来る人がほとんどいないのが悲しい…
＜WHO＞鳥インフルエンザ続報（エジプト） †
Avian influenza - situation in Egypt - update 10
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