コンサートに行ったのだ！/2008-10-08
＜音楽＞10/08 関西フィルハーモニー管弦楽団第206回記念定期演奏会"豊穣の再発見"…日本管弦楽作品、驚きの到達点 †
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しばらく書き忘れてました。なかなか長文書く気力なくて。
今回もBariBlogの転載＋αですが、ご容赦を…
場所 ザ・シンフォニーホール
出演 指揮： 飯守泰次郎
独奏： オーギュスタン・デュメイ（ヴァイオリン）
プログラム
◆シャブリエ： ポーランドの祭り - 歌劇「いやいやながらの王様」より
Emmanuel Chabrier: "Fete Polonaise" from "Le Roi malgre lui"
◆ショーソン： 詩曲
Ernest Chausson: Poeme
◆ラヴェル： 演奏会用狂詩曲「ツィガーヌ」
Maurice Ravel: Tzigane, rhapsodie de concert
◆大澤壽人： 交響曲第2番
OHZAWA, Hisato: Symphony No.2
今回、ザ・シンフォニーホールに入ると指揮台の前にいきなりピアノがで〜んと。ピアノ独奏はないのに。と思っていたら、プレトークが始まった。なんと今回の演奏会の最後に演奏される大澤壽人「交響曲第2番」について、指揮者の飯盛さんがピアノを弾きながら曲の解説をしてくれるのだそうな。
ということで、いつもの西濱さんと指揮者の会話ではなく、今回はひたすら飯盛さんの曲目解説。スコアをめくりつつ、ピアノで曲のポイントを聴きながら、というのも珍しい。
ってことで、演奏前にピアノは運ばれていってしまって、前半はシャブリエ、ショーソン、ラヴェルとフランスの作曲家の曲。
まずはシャブリエの「ポーランドの祭り」。賑やかな曲で、聞いてて楽しくなる曲。吹奏楽でやるにもいい感じかも。
続いてショーソンの「詩曲」とラヴェルの「ツィガーヌ」は、今度首席客演指揮者にも就任したデュメイ氏のヴァイオリンソロ。
まず出てきて、うぁ〜、大きい、と。デュメイ氏、身長がむっちゃ高い。シンフォニーホールの出口、ぎりぎりだし。で、演奏、すごかった。
今回は席がD-17という場所だったのだけど、なんとソリストの真っ正面ですわ。そりゃあ、もうすごい迫力でした♪
後半は飯盛さんの思いのこもった大澤壽人の交響曲第2番。
大澤壽人の曲って前に聞いたときも、不協和音をともなった旋律が入れ替わり立ち替わり出てきて頭の中で処理しきれない部分があったのだけど、今回もいろんな旋律が次々と出てきて、ちょっと悩んだ。
でも、途中から聞いてるうちに「これってひょっとしてかなりジャズ？」と思い出したあたりから、音楽がとてもほどけて聞こえてきた。最後はほんとに楽しんで聞くことが出来たのだった。これも、飯盛さんのプレトークのおかげ？
３つの楽章ながら、第2楽章がさらに4つに分かれている、というのもなんとなく不思議な感じの曲でした。
ちなみに、このコンサート、NHKが収録していて、以下の日程で放送されるそうです。興味のある方はどうぞっ♪
11月30日（日）21:00〜22:00 NHK教育「オーケストラの森」
（時間からして、全曲ではなさそう…）
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