自転車な話/2008-05-14

Last-modified: 2008-05-15 (木) 12:14:15 (5819d)

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＜ジロ・デ・イタリア＞第５ステージ、ブル、ついに逃げ切った！ †

ジロ・デ・イタリア公式ページ

第５ステージはイタリア南部のベルヴェデーレ・マリッティモからコントゥルシ・テルメまでの203Km。ちょうどイタリア半島の足がシチリア島を蹴飛ばしている、そんな風にも見えるイタリア本土での対戦2日目だ。
前半から、ブル（ティンコフ）、ミラー（スリップストリーム）、ペレス（ケースデパーニュ）、ラベルデ（CSFグループナヴィガーレ）、フローリンガー（ゲロルシュタイナー）の逃げが決まる。
今日は逃げの人数も多かったのだが、メイン集団はあまり引いている感じが近い。そしてゴール前10kmほどに近づいた時、後続のメイン集団とは3分近い差、勝負のいくえはまだわからない。

そして残り1kmを越えて、この5人でのスプリントに…、と思ったら、ミラー、がたんと突然止まってしまった。なんと、壊れてしまって怒り狂ったか、自転車をガードレースの外に放り投げてしまったよぉ～（汗）
レースは残り4人でのスプリントに。この中ですばらしい足を見せたのがブル。残り少なくなったところでアタック、一気に他の選手を引き離してゴールに向かう。
これにしっかり反応したのがフローリンガー。しかし、ブルに追いつけない。最後はきつめの登りに顔をゆがめながらも、このままブル逃げ切った。右手を挙げて「ウォ～」と叫びながらゴール。ブルって、これまで春のクラシックとかでひたすら逃げるのを見ていたのだけど、ようやくグランツールで逃げ切りの勝利を飾った。ステージ2位はフローリンガー、そして3位はラベルデ。

ティンコフ；パヴェル・ブルプロフィール

ブルら4人がゴールして直後、メイン集団もゴール。総合上位は昨日と変わらず、1位にペッリゾッティ、2位はヴァンデヴェルデ、そして3位にディルーカ、となった。他の賞もリーダーは昨日と変わらず。

しかし、これまでミラノ～サンレモとかジロ・デ・イタリアで逃げていたシーンが印象的なブルだけど、ついにこれまでの逃げが結実して見事なステージ優勝でした。そんな選手が明日も出てほしい、と思ってしまうのでした～♪

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