自転車な話/2008-06-14

Last-modified: 2008-06-15 (日) 00:47:01 (5792d)

Top / 自転車な話 / 2008-06-14

＜ツール・ド・スイス＞まずはフレイレ、スプリントを制す！ †

ツール・ド・スイス公式ページ

今日からツール・ド・スイス。とっても美しいスイスの景色を楽しみつつ、山岳の多い厳しいレースを見ることが出来るので、なかなか楽しみなレース。
今日の第1ステージはラングナウ・イム・エメンタールをスタートし、小周回1回、大周回を2回回ってラングナウ・イム・エメンタールに戻ってくる146km。同じコースを通るのだけど、山岳ポイント（2級２つ）とスプリントポイント（２つ）は最終周回にしかつかない。今日のステージでも、美しい緑の草原の中に立つ教会とか、草を食べる牛たちとか、スイスの景色をテレビでしかもリアルタイムで満喫、ですねえ～

レースは、序盤からロースリー（ランプレ）、ランダルーチェ（エウスカルテル）、ザンピエリ（コフィディス）の3人が逃げ、それを集団が追う展開。その差は最大で8分50秒ほどにも開いたが、徐々に集団も追い上げて、いよいよ最終周回にはいるあたりからテレビ放送開始。見ていると、ロースリー、終盤にあるスプリントポイントと山岳ポイントを全部取ってしまった。ロースリーと言えば、今年のジロの第3ステージでロワと一緒に大逃げしてたのに、途中の山岳とスプリントのポイントをロースリーが全部取ってしまったがために、ロワがひいてくれなくなって、しぶしぶ集団に戻ったと言うことがあった。
ので、大丈夫かな～（汗）と思って見ていたのだけど、ランダルーチェとザンピエリはなんとか先頭交代してくれたようだ。
ただ、途中ランダルーチェがロースリーに話しかけたり、ザンピエリが一時ひかなかったりしたのは、そのせいだったのかもしれない。

しかし、メイン集団も最後の2級山岳で昨年3位のデヴォルデル（クイックステップ）やデッケル（ラボバンク）ら総合争いの選手たちが、アタックをかけ始めてどんどん差が詰まってきた。残り16kmにある2つめの山岳ポイントではその差は1分30秒ほどに。そして、登り切って後は下りのみのところでフレイレ（ラボバンク）が集団にいたことからラボバンクが積極的に集団をコントロール。
これでますます先頭3人とメイン集団との差が縮まっていき、残り3kmを切ったところで捕まってしまった。そのメイン集団も2級山岳2つを越えたということで人数も少なくなってしまっている。

そして集団先頭はラボバンクから、ツベルグで勝負をかけたいゲロルシュタイナーに変わり、残り1km。先頭はゲロルシュタイナーのアシストがツベルグを引っ張る。その後ろにヴァン・アーベルマート（サイレンス・ロット）、さらにフレイレ（ラボバンク）…。
しかし、ゲロルシュタイナーのペースが上がらない。最後のカーブでヴァン・アーベルマート、ゲロルシュタイナーのアシストを追い抜いて先頭に出た。しかし、まだゴールまで距離がある。ヴァン・アーベルマートもも一つスピードが上がらない。
そのヴァン・アーベルマートの後ろから左にフレイレが飛び出す。同様に右にキルシェン（ハイロード）、フレイレの後ろからエルミガー（AG2R）。ヴァン・アーベルマートとツベルグは中央で止まってしまった。

こうなると、なんと言ってもフレイレ。そのまま一気に加速する。他の選手を寄せ付けず、見事そのままステージ優勝。フレイレ、今年のツール・ド・スイスの第1ステージを制した。2位にエルミガー、3位にはキルシェン。

オスカル・フレイレ公式ページ

総合リーダーはもちろん第1ステージを制したフレイレ、総合2位はエルミガー、そして総合3位には途中の２つのスプリントポイントを取り、ボーナスタイムを稼いだロースリーが入った。ロースリーは総合山岳賞もゲット。総合ポイント賞はやはり今日のステージ優勝のフレイレ。

しかし、ロースリーってそういうキャラだったか。地元スイスの選手とはいえ、他にもザンピエリもいたんだし、ジロのことも思い出すと、そういうキャラなんだろう、と思ってしまう。ロースリー、おまえもワルよのう～
明日の第2ステージは、いきなり山頂ゴール。ってことはいきなり総合争いが動き出す？楽しみです♪

しかし、今年のツール・ド・スイスはサッカーのEuro2008の影響でスタート時間が遅くなっているようだ。う～、平日は見るだけでむちゃ遅くなりそう（涙）

コメントはありません。コメント/自転車な話/2008-06-14?

TrackBack(333) | External Link

自転車な話/2008-06-14

＜ツール・ド・スイス＞まずはフレイレ、スプリントを制す！ †

おこしやす

うちのページたち

Yahoo!ランキング