2005年冬、東京への旅/１日目：テルネットイン公開録音など
今回の旅は… †
初日は、今年の3月以来のテルネット・イン公開録音。今回は生まれて初めてラジオ日経のオープンスタジオということで、ドキドキの旅となる。さらに2日目にはクリスマスボウルも見に行くことにしているので、いろいろ盛りだくさんな感じ。
前回は行きは各停で9回乗り換え、帰りは昼間の高速バスという結構しんどい旅だったのだけど、今回は行きも帰りも飛行機にしてみた。果たしてどんな旅となるのだろうか…
いざ、出発！ †
 |
12月23日、寒い朝だった。
前日大阪は久々の雪で交通機関もマヒしてしまい、通勤すらおぼつかない状態だったので、果たして今日は雪は大丈夫か？と外を見てみると、昨日のうちに雪は溶けてしまってそのまま。かなり寒くはあるものの、電車、そして飛行機は大丈夫のようだ。
朝食を食べた後、準備をすませて出発。今回はリュックサックに全部詰めて担いで行く。飛行機は9時発の便なので家を出たのが7時半。阪急電車とモノレールで大阪国際空港へ。
乗り継いで8時頃には大阪国際空港に到着。ちょっと早かったかな？モノレールを降りて空中通路を空港ビルに向かう。今回乗るのはANAなので途中で左に曲がって南ターミナルへ。階段を下りると１階に到着。
とりあえずはインターネットで予約したチケットを発券することに。どうやらそれを行う機械のところにたどり着く。自分でやっても良かったのだけど、初めてなので変なことになるといやだし横にいる係員のお姉さんに聴く。丁寧に方法を教えてもらって、ついでにチケットを出してもらって、さらに帰りの便のチケットも発券してもらいました（＾＾）
そのチケットを持って手荷物検査を通過。今回はチェックに引っかかりそうなものはまとめてバッグに入れておいたので、そのバッグからざらざらとかごに出して無事通過。そのまま9番搭乗口へ。さすがに連休の初日の朝と言うことで人が一杯。それだけでなく外人が沢山いる。楽器ケースを持ってるところを見るとオーケストラ団員らしい。名札もロシア人の名前だし。後で調べてみたら、前日ザ・シンフォニーホールでサンクトペテルブルク交響楽団が演奏していたので、この楽団のメンバーなのでしょう。
待つことしばし、ようやく搭乗口が開いて、そのオーケストラ団員とかと一緒にざわざわと飛行機に乗り込む。飛行機はボーイング747。ちょっと古い感じか？今回の座席は左側（ってことは北側）の窓際で予約、最初の方で乗ったのでいきなり奥に入り込む。やがて横にやってきたのは女性の2人組。やかましかったらいやだな〜、と思っていたのだけど、幸い話し声は静かにされてたので助かった。私は備え付けのイヤホンで落語を。いきなり途中から始まっている。先頃亡くなられた文枝師匠の「船弁慶」だ。しかし、すでにだいぶ話は進んでいる。う〜む。
聴いている内に飛行機は動き出した。避難用具とかの説明で落語は中断、説明が終わると再開したが、今度は飛行機が誘導路で止まってしまう。前に飛行機が3台離陸待ちをしているので遅れると。その都度、落語は中断。聴きたいのに（涙）
5分ほど待って、ようやく滑走路に到達、飛行機はぐんぐん加速して離陸、ふわっと浮き上がった窓の外に猪名川、武庫川、昆陽池なんかが見えている。そう飛行機は一旦北に向かった後、ぐるっと回って行くのだ。やがて先ほど飛び立った大阪国際空港が見えてきた。それもじきに視界から消えてどんどん高く上がっていく…
東京に到着 †
 |
離陸で遅れたものの、飛行機はそれなりに順調に飛んでいるようだ。機内サービスのコーヒーをもらって飲む。途中、海の上、下に沢山の船が小さく見えている。やがて海岸線が。どうやら浜松あたりらしい。向こうにはぼんやりと日本アルプスとおぼしき山が見えている。やがて向こうに富士山が。きれいに見えている。ただ、なぜか雪があまり積もってないように見えた。なぜだろう。
飛行機は、やがて高度を下げて東京湾の中へ。工業地帯がすぐ下に見える。さらに高度が下がって海の真上に。やがて海が滑走路に変わって無事着陸。着陸してからターミナルビルまでが遠い。私には飛行機はこれがちょっといらだたしい。電車ならすぐ降りれるのに…、と思ってしまうのだ。もちろん、仕方ないのだけど。
おそらく少し遅れて羽田空港に着陸。沢山の人が降りるので、降りるまで時間がかかってしまう。飛行機から降りると、今度は空港を出るまでが長い。「出口」と書いてくれてなければ確実に出られないまま一日終わってしまいそうな複雑な通路を通り抜ける。何度も動く歩道を乗り換え、途中トイレに行った後、ようやく到着ロビーに出る。ここからさらに京急の羽田空港駅に行かなければならない。
羽田空港は昔関東に住んでいたときに何回か利用したことがあるのだけど、なぜか東京駅からバスで空港まで行ってた。だから電車を使うのは今回が初めて。到着ロビーをうろうろ探しているうちに京急の案内が見えた。地下なのね〜。
地下に降りて切符を買う。ここから溜池山王まで、おっと、１回では連絡切符を買えなかった。３社にまたがっているので（京急〜都営浅草線〜東京メトロ銀座線）。とりあえず乗換駅の新橋まで買ってホームへ。特快に乗る。しばらく乗って新橋に到着、銀座線に乗り換える。ところが都営浅草線と銀座線の間が遠い。道を間違えていたのかもしれないけど、新橋の地下街をなんかぐるっと回ってJRの切符売り場の前も通って、ようやく銀座線の新橋駅に到着。懐かしい、というのも数年前にJRから銀座線乗り換えで溜池山王まで仕事に行ってたから（そのわりにわからなかったりするんだよな〜）
ということで、ここからはよく知ったルート。地下鉄に乗ると、官庁街に休日出勤するらしい人たちが会話している。国会議事堂前駅で降りていった。お仕事なのね〜（＾＾;;
私は溜池山王駅で降りた。懐かしの地下通路を歩く。ここも数年ぶりだよな〜。コンビニなんてあったっけ？とか思いながらそのころよく使っていた13番出口へ。ここを上がったところの近くにあるビルで仕事をしていたことがあったのだ。コンビニとか立ち食いそばやなんかもそのまま残っている。懐かしい…
赤坂うろうろ †
 |
ふと時間を見ると中途半端な時間に。今回はラジオ日経の番組「私の書いたポエム」と「大橋照子のテルネット・イン」の２番組の公開録音が行われるのだが、最初の「私の書いたポエム」の開始時間をとうに過ぎている。中途半端に入るより、と先に昼食を食べることに決めた。どこに行こうか迷ったがこのあたりで仕事をしているときに深夜とかによく行った「なか卯」に行ってみることに。このお店のカウンター席も私がいた頃と全然同じ雰囲気だった。カツ丼と豚汁のセットを買って食べる。
食べ終わってまだ余裕があるな、と、よく休憩時間にうろうろしたものだったサントリーホール横の公園のあたりを散歩してみる。東京全日空ホテルの横から坂道をぼちぼち登る。ちょっとした坂。さすが赤坂（と言ってもほんとの赤坂はもっと北だけど…）。登り切ったところにその公園が。空いているベンチに座って一休み。日差しが暖かい…
そうこうしているうちに時間も迫ってきたので、下に降りてラジオ日経のある日本自転車会館ビルへ。サントリーホールの前の道からはずれて細い道へ。しばらく行くと急に警備が厳しくなってきた。そう、その向かいにはアメリカ大使館もある。おりしもクリスマスイブイブ（23日ね）。やはり警備が特に厳しいのかもしれない。
その向かいに日本自転車会館ビルが。ところが入り口がよくわからない。祝日と言うこともあってか、本来の入り口とおぼしきところはシャッターが閉まっていて入ることができない。しかも道の反対側からはアメリカ大使館を警備している警官の厳しい視線が…（汗）
わからないまま一旦通過して、再び前を通る。ビルの向こうを見ると警備員のいる休日入り口があった。ここから入るのだろうか。
意を決して中に入る。警備員の人に「ラジオ日経の…」というと、「奥にエレベータがありますから、そちらから6階へ…」と。ほっと安心して入る。いかにも歴史のある建物の少し暗い雰囲気。歩いていると途中に「宏池会事務所」が。そういや、そういう話をラジオで聴いてたような…
かなり歩いてようやくエレベーターが見つかった。エレベーター前にちゃんと「公開録音６階」の案内が（＾＾;;
エレベーターを降りるといきなりラジオ日経の受付があって、受付のお姉さんが座っている。クリスマスツリーも飾ってあるし…。で、さて、公開録音をやっているオープンスタジオはどちらかな？と見てみると、ここにも案内が。ラジオ日経、親切ですわ（＾＾）
スタッフの方々に無言で（録音中なので）案内されてオープンスタジオの前に。まだ「私の書いたポエム」の録音が続いていました。ここで中に入るように指さされたのだけど、音を立てるとまずい？（私はいすの脚に自分の足をぶつけるのが得意なのだ（汗））と放送が終わるまで待つことに。しばらく待ってると放送が終了。中に入る。
いよいよ公開録音 †
公開録音の間は写真撮影禁止になってましたので写真がありません。当日の模様はこちらから見てね。私もこっそり２、３枚映ってます（汗））
空いている席を探して無事着席、放送開始を待つ。やがて大橋照子さんと山本直也アナが登場、大橋照子さんは先ほどと違って衣装替えして登場。白から黒に…。しばらく雑談があったり、「クリスマスツリーが…」なんて話があった後、放送開始。自分のテーマが流れるぞ、と緊張したが、音量が小さいのね〜♪ここだけでなく全体的にそんな感じ。お話する側であまり流すとマイクが拾ってしまうので、ということもあるのでしょう。
放送の内容についてはオンデマンド放送があるので、そちらを聴いてもらうのがいいかも（2005年12月24日、31日分）。最初の録音では、私の投稿が読まれた関係もあって、私の声も番組に録音されてしまった（＾＾;;
それにしても、初めてスタジオでの公開録音なのだけど、ふ〜む、番組ってこんな風になってるのね〜、と思うことしきり。結構アドリブなのね〜。最初の部分など、その前の雑談がそのままっぽいし（＾＾）
そして番組中にもどんどんリスナーの方が増えていく。最初は若干隙間のあった座席もすべて埋まって、次々と別の部屋からいすを持ってきて並べて行く状態。気がつけば部屋はびっしり満員。
１本目が終わってリスナー大賞（一番投稿したリスナーが１位となる、ようだ）の表彰式、３位の方が来られてたのでその場で表彰していた。その後は休憩、部屋がやたらに暑い。自動販売機が外にあるのでそこに行って水を買ってきて飲む。あ〜、生き返る感じ（＾＾）
やがて２本目、山本アナに変わってこれもレギュラーの中野雷太アナが登場、こちらも無事に終わって番組の公開録音が終了した。
その後、１階上の会議室に上がって番組の打ち上げ。照子さんと中野雷太アナを初め、番組の関係者の方やリスナー一同、テーブルを囲んで乾杯。テーブルの上に置かれたビールを飲み食べ物を食べながら、楽しくいろいろお話させていただいたのでした。
途中、自己紹介というのがあって、リスナー一人一人が挨拶。それにしても、私と同年代の方ばかりなのでいろんな方がおられてふ〜む、と関心。お医者様にお巡りさんに占い師の方も…。多士多才な方ばかりで思わずずずっと後ずさりしてしまいそう。
あと、これまでペンネームでしか知らなかった方々も多いので、そのペンネームと顔がようやく一致した感じ、だろうか。あと、抽選会があったり、放送の合間に購入したDVDにサインしてもらったり…
楽しく過ごした時間はあっという間に過ぎていくもの…。始まった時にはまだ夕日が燦々と差し込んでいたのだけど、やがて外も真っ暗になって打ち上げ終了。部屋を片付けて下に降りた。照子さんは車でお帰り。おおっ、これが番組でも何回か話題に出ているプリウスか（＾＾）
リスナーの一人、さしみさんがいきなり万歳三唱♪で、大橋照子さんを送り出して、公開録音全日程が終了した…
赤坂の夜は… †
 |
帰り道、リスナーの幸生さんやさしみさんと一緒になる。幸生さんが「うちの仕事場に来ますか？」ということで、幸生さんの仕事場である占いサロンにおじゃまさせていただくことに。赤坂に向かっていく道の途中にあるビルに到着して中に入る。エレベーターで４階に行き、無事にたどり着いた。
占いサロンということでどんなところだろうと緊張して入ったのだが、中はコンピューターがたくさん並んでいてどちらかというと私の仕事場に近い感じ。お話を聞くとコンピューターのコンサルもやっているのだとか。
いすに座らせていただいて、いろいろお話モードに。幸生さんはノートＰＣを持ってきていろいろやっている。どうやらmixiでテルネット・インのコミュニティを作っているらしい（＾＾;;
さしみさんは携帯（というか、ＰＨＳ）のフルブラウザからあちこちアクセス。凄い、使い慣れてらっしゃる！みるみるうちにあちこちのサイトにアクセスしていくのですごいと思ってしまった。私はそこまで携帯を使ってないしなあ。
そうこうしているうちに、食事をということになり、幸生さんお勧めの韓国料理店へ。韓国料理と言っても焼き肉ではなく、白いスープが有名な店らしい。
席に座ってまずはキムチ各種とごはん。キムチは小さなさらに入れたのが８種類くらい。これをみんなで取って食べる。これでもかなりおいしいところへ、メインのスープが。一見重湯かなにかみたいにも見える真っ白なスープにネギと肉（内臓のような感じ）が煮込んである。これがまたおいしい。
そしてお酒がきゅうりをつけ込んだ焼酎。初めて飲んだのだけど、不思議な味。でもこれもさっぱりしていい感じ。としっかり飲み食いしたのでした。
食べ終わってお店を出て、まずは御徒町に宿泊する予定のさしみさんと店を出てすぐ、さらに赤坂から自宅に帰られる幸生さんとは千代田線赤坂駅で、それぞれ次の公開録音での再会を約して分かれて、ここからは一人。ホテルに向かって歩き続ける。ＴＢＳの横を通って歩くことしばし、恐縮博する予定のホテル、マロウドイン赤坂が見えてきた。
その手前のコンビニで飲み物を買って、ホテルにチェックイン。別館ということで横のドアから別館に向う。あ、ちゃんと静電気を逃がす板がドアに張ってある、のに、先にドアノブにさわってしまってバチンと来てしまった。冬のホテルはこれが辛いのですよねえ。
エレベータを上がって５階に。部屋のドアを開けて中に。ほっとする瞬間ですねえ（＾＾）
さらっとシャワーを。私にはちょっと狭めかな？でも、いい感じです。シャワーを出て缶ビールを飲みながらテレビを。ってだいたいこういう状態になるのよね〜。と、疲れを感じつつ、一日目が終わったのだった…
