2004/05/15
第7ステージ | Frosinone - Montevergine Di Mercogliano | 214km |
勝手に予想〜
コース図
第7ステージは214kmと比較的長めのステージ。そして最後の約17kmがひたすら登りの山頂ゴールとなる。高低差800mくらい登るのだが、一番傾斜が厳しいところで10%とむちゃくちゃに厳しいわけでもないけど、なにしろ距離が17km。
この登りで総合順位をひっくり返す選手が出てくるのか？それともサエコが万全の体制を取ることができるのか？
どれくらいの傾斜かはここを参照のこと。
レース
今日は昨日落車したアウグ（ドミナヴァカンツェ）やチポッリーニ（ドミナヴァカンツェ）らがレースに出場しなかった。サエコの選手たちは黒と白の縞のジャージを着て出場。何かあったんだっけ？
レース序盤からアタックがかかり６人の選手が逃げていたが、最後のMonteverzineへの登りですべて吸収され、いよいよ戦闘開始。
この集団でアタックをかけたのはフィグエラス（チェラミケ・パナリア）。何度もアタックをかけるが、そのたびにクネーゴ（サエコ）が後ろにつき、程なくヴィニカルディローラの引く集団が追いつくという展開が繰り返される。
残りあとわずかになって、今度はシモーニ（サエコ）がアタック。これにガルゼッリ（ヴィニカルディローラ）がぴったりとつき、主要選手もその後ろから追いついてきて、いよいよ残り1kmを切った。
最後はゴールへの集団スプリント。この集団から最初に飛び出したのはまたもフィグエラス。しかし、その後ろからクネーゴが出てきて一気にフィグエラスをかわし、そのままゴールへ。２位にはプロローグ男のマクギー（エフデジュ）がスプリントを制してゴールした。傾斜がむちゃくちゃにはない（10%）とはいえ、山頂ゴールのステージで２位を取るとはびっくり。以下、ペリゾッティ、フィグエラス、ガルゼッリ、シモーニとゴールした。
ボーナスタイムの関係でマリアローザはシモーニから再びクネーゴに。しかし、３位以降との差は小さいので、まだまだ予断を許さないところだ。
| ステージ順位 |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | タイム |
| 1 | 3 | D.クネーゴ | イタリア | サエコ | 5:26:25 |
| 2 | 95 | B.マクギー | オーストラリア | エフデジュ | +0:00 |
| 3 | 28 | F.ペリゾッティ | イタリア | アレッシオビアンキ | +0:00 |
| 4 | 31 | G.フィグエラス | イタリア | チェラミケ・パナリア | +0:00 |
| 5 | 181 | S.ガルゼッリ | イタリア | ヴィニカルディローラ | +0:03 |
| マリアローザ（個人総合成績） |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | タイム |
| 1 | 3 | D.クネーゴ | イタリア | サエコ | 33:01:48 |
| 2 | 1 | G.シモーニ | イタリア | サエコ | +0:10 |
| 3 | 28 | F.ペリゾッティ | イタリア | アレッシオビアンキ | +0:28 |
| 4 | 135 | Y.ポポヴィッチ | ウクライナ | ランドバウクレジット | +0:31 |
| 5 | 31 | G.フィグエラス | イタリア | チェラミケ・パナリア | +0:52 |
| マリアチクラミーノ（総合ポイント賞） |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | ポイント |
| 1 | 85 | A.ペタッキ | イタリア | ファッサボルトロ | 80 |
| 2 | 3 | D.クネーゴ | イタリア | サエコ | 70 |
| 3 | 141 | R.マキュワン | オーストラリア | ロット・ドモ | 66 |
| マリアベルデ（総合山岳賞） |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | ポイント |
| 1 | 3 | D.クネーゴ | イタリア | サエコ | 28 |
| 2 | 118 | F.ウェーグマン | ドイツ | ゲロルシュタイナー | 17 |
| 3 | 1 | G.シモーニ | イタリア | サエコ | 16 |
| マリアアズーラ（総合インテルジロ賞） |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | タイム |
| 1 | 169 | M.ストラッツェール | イタリア | ソニエル・デュヴァル | 20:51:25 |
| 2 | 15 | C.ダモーレ | イタリア | アクアエサポネ | +0:10 |
| 3 | 145 | A.フィアハウテン | オランダ | ロット・ドモ | +0:18 |
