よしなしごと/2005-04-03 のバックアップ(No.1)
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＜News＞ローマ教皇ヨハネ・パウロ２世が逝去 †
特集・教皇ヨハネ・パウロ二世
455年ぶりのイタリア以外から選出された教皇にして、世界で初（でかつおそらく最後の）社会主義国から選出された教皇、ヨハネ・パウロ二世。世界を駆け回って平和を願う姿は、キリスト教徒ではない私でも感動的なものでした。
歴代の教皇の中でも在位３位となったその間には凶弾に撃たれ、パーキンソン病で身体が動かなくなったりしながらも、世の中の平和を願う強い思いを持っておられた方でした。それはクラクフ生まれで第2次世界大戦の悲惨な戦争を知っておられたからでもあるのでしょう。自らもナチス占領下のクラクフに出来た地下組織の神学校で学ばれたということです。そんな経験が教皇の世界を駆け回って平和と和解を呼びかける力となったのでしょう。
これから９日間の祈り（ノヴェンディアーリ）が行われて埋葬され、その後15日〜20日後に教皇選挙（コンクラーベ）が行われて、新しい教皇が選出されるということです。
なお、報道では「ローマ法王」という名前がしばしば使われてますが、日本のカトリック教会の中心となるカトリック中央協議会では「ローマ教皇」という名前を使用することを願っているそうです。
参考：「ローマ法王」と「ローマ教皇」、どちらが正しい？
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