Tour de France 2004
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３大ツールの最後を締めくくるブエルタ・ア・エスパーニャは今年は9月4日にレオンのチームタイムトライアルで始まり、サラゴサからバレンシア地方に出た後、アリカンテ地方の山岳を通ってグラナダまで南下、そこから空路オリベンザまで飛び、ここから北上してマドリードに至るまでの計3033.9kmだ。
特に今年のツールで行われたラルプ・デュエズの個人タイムトライアルの向こうを張ったような第16ステージシエラネバダのひたすら登りの個人タイムトライアルは見ものかもしれない。なにしろ距離はラルプ・デュエズの倍近く。途中に若干下りはあるものの、後はひたすら登りとなる。
厳しいコースを制して最後のマドリードの表彰台に登るのは誰か？
2004/09/04
第１ステージ | Leon - Leon | 27.7km
チームタイムトライアル |
コース図
第１ステージはレオンの街を走るコースのチームタイムトライアル。
前半は右腕骨折を押してエースとして走るマンセボーを擁する7番目スタートのイジェスバレアルスが31分41秒の好タイムを出して暫定１位につく。この記録はなかなか破られなかったが、17番目にスタートしたＴ−モバイルが25秒その記録を上回り、さらにその後の18番目スタートのＵＳポスタルがさらにそのＴ−モバイルを31秒上回って、今年のブエルタの第１ステージを飾った。
４位にはバルベルデのいるケルメが58秒遅れで、５位にはセビーリャとハミルトンのいるフォナックが1分1秒遅れでゴールした。昨年のブエルタの１位エラスと２位ノザルを擁するリバティセグロスは1分28秒遅れ。チームメイトがタイムトライアルが得意だった元オンセだと思うとちょっと物足りない成績に思えてしまう…
まあ、本格的な勝負はこれから。残り20ステージ、何が起こるかわからない…
| ステージ順位 |
| 順位 | No. | チーム | 国籍 | | タイム |
| 1 | 19x | USポスタル | アメリカ | | 30:45 |
| 2 | 18x | Ｔ−モバイル | ドイツ | | +0:31 |
| 3 | 8x | イジェスバレアルス | スペイン | | +0:56 |
| 4 | 1x | ケルメ | スペイン | | +0:58 |
| 5 | 11x | フォナック | スイス | | +1:01 |
| 個人総合成績 |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | ポイント |
| 1 | 194 | F.ランディス | アメリカ | USポスタル | 30:45 |
| 2 | 191 | M.バリー | カナダ | USポスタル | +0:00 |
| 3 | 196 | V.H.ペーニャ | コロンビア | USポスタル | +0:00 |
| 4 | 192 | M.ベルトラン | スペイン | USポスタル | +0:00 |
| 5 | 199 | D.ザブリスキ | アメリカ | USポスタル | +0:00 |
| スプリント賞 |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | タイム |
| 1 | 194 | F.ランディス | アメリカ | USポスタル | 25 |
| 2 | 191 | M.バリー | カナダ | USポスタル | 20 |
| 3 | 196 | V.H.ペーニャ | コロンビア | USポスタル | 16 |
| 総合山岳賞 |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | タイム |
| 1 | 194 | F.ランディス | アメリカ | USポスタル | 6 |
| 2 | 199 | D.ザブリスキ | アメリカ | USポスタル | 4 |
| 3 | 192 | M.ベルトラン | スペイン | USポスタル | 2 |
