**＜ジロ・デ・イタリア＞第9ステージ、ベンナーティ2勝目、チクラミーノを奪還！ [#b8add038]
[[ジロ・デ・イタリア公式ページ:http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2008/it/]]~
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ジロ・デ・イタリア第8ステージは、チヴィタヴェッキアからサン・ヴィンツェンツォまでの218Km。ゴール地点のサン・ヴィンツェンツォはトスカーナ州のティレニア海に面した美しい海岸の街だ。海岸沿いでは泳いでる人も。最高気温は23℃らしいのだが…。ヨーロッパ人は強いねえ〜~
ジロ・デ・イタリア第9ステージは、チヴィタヴェッキアからサン・ヴィンツェンツォまでの218Km。ゴール地点のサン・ヴィンツェンツォはトスカーナ州のティレニア海に面した美しい海岸の街だ。海岸沿いでは泳いでる人も。最高気温は23℃らしいのだが…。ヨーロッパ人は強いねえ〜~
そういや、去年のジロだっけ、海岸で不倫リゾートをしている人がジロのヘリカメラに映ったばっかりにばれてしまった、なんてニュースもあったっけ（笑）~
ゴール地点はベッティーニの出身地の近くと言うこともあって、途中もゴールもベッティーニのファンが多い。「パオロ・ベッティーニ・クラブ」と書かれたおそろいの服を着た子供たちもいたりして…~
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さて、レースの方は序盤3kmで抜け出したビュファーズ（コフィディス）とクリフトソフ（AG2R）が逃げ、それをメイン集団を追うという展開。途中10分以上まで差が開くが、その後メイン集団がスピードをあげ、徐々に追い詰めて行くのはいつもの展開。だけど、今日は逃げが2人ということもあってか、明日が休養日と言うこともあってか、ここ数日に比べるとゆっくりめのスピード。~
レースは先頭の2人をほとんど追い詰めた残り15kmあたりでメイン集団の中から動きがある。このあたりに坂があって登って下るのだが、ここでクイックステップ、多くのスプリンターを疲れさせ、ベッティーニ（クイックステップ）のために集団の先頭をひく。これで何人かの選手が後ろに置き去りにされてしまった。~
さらにこの集団からベッティーニが加速。それについて行ったのがリッコ（サウニエルデュバル）とセッラ（CSFグループナヴィガーレ）。他の選手が遅れてしまった。~
ベッティーニ、セッラやリッコを巻き込んで逃げ切りたい様子、しかし、リッコ前に出ず、集団に戻ってしまった。ベッティーニもあきらめて集団に戻る。~
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その中で一人逃げたのがマリアヴェルデのセッラ。一昨日ステージ優勝を逃した悔しさもあるのだろう。明日は休息日だし。ということで、必死で走る。下りで一気にビュファーズとクリフトソフに追いつき、追い抜いてしまった。さらになんとか一人で逃げようとする。~
しかし、後ろの集団はリクイガスが完全にコントロールしてセッラを追跡、残り10kmほどでセッラを吸収。あとは集団スプリントの動きに。~
リクイガスからハイロード、その後はいろんなチームが主導権を取ろうと激しく先頭を争う。どこが主導権をとるのかわからないまま、残り1km。おおっ、ミルラムがコントロールしている。~
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先頭にオンガラート（ミルラム）、ヴェーロ（ミルラム）、ベンナーティ（リクイガス）を挟んでツァベル（ミルラム）、その左後ろにディーン（スリップストリーム）、右後ろにベッティーニ（クイックステップ）。さらにその後ろではダッラントニア（CSFグループナヴィガーレ）とカヴェンディッシュ（ハイロード）がやりあっている。~
オンガラートが離れ、いよいよヴェーロが…、と言う時に、集団の左からガット（ゲロルシュタイナー）がアタック。スプリント力のあるガットが一気に前に出るが、その後ろからベンナーティ、ツァベルらが追走する。~
ベンナーティ、ガットの前に出た。その後ろにベッティーニ、ツァベル、マキュワン（サイレンス・ロット）…。~
ベッティーニ、ベンナーティの左から加速、ゴールラインで2人はほとんど並ぶ。手を挙げたのはベンナーティ。ベッティーニ、一瞬手をあげかけて、ベンナーティの方を見て、「え？おまえなのか？」。~
ベンナーティ、激しいスプリントのステージを制してジロ2勝目、さらに総合ポイント賞のマリアローザを取り返した。ステージ2位は地元で勝てなかったベッティーニ。3位にマキュワン。~
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[[ダニエーレ・ベンナーティ公式ページ:http://www.danielebennati.com/]]~
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総合リーダーは今日も変わらずヴィスコンティ（クイックステップ）。今日はベッティーニのアシストもしていたのだけど、その甲斐がなくてちょっと残念。そのベッティーニやベンナーティらから4秒遅れの集団でゴール。総合2位のルス（ゲロルシュタイナー）もその集団でゴールと言うことでタイム差変わらず34秒差。総合3位のボシージョ（LPRブレイクス）も同じ集団でやはりタイム坂割らず5分53秒差。~
総合新人賞もあいかわらずヴィスコンティ、総合山岳賞もあいかわらずセッラ。~
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気になるのは、ダッラントニアによほど頭に来たのか、カヴェンディッシュがゴールするときに彼を指さしてゴールしていたけど、なにかありますかねえ。~
ということで、明日は最初の休養日。そして休養日あけの火曜日には結構登ってる個人タイムトライアル。ということで、果たして総合優勝を狙う選手たちの順位がどうなっていくのか、楽しみです♪
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