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|''2004/05/29&br; 第19ステージ''|''Bormio - Presolana''|''122km&br; ''|
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**勝手に予想～
[[コース図:http://www.gazzetta.it/Speciali/Giroditalia/2004/ita/altimetrie/T19_alt.jpg]]~
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いよいよジロもあと２ステージ、そして最後の山岳ステージ。このステージで総合優勝が決まる。その第１９ステージは山頂ゴールではないがほとんど山頂ゴールに等しい122km。そして途中３つある山岳ポイントのどれもが厳しい。~
-Passo del Mortirolo　登りの標高差1303m　平均斜度10.3%　最大斜度18%
-Passo del Vivione　登りの標高差1375m　平均斜度7%　最大斜度13%
-Passo della Presolana　登りの標高差547m　平均斜度6.9%　最大斜度16%

最後のPasso della Presolanaは距離こそ短いが勾配もきつく、ここで最後の勝負になると思われる。~
ここまで総合リーダーはクネーゴ（サエコ）、しかし、チームリーダーで現在総合３位のシモーニとの対立がささやかれており、今日のステージでどうなるかは気になるところ。さらに総合２位のゴンチャール（ディナルディ）がどこまで彼らについて行けるのか、彼次第では現在４位のポポヴィッチ（ランドバウクレジット）も逆転で表彰台にあがれる可能性が出てくる。
**レース
やはりこの人が逃げた。最初の山岳ポイントPasso del Mortiroloへの登りの途中で、シモーニ（サエコ）がアタック、ガルゼッリ（ヴィニカルディローラ）も続く。序盤から逃げていた集団を吸収、追い越して、２つめの山岳Passo del Vivioneの登りにかかったときにはシモーニ、ガルゼッリ、それにヴァリャベック（フォナック）の３人の逃げ集団となる。~
マリアローザのクネーゴ（サエコ）もこの後ろ1～2分差につけてこのままPasso del Vivioneの山頂を過ぎて下りに。この下りではガラテ（ランプレ）やトンコフ（ヴィニカルディローラ）と言った強力な選手たちが相次いで落車する中、クネーゴはチームメイトのマッツォレーニやライバルのポポヴィッチ（ランドバウクレジット）と追走集団を形成してシモーニらを追いかける。~
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そして今年のジロ最後の山岳ポイントのPasso della Presolanaへの登りへ。マリアローザ集団はこの時点で再び人数が増えていたが、ここで総合５位のチオーニ（ファッサボルトロ）とクネーゴがアタック。チオーニがクネーゴのために必死で最後の登りで差を縮めていく。この時点で表彰台を狙っていたゴンチャール（ディナルディ）、ポポヴィッチらは後ろに残され、終わり。~
一方、これ以上差を詰められたくないシモーニとガルゼッリは必死でアタック。山頂間際でヴァリャベックを振り切ってしまい、取材のバイクに追突しそうになりながら、大観衆の応援するPasso della Presolanaを登り切り、後は下るだけとなった。しかし、チオーニ、そしてクネーゴとの差は52秒。この時点でクネーゴの総合優勝はほぼ確定的となった。~
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最後はシモーニとガルゼッリのスプリントとなった。ガルゼッリは一旦シモーニを前に行かせて、残り数百mのところでアタック。あっさりとシモーニを抜き去って今大会初のステージ優勝を飾った。遅れたヴァリャベックは３位でゴール。そしてチオーニとクネーゴは先頭から52秒差でゴール。ゴール後、互いに握手を交わした２人であった。~
これで総合優勝はサエコのクネーゴで確定的になった。あとはミラノでのスプリントを残すのみ…
#include(Giro D'Itaria '87/Stage19/Standing)
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