ちゃり記/2006.07.16
2006.07.16(日) †
| コース：天竺川〜大野川緑陰道路〜矢倉緑地〜伝法大橋〜舞洲〜桜島〜天保山〜なにわ筋〜十三(58.24km) |
天竺川から大野川緑陰道路へ †
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前日の夜、ちょっと雨が降っていたのだけど、朝になって上がったということもあって、顔と手と足にコパトーン（SPF50、PA++！）を塗って、自転車に乗りに行くことに。どこに行こうかなあ？と思ったのだけど、暑い中を坂を登るのはしんどそうなので、海の方に行ってみることに。
まずは服部緑地手前のサンクスで水を買って、履正社高校の横から天竺川に上がって南下する。日が照っていたら木陰道になるのだけど、幸い曇りだったので暑さもあまり感じない。南からの風がそこそこある。
いつものように川沿いの下町の風景を眺めながら、すすむことしばし、神崎川に到着。
普段ならここで水鳥の道に降りるところだが、今回は十三の方に出るので河原に降りる道には行かず、川の土手をしばらく走って三国橋へ。国道176号線が通る新三国橋と違い、すぐ横の三国橋は車も通るけど、人や自転車がもっぱら通る感じ。そんなのんきな感じの三国橋を渡って阪急三国駅の前を通過し、国道の一つ東の道をさらに南下。この道は交通量もそれほどでないので走りやすいです。ただ途中で道が細くなって、さらに阪急京都線の踏切があるのだけど、自転車だとノープロブレム（＾＾）
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そのまま十三東の交差点から阪急をくぐって新北野の交差点に。ここからちょっと街中の繁華街を通って行く。飲み屋街、というより半分風俗街みたいなところなので、今回は朝10時頃なのでまだまだ大丈夫だけど、もう少し遅い時間になると客引きがたくさん立ってたりする、危険なゾーンだ。もっともヘルメットかぶって自転車に乗ってたら誰も止めたりしないけど…（笑）
その繁華街から十三バイパスを越えると普通の大阪の街並みに戻る。ちょっとほっとしてしまいますね。そのまま街中の道。これも休みと言うこともあって交通量が少ないので、車道をガンガン走れる。ゆったり曲がるその道からいきなり歩道に。この歩道をそのまま行くとJR東海道線の下をくぐって歌島のあたり。横にグリコの工場が見える（＾＾）
そのまま阪神高速池田線をくぐると大野川緑陰道路だ。かつて川だったところを埋め立てて歩道と自転車道を造ったこの道、長さが3.8kmなんだそう。道自体も歩道と自転車道になっていて、たまに自転車道を歩いている人もいたりするのだけど、それでも走りやすい。さらに道には「緑陰道路」と名付けられているだけあって、たくさんの木々が植えられているので、たとえ日が差してきても木陰を走れる。と思ったところで本当に日が差してきた。あと、一番西のはずれ近くまで交差点もないのですよね。全ての道路や線路の下をくぐっているから。
だから気持ちよくこいで行ける。などと走っているうちに大野川緑陰道路を走りきって、淀川の土手に到着！
淀川の土手を走る †
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ゆっくりと土手に上がっていくと、河口間近の広々とした淀川の流れが見える。その淀川の巨大なコンクリートの堤防の上に立って、ほっと一息。何回来てもここはいつも広い〜♪たぶん川幅だけで600m近くあるのだろう。
しばし、川の広さを眺めた後、ウインドサーフィンの準備をしている人たちの横をすり抜けて矢倉緑地に向かう。この道も基本的に車が入られないようになっているから、安心して走ることができる。ただ、たまに途中の杭を引き抜いて車で入ってきたりする不届き者がいるようだが…。まるで台所を見ると這い寄ってきて無秩序に繁殖するゴキブリのようにどこでも無理矢理入ってこようとする車。これでどんどん環境が悪くなって行っている。矢倉緑地も、一番最初に来たときの美しさは若干落ちているような気が…
途中から続く人工の干潟を左に見ながら走ることしばし、矢倉緑地に到着っ！いつものとおり上の展望台まで自転車で上がる。向こうに阪神高速湾岸線ごしに大阪港が見えていい景色。北港ヨットハーバーから出たとおぼしきヨットがたくさん浮かんでいる。そんな景色を眺めながら、トイレの横にある水道の水でしっかり顔を洗い、身体を冷やす。熱中症にはなりたくないからね〜
普段はあまり通らないのだけど、今回はぐるっと海沿いの道を回る。なぜここをあまり通らないかというと、数十センチ幅くらいの石が敷き詰められていて、そのため走るとガタガタ振動する。それに釣りの人が多いので釣り針とか捨ててたりしてそれがタイヤをパンクさせないか、というのも心配。でも、パンク等することもなく無事通り抜けて矢倉緑地を後にした。
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ここから元の道を戻ってさらに東に、一旦土手から外側に降りて福町南の交差点に降り、国道43号線に出て伝法大橋を渡る。その福町南の交差点に入ったときのこと。橋の方へ道は上っているのだけど、反対側からノーブレーキで自転車が突っ込んできた。私の方も登ろうと加速しつつあったので止まることができない。仕方ないので加速して幸いにも自転車同士の衝突は逃れたが、その時バランスを崩して左足がガードレールにぶつかってしまった。カードレールの柱にぶつかって足の関節がぐにゃっと曲がったが、軽い擦り傷だけですんだようだ。よかった。
そのままひたすらまっすぐの伝法大橋を渡る。右からやや強い風が吹き付けている。橋を降りたらこれが向かい風？と思いながら伝法大橋を渡りきり南岸の土手に出る。やはり厳しい向かい風（汗）その向かい風の中を必死でこいで進んで行く。ここは団地の陰と阪神高速湾岸線の陰があるくらいでそれ以外はずっとまっすぐの土手の道を日にさらされ、さらに海から吹き付ける強風にさらされてしんどい。ただ、風は海からの風のせいなのか、少し涼しく潮のにおいがする。
そんな感じでえっちらおっちら走って、ようやく大阪北港へ。
北港から舞洲、そして此花大橋に †
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一旦海側を回った後自動販売機のあるスペースに。ここで新しい水を買う。だいたい自転車で走る時は水を買うことの出来る補給所を決めてあるのだけど、ここはその１つ。北港ヨットハーバーに来たときにはだいたいここで買っている。別にどこでもいいといえばいいのだけどね。出発時に買った水はすでにぬるま湯になっている（笑）そのぬるま湯を飲み干し、新しく買った冷たい水を一口だけ飲んで出発。
これもいつも通り常吉大橋を越える。この橋を登ると左に大阪市舞洲スラッジセンターの建物が。何回見ても異様な建物だ。右側には先ほど休憩した北港ヨットハーバーが見える。色とりどりの帆を張ったヨットが出航している。そして橋を降りて舞洲に。
まずは海沿いの舞洲緑道を走る。道が貝を敷き詰められて出来ているので雨の日なんかだと怖そうだが、今日は天気もいいのできもちいい。足下でじゃりじゃり言わせながら走っていく。
舞洲緑道を越えてさらに中の方へ。オートキャンプ場ではなんかまるで団地のような感じでバーベキューやってる。ここまで密集した中でやってて面白いのかねえ…。安い肉の焦げるにおいにむせかえりそう。場内でなにやらスピーカーで言ってるなあ、と思ったら、運動会をやっているらしい。マラソンだかリレーだかをやっているのが見えた。
そのオートキャンプ場の横を抜けると上り坂。そこそこの勾配だけど道がまっすぐなので気分的にしんどい。ただ、常吉大橋を越え、舞洲の坂を上り、この後行く予定の此花大橋の登りに向けて徐々にきつくなってるのかな？
坂を登り切って新夕陽ヶ丘の総理大臣、じゃない、展望台に登る道を、これまた自転車で登る。上まで登ると珍しく人がいない。景色がいいのだけどねえ。空気がいいときなんかだと明石海峡大橋までしっかり見えるのだ。この日はさすがにそこまで見えないけど、天保山や港大橋、建設中の夢洲なんかがきれいに見えていた。
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展望台で一休みした後、今度はゆったりと下る道を舞洲アリーナに向かって下っていく。途中、タクシーの横を通り抜けようとしたら突然タクシーが発進したので、あわてて避けたら歩道に乗ってしまった。まあ、歩道もきれいだしいいか、と走って、そのまま此花大橋への道に。ここから道はまっすぐ。向こうに橋が見える。橋もまっすぐなので登りの頂上付近まで見える。あぁ〜、と気分が萎えそうになるのを気力を振り絞って走る。
大阪市舞洲スラッジセンターに負けない大阪市環境事業局舞洲工場の建物の横を抜けて、此花大橋に。徐々にスピードが落ちていき、呼吸が苦しくなっていく。横の道路では車がかっとんでて、この時点ではちょっとうらやましい。
それでもなんとか登り切って、一旦傾斜の緩い所まで来る。この橋はそこからさらに頂点まで緩やかに登っているのだけど、ここまで来たらもう大丈夫。途中にある大きな橋脚の日陰でほっと一息。陰に自転車を置いて水を飲む。夏は陰に自転車を置いておかないと、サドルが死にそうに暑くなるので…
それから橋の上からの景色を楽しむ。自転車で登るとこれがいいのだよね。自動車だとこの橋では止まれない。でも自転車なら止まれるのです。ゆっくり水を飲みながらこのビルにしてみれば５階分くらい？の橋の上からの景色を眺められるからこそ自転車で来る価値があるんですよね〜♪
で、再発進。この橋、桜島の側は歩道、そしてループのスロープになっている。これがしんどい。ループになっているのでしょっちゅうブレーキを掛けて曲がらないといけないのだ。何回ぐるぐる回ったことだろう。いい加減手の筋肉の疲れがたまったあたりでようやく下の道にたどり着いた。
渡し船で天保山、そして帰り道… †
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橋を渡り終えてしばらく阪神高速の下の道を走る。日陰になるのでありがたい、が、以前このあたりでパンクしたので、下に注意しつつ走っていく。ユニバーサルスタジオ西の交差点から南に。左側にUSJが見える。警備員の人が何人もいる。暑い中大変なお仕事です。
道路の方もこのあたりから日当たり良好。遮るもののない直射日光を受けながらUSJの横を抜け、JR桜島駅のちょっと北で西側の道にそれる。ここからしばらく昔からの港の風景の中を抜けて行くと大阪に今でも８つ残っている無料の市営渡し船の１つ、天保山渡船場（桜島側）にたどり着く。日曜の昼は30分に1往復するこの渡し船、とてもいいですねえ。待合所には1家族が船を待っていた。それが出発時間が近づくに従って徐々に人も増えていく…
やがて時間になると天保山側の船が動き出し、こちらに向かって進んでくる。海遊館前を出ようとしている観光船サンタマリア号の前を通ってこちらに到着。職員さんが降りてゲートを開くと向こうからの乗客が降りてくる。かなり外人さんが多い。やはりこちらにUSJもあるし、働いている方々も多いのでしょうねえ。
で、みんな降りるのを待って乗船。風で船はかなり揺れている。座席の全くない船に乗って右手に自転車、左手に船の手すりをしっかり持つ。やがて出発。波しぶきを上げて安治川を渡る。気持ちいい〜（＾＾）
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ほどなく天保山に到着。「日本で一番低い山」のある天保山公園の横を通り、マーケットプレイスの前を通って海遊館の裏へ。ここからUSJまで船が出ていて1100円。ちょっと歩く渡し船は無料。難しいところです（＾＾;;
さらに駐車場からぞろぞろ歩いてくる人の流れと反対向きに走って大阪税関横から国道172号線に。ちなみに3連休の真ん中のこの日、この界隈ではどこも車であふれ、駐車場に入る車が大渋滞でした。
自転車なので渋滞と関係ない私はそのまま国道172号線をひた走る。この道は自転車道として整備されていて、しかも大阪の道ではよくそういう所に物が置いてあって走りにくいのだけど、この道はモデル道路に指定されているせいか、自転車道のところになにも置かれていず、すごく走りやすい。のだけど、途中の大阪市中央体育館のあたりで違う道についつい行ってしまうんですよねえ…。この日も間違えて行ってしまった（汗）
でも、行ってしまったものはしかたがない、そのまま行ってしまえ〜、とひた走って弁天町から九条駅横を通って土佐堀通りへ。ここからなにわ筋に出てあとはひたすら北上、十三大橋を渡ります。あ、今里屋久兵衛、開いてた。先週来たときには閉まってたので今回は買う気がなかったのであっという間に通過してしまった（涙）
そのまま、新北野から十三東〜三国橋、そして天竺川と、来た道をほぼそのまま戻って帰って行ったのでした〜♪
しかし、帰ってびっくり。背中の一角が激しく日焼けしている。顔や手や足にはしっかり日焼け止めを塗ったのに、ここは塗らなくて、しかも前傾して自転車に乗ってたのでこの場所が一番日が当たったらしい。痛かったりかゆかったりはあまりないのですが、かなり色が変わっているのでちょっとびっくりしました。
次回からはここにもしっかり日焼け止めを塗らなくては！
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