よしなしごと/2005-04-03
＜News＞ローマ教皇ヨハネ・パウロ２世が逝去 †
特集・教皇ヨハネ・パウロ二世
455年ぶりのイタリア以外から選出された教皇にして、世界で初（でかつおそらく最後の）社会主義国から選出された教皇、ヨハネ・パウロ二世。世界を駆け回って平和を願う姿は、キリスト教徒ではない私でも感動的なものでした。
歴代の教皇の中でも在位３位となったその間には凶弾に撃たれ、パーキンソン病で身体が動かなくなったりしながらも、世の中の平和を願う強い思いを持っておられた方でした。それはクラクフ生まれで第2次世界大戦の悲惨な戦争を知っておられたからでもあるのでしょう。自らもナチス占領下のクラクフに出来た地下組織の神学校で学ばれたということです。そんな経験が教皇の世界を駆け回って平和と和解を呼びかける力となったのでしょう。
これから９日間の祈り（ノヴェンディアーリ）が行われて埋葬され、その後15日〜20日後に教皇選挙（コンクラーベ）が行われて、新しい教皇が選出されるということです。
なお、報道では「ローマ法王」という名前がしばしば使われてますが、日本のカトリック教会の中心となるカトリック中央協議会では「ローマ教皇」という名前を使用することを願っているそうです。
参考：「ローマ法王」と「ローマ教皇」、どちらが正しい？
＜自転車＞ロンド・ファン・フラーンデレン、始まった！ †
ロンド・ファン・フラーンデレン公式ページ（英語）
CyclingTime.Com - Ronde van Vlaanderen 2005（日本語）
ただいま日本時間で18時25分。現地は11時25分、かあ。
すでにレースが始まって1時間45分経過しているらしい。やはりルド・ディエルクセンス（ランドバウクレジットコルナゴ）が飛び出した！ベントソ（ソニエルデュバル）と一緒に逃げているらしい。その差15秒（＾＾;;
Cyclingtime.Comでは8時頃からおそらくテキストでライブをやるようだが、一足先に公式サイトやCyclingNews、Eurosportの方ではライブが始まっている（テキスト）。
ちなみに私は優勝するのはオグレディ（コフィディス）ではないかと、密かに思っているのだけど…
（以下、現地時間で…）
12時50分
ルドとベントソの逃げは捕まってしまい、今は、ブシェ（Mrブックメーカー）、マルゾーリ（ランプレ・カッフィタ）、モレ（フランセージュデジュ）、サバッリャ（ソニエルデュバル）、バクステッド（リクイガスビアンキ）が逃げ、その後ろから小集団、そして大集団が追いかけているらしい。まだまだ残りは145km。先は長い…
14時10分
めしを食ったりしてたので見てなかったのだけど、その間に逃げの5人はモレ（フランセージュデジュ）、ブシェー（Mrブックメーカー）、サバッリャ（ソニエルデュバル）、バクステッド
（リクイガスビアンキ）、そしてマルゾーリではなくバルレド（リベルティセグロス）の5人に。後ろからはヴァイトクス（AG2R）、
タフィ（ソニエルデュバル）、ヴォクレール（ブイグテレコム）らが集団からアタックし追いかけている。
選手たちはKwaremontを越えて、Paterbergの坂に向かう。残り84km。
14時20分
最大斜度20%のPaterbergの坂に先頭がさしかかる。前はサバッリャ、バクステッド、バルレドの3人。
後ろの集団はクイックステップ勢がボーネンのためにひいている。
14時30分
先頭集団にブシェーが戻って4人に。後の大集団とは2分10秒差ほどでPaterbergを越えた。そして最大斜度22%のKopenbergにさしかかる。
14時40分
厳しい石畳の登りにブシェーが再び遅れる。そして後ろから25人ほどの集団が大集団から出た、のかな？その中にはボーネン（クイックステップ）、ヴァンペテヘム（ダヴィダモンロット）、ヒンカピー（ディスカバリチャンネル）らもいる模様
この集団の前には先頭から1分30秒遅れでツァベル（T-モバイル）とラスト（フォナック）もいる。
先頭集団はSteenbeekdriesの坂へ。ここは石畳の12%の坂だ。
14時50分
大集団はツァベルとラストをとらえ、再び先頭集団3人と大集団に。その差は1分5秒。
Taaienbergの坂にさしかかる。ここもずっと石畳の登りだ。最大斜度は18%。そして残り距離は66km。
どうやら次のEikenBergの登り（石畳、最大斜度11%）にかかる。
15時00分
うしろの集団からゲドン（フランセージュデジュ）とファンボン（ダヴィダモンロット）がアタック。先頭から大集団まではわずか20秒。
バクステッドにトラブル発生！先頭はサバッリャ、バルレドの2人に。
残り57km。Boignebergの坂を上る。ここは12.4%の舗装路。ゲドンらは大集団に吸収された。
15時10分
ツァベルが再び集団からアタック。彼のチームで昨年優勝のヴェーゼマンはすでにリタイアしたらしい。ファンボンが押さえにかかる。バクステッドはにすでに先頭に戻って3人となっている。
残り50km。選手たちはforeestの坂にさしかかった。先頭と大集団との差は15秒…。
ここでバクステッドが後退、後ろから来たブルクハード（T-モバイル）とバッラン（ランプレ・カッフィータ）に追いつかれた。そのうしろに大集団。
15時20分
バルレドも遅れ、先頭はサバッリャだけに。その後ろからバッランが追いついて2人で逃げている。先頭と大集団との差は20秒。そして先頭は47km地点のSteenbergの坂（舗装路・最大斜度12.8%）にさしかかる。
先頭から遅れたバクステッドらは大集団に吸収された。そして選手たちは12番目の坂Leberg（舗装路・最大斜度14%）へ。残り42km。残る坂はこれも含めてあと６つ。
15時30分
先頭の2人と大集団との差は40〜50秒ほどに開いた。後ろでは後ろで戦いがはじまっているのか？
13番目の坂Berendriesに選手たちがさしかかった。アームストロング（ディスカバリチャンネル）が前に出てきた。ヒンカピー（ディスカバリチャンネル）のアシストとして？
15時40分
サバッリャが先頭から脱落、後続のツァベル、ペティート（ファッサボルトロ）に追い付かれる。先頭はバッラン1人。集団とはおよそ1分差。そして選手たちは14番目の坂Valkenbergへ。残る坂はあと４つ！
サバッリャはこの集団からも遅れ、逆に後ろからはクリール、ボーネン、そしてヴァンペテヘムが集団を飛び出して前に出てきた！
バッランにボーネンらの集団が追い付いた。これで先頭集団は6人。24秒差で大集団。
15時50分
残り26km。先頭の6人はいよいよ14番目の坂Tenbosseへ。そして20秒遅れの後続集団はアームストロングが引いている。坂で後ろの集団もばらけて20人ほど。その中にはヒンカピーらがいる。
16時00分
現在残り20kmを切った。レースはしばらく平坦に、そして残り16km地点から一番の勝負どころ15番目の坂Muurを迎える。選手たちは240kmを走った後、フラマン語で「壁」を意味するこの20%の劇坂で何か勝負が起きるのだろうか。
残り18km。いよいよMuurの下にやって来た。
16時05分
ヴァンペテヘムとボーネンが先頭となってMuurを登り始めた。後続の集団は1分差。この6人で決まりだろうか。
しかし、途中ツァベルとペティートが後退したものの先頭に復帰、Muurでは勝負が付かなかった。残る坂はBosbergのみ。
16時10分
残り12km地点にある最後のBosbergは終盤が石畳の坂だ。最大斜度は11%。クリールが登りでアタック。ツァベルとペティートは苦しいか？
16時15分
ペティートがアタックをかけたが逃げられない。ヴァンペテヘムもアタック。しかしボーネンが逃がさない。
残り7km。ボーネンがアタック。差を7秒開いた！なおもボーネンが力強く引き離しにかかる。残り5kmで差は9秒。
16時20分
残り4kmでクリールが脱落。ボーネンと後ろの差は10秒。追撃がうまく機能していない。
残り3km、ヴァンペテヘムが追いかけるが後続に捕まる。ボーネンと後ろの差は12秒。
残り1km、差はまだ12秒。ボーネンがこのまま行ってしまうのか？
そのまま行ってしまった。ボーネンが地元ロンド・ファン・フラーンデレンで初優勝だ！
2位にはクリール（T-モバイル）、そして3位にヴァンペテヘムが入った。その後はツァベル、ペティート、バッラン、そして後ろの集団の先頭でヒンカピーが7位ゴール。
それにしても、最後ボーネンが凄いパワーを見せた見たいですね〜。あ〜、映像で早く見たいものです（＾＾）
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