よしなしごと/2005-07-14
＜私＞今日は再び復活して出勤 †
まあ、調子はぼちぼちでしたが、無事に出勤。とりあえず当面の仕事を片付けてしまいました。後はお客さんの方からOKが出れば終わりなんだけど…、ちょうど今日は出張に行かれていると言うことで、そちらの方は明日以降ということになってしまいました。
というわけで、終わりはかなりのんびりペースになってしまったので、「ツール・ド・フランスが見たいっ！」ということもあり、ちょっと早めに退社…
＜自転車＞ツール第12ステージ、仏革命記念日にフランス人が大活躍！ †
ツール・ド・フランス公式ページ（仏英独西お好きな言語で）
今日はブリアンソン〜ディーニュ・レ・バンの187km。昨日までの厳しい山岳ではなく、2級が２つあるものの、昨日に比べれば楽だろう、って感じのコース。
レースは最初の3級山岳Côte des Demoisellesの下りで11人のアタックが決まった。この中には今日革命記念日を迎えるフランスの選手が3人。モンクティエ（コフィディス）、カザル（フランセーズデジュ）、そしてアルガン（クレディアグリコル）が。この11人に後ろからスプリンターのオグレディ（コフィディス）とフスフォウト（クレディアグリコル）が追いつき、13人で逃げが決まる。
後続も総合に影響がないということで追いかけず。途中、マキュワンのスプリントをねらいたいダヴィダモンロットが追い上げるが追いつかず、そのまま終盤を迎える。
今日のコースは残り30.5kmに2級のCol du Corobin、そして残り9.5kmに4級のCol de l'Ormeの山岳ポイントがある。最初の2級への登りでメルクス（ダヴィダモンロット）らがアタックをかけるが決まらず、一旦落ち着いたところで、モンクティエ（コフィディス）がカウンターアタック。これが見事に決まり、後続との差が開く。後続も追いかけるが牽制も入って差が詰まらない。Col du Corobinの山頂で後続との差が38秒差。後続もスプリンターらが遅れ、7人のグループとなる。
Col du Corobinで、モンクティエ、慎重に下りているのか、それとも下りがあまりうまくいかないのか、差がどんどん詰まっていく。20秒近くまで差を縮めたが、先頭で追いかけていたメルクスが集団で追走しようと後続を待つ。これで再び差が開きだした。
モンクティエは必死の逃げ、身体を振り絞って全力のペダリング。ところが後続は牽制も入ってなかなか追い上げられず、むしろ差を広げられてしまう。結局モンクティエと後続の差はどんどん開いて行ってしまった。
結局モンクティエ、後続集団に57秒差をつけてゴール。今年もフランス革命記念日にフランス選手がステージ優勝を飾った。
アームストロングら総合上位の選手たちは集団でゴールしたため、タイム差は出ず。明日も平坦のステージなので、総合争いは起きないだろう。
気になるのは、今日ディスカバリーチャンネルのベルトランが落車の影響でリタイアしてしまったこと。アームストロングの山岳でのアシストとして活躍が期待されていただけに、ピレネーを前にしてのリタイアはちょっと気になる。まだまだ総合争いは終わってはいない。
＜自転車＞第12ステージのランタン・ルージュ †
…の前に、今日もリタイア選手から。
まず、昨日までのマイヨベールだったボーネン（クイックステップ）、やはり昨日の落車が響いたらしい。本日は不出走。前半を盛り上げてくれた選手だけに、そして今日、明日は集団スプリントの可能性のあるステージだけに残念。というか、去年のシャンゼリゼゴールを制した男だけに…（涙）
そしてフリッチュ（サウニエルデュバル）が最初の登りで脱落し、ベルトラン（ディスカバリーチャンネル）は途中の落車の影響で、そして南アフリカのハンター（フォナック）、スプリンターで連日山が辛そうだったフルラン（ドミナヴァカンツェ）も相次いでリタイア。今日の完走者は162人まで減ってしまった。すでに27人がリタイア、ということになる。
そんな中、今日のランタン・ルージュもやはりイケル・フローレス。彼は今日はアームストロングらメイン集団とゴールしたのだけど、ここまでの遅れでまだランタン・ルージュを脱出できない…
下から2位の161位にはニコラ・ジャラベール（フォナック）。かのジャジャことローラン・ジャラベールの弟なのだが、今日は大崩れしてしまい、集団からちょうど20分遅れでゴール、129位から一気に161位まで転落。がんばれ〜！
＜音楽＞ヒンデミット「フルートソナタ」とクラフトワーク「ツール・ド・フランス」（笑） †
毎日JSPORTSでツール・ド・フランスを見ているのだけど、そこにしばしばBGMとして使われている曲、「ツール・ド・フランス」。テクノ・ポップの元祖と言われるドイツのバンド、クラフトワークが1983年に出した曲で最近またリメークもされているらしい、クールで楽しい曲ではあるのですが、この曲の出だしとそっくりの出だしの曲がある。
なんと20世紀ドイツ現代音楽の巨匠パウル・ヒンデミットが作ったフルート・ソナタ（1936年作）、フルート奏者が現代のフルート曲としてよく練習、演奏会に使うというこの曲の第１楽章の第１主題（笑）。ほぼ２小節メロディが同じ（爆）
MIDIにして乗せようか（ヒンデミットの方）とも思ったのだけど、まだ彼の曲、著作権保護期間内なんですよね〜（汗）
というわけで、文字情報で。クラフトワークの「ツール・ド・フランス」の方が、
「そ・どれそ〜みそられみそ・ど・し♭〜」
となるのに対して、ヒンデミットの方は
「そ・どれそ〜みそられみそ、どれみ♭〜み♭〜…」
と続きます。ね、似てるでしょ？（笑）ちなみにどちらも最初の「そ」はオクターブ下です。
まあ、同じドイツなのにこれまで問題になってないところを見ると、騒ぐほどのことでもないのかもしれませんが…
というわけで、お金に余裕のある方、聞き比べてみてはいかが？この後は全然違う曲ですが…
＜WHO＞アンゴラのマールブルグ出血熱続報 †
Marburg haemorrhagic fever in Angola – update 23
アンゴラの厚生省は、7月10日時点でマールブルク出血熱による患者が351人（うち312人が死亡）と報告した。現地の感染対処チームは引き続き警戒態勢を取っている。とのこと。
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