よしなしごと/2005-10-15
＜私＞朝から健康診断に †
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今日は会社の健康診断と言うことで行ってきました。
天気が良かったら自転車で走って行ってこようか、とも思ったのだけど、あいにく天気は雨。仕方なしに電車で行ったのでした。しかし、土曜日ダイヤのせいか、普段より逆にちょっと早めについてしまいました。
健康診断と言っても、身長、体重、検尿、視力、血圧＋心拍数、血液、そしてレントゲンという安易なやつだけど。たぶん一番安いセットですよねえ。まあ、いいのだけど…。
血液検査の採血では案の定採取係の人が血管を探してました。肉厚で血管が細いらしく、いつも採血の際はなかなかうまく血が出てこず、場合によっては３回くらいさされるときもあるので、そうなると辛いのです。
今日も最初なかなか見つからず、やばい、大丈夫か？と思ったのだけど、ぷしゅっとさしたら１回で無事血液が出てきてくれました。よかった（＾＾;;
今日わかった分はすべて値が下がっているみたい。血圧の１回目は前回より高かったのだけど、２回目は低かったしねえ（それでも高血圧なのだが…）。あと、血液検査とレントゲンで異常が出てなければ、まあ問題なしでしょう。
帰り、まだ１万円くらい持ってるなあ、と、ふと成城石井でお買い物。ビールをドイツ物とベルギー物、そして安いカマンベール、子供用にチョコレート、そしてついでに見つけて買ったのがゲロルシュタイナー（＾＾）
ドイツの自転車のチームでここがスポンサーのチームがあって、いっぺんは飲んでみたいと思っていたのだけど、上の写真にもあるようにいかにもドイツ的な瓶に330ml。帰りの電車で飲んでいたのだけど、かなり炭酸が強くてふたを開けるとぷしゅっと来る。サイダーの甘くないやつみたいな感じ。これで硬度が1313らしい。コントレックス並み。硬い〜。自転車乗りながら飲むのには良さそう。
ただ、値段が230円ってのはちょっと…。次回、手が出せない。もう少しなんとかならないですかねえ…＞サッポロ飲料様
で、お金を払う段になって財布を見ると、1万円だと思った札は実は五千円だった。これでは給料日まで持たない！どうしよう（汗）
＜News＞せっかくのインフルエンザ特効薬も意味なくなるのかも… †
治療薬の耐性ウイルス検出 ベトナムの鳥インフルエンザ
まあ、そのうち出てくるとは思ってたのだけど。すでに人間に感染するインフルエンザウイルスでは耐性ウイルスは発生してますから。それが鳥インフルエンザにも広がったということで。
耐性ってのは、本来その病原菌を殺したり動けなくなる作用を持った薬物に対して、その効果がなくなるように形を変化させたものです。
インフルエンザウイルスの場合、ウイルスの突起部分で動物の細胞にとりついて感染し、中にDNAを送り込んで増殖するのだけど、その突起部分でとりつくのを邪魔するのが、抗インフルエンザ薬のタフミルという薬。
この薬にインフルエンザが耐性を持った場合、インフルエンザウイルスの方で突起部分の形を変えてしまって、タフミルの作用がなくなるようになってしまったもの。
特にウイルスというのは構成が単純なだけに変化しやすいので、本格的に耐性菌が出始めたら普通に薬では防ぎきれないでしょう。
抗生物質の耐性菌が出て以来、人間と細菌との闘いはいたちごっこ状態になってます。それに今度はウイルスも含まれてしまうのか。
やはりワクチンをきちんと作る以外にインフルエンザをうまく防ぐ方法はないのかなあ。でも、いまやワクチンは大量には作れなくなってるそうだし…
＜News＞ミスター・スコット、まもなく転送… †
スコッティの遺灰、遺言通りに宇宙へ「転送」予定
今年7月に亡くなられたジェームズ・ドゥーアンさん、というより、スタートレックの機関主任ミスター・スコットと言った方が通りがいいでしょう。その彼の遺灰が12月にロケットで打ち上げられ宇宙に放出されるのだそうです。
最後のフロンティアに向けて飛び立っていくのですねえ…
＜自転車＞いよいよ今年のプロツアー最後のジロ・デ・ロンバルディアだ！ †
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Gazzetta dello Sport - Il grande ciclismo（伊語）
いよいよ今年最後のプロツアーのレースは、100周年の記念すべき大会となったジロ・デ・ロンバルディア。スイスのMendrisioをスタートし、すぐイタリアに入ってリゾート地としても有名なコモ湖を周回する246km。途中5回の山岳ポイントがあることでもわかるようにアップダウンが多い。特に終盤の190kmを越えたあたりから３つの山岳ポイントがあり、ここで勝負がかかりそうかも。
去年はクネゴ（サエコ：当時）が逃げを決めた集団からスプリントで優勝した。今年はベッティーニ（クイックステップ）、シモーニ、クネゴ（ランプレ・カッフィータ）、バルベルデ（イリェスバレアレス）あたりが優勝候補にあがっているようだが、果たしてどうなるか？
気温は14℃。イタリア北部の山の中となるとなかなか涼しいなあ。天気はいいようです。
22:00現在、だいたい残り80km地点あたりらしい。先頭は12人の集団。中には今年のクラシカ・サンセバスチャンで優勝したサバッリャ（サウニエルデュバル）もいる。この先頭集団から大集団まではおよそ2分程度。
先頭集団は残り68km地点にさしかかった。先頭はひとり脱落して11人、そして大集団との差は1分5秒まで縮まった。これから補給ゾーンを通過後、いよいよ最後に３つ続く山岳ポイントの一つ、Madonna del Ghisalloにさしかかる。
その補給ゾーンで今年のプロツアー王者のディルーカがリタイアした。
残り57kmあたり、Madonna del Ghisalloへの登りで先頭集団からM.ツベルク（ゲロルシュタイナー）がスピードアップ、先頭集団は崩れ始めた。しかし、その先頭集団から前に出たのはデーヴィス（リバティセグロス）。
後方の大集団からはベッティーニとセッラ（チェラミケパナリア）がアタック、シモーニ、クネゴ、サストレ（チームCSC）、シュレック（チームCSC）がこれに呼応して先頭集団を追走、その差はわずかに20秒。
残り54km。ベッティーニの集団はさっきまで先頭だった集団を追い抜き、デーヴィスも置いていってしまった。この集団にカルーゾ（リバティセグロス）が追いついたらしい。一方セッラとクネゴが遅れ、先頭はベッティーニ、シモーニ、サストレ、シュレック、カルーゾの5人、のようだ。
クネゴは後ろから来た選手に追いつかれた。ここはクネゴの他にセッラ、マッザンティ（チェラミケパナリア）、ベルタニョッリ（コフィディス）、レベッリン（ゲロルシュタイナー）の5人。その集団からマッザンティとベルタニョッリが飛び出した。先頭から15秒差で追走。クネゴらはその後ろ。
残り44.3kmのMadonna del Ghisalloの頂上を先頭5人が通過、続いてベルタニョッリとマッザンティ、そしてクネゴらが通過した。先頭からベルタニョッリ、マッザンティまで約30秒、クネゴらまで約50秒ほどだ。クネゴらの集団にはグティエレス（イリェスバレアレス）が追いついている。
下りでセッラがクネゴらの集団から飛び出した。しかし、ベルタニョッリらの集団には追いつけない。ここまで5時間の平均速度は41km。早い！
しかし、残り34kmで追走のベルタニョッリとマッザンティにセッラ、そしてクネゴらの集団も追いついて１つになった。先頭との差は約40秒。さらに先頭から大集団までは1分5秒差。その先頭5人はCiviglioへの登りに。
Civiglioへの登りに入って、ベッティーニとサストレが加速、シモーニがそれに追いすがる。シュレックとカルーゾはその後ろか。一方、クネゴらの集団が徐々に接近。その差は34秒差。今度はシモーニが前に。動きが激しい。再びクネゴの集団とは1分差に。さらに大集団まで1分半の差となった。
残り19km。クネゴらの集団は後ろから来た大集団に飲み込まれてしまった。先頭5人とその大集団との差は1分20秒。
残り17km、ベッティーニとシモーニがアタック！シュレックとカルーゾは5秒差で後ろから追い上げるが、サストレが遅れてしまった！20秒差。カルーゾも後退。シュレックが単独で前の2人を追う。大集団からも何度もアタックがかかる。
先頭3人がCiviglioの頂上を通過。やや遅れてカルーゾ、サストレ。さらに大集団は1分48秒差で通過。7kmほど下りを進んで、いよいよ最後の登りS.Fermo della Battagliaにさしかかる。
残り13km。一気に下りきって登りの間の平坦な区間へ。先頭3人からカルーゾまで15秒、サストレまでは1分。さらにその後ろにマルゾーリ（アクアエサポネ）、ラストラス、グティエレス（イリェスバレアレス）、そしてクネゴ、レベッリンらの集団が大集団より前に出て1分25秒差。残り11km。カルーゾは先頭集団に戻った。さあ、いよいよ最後の登りだ。登り切ったら残りはわずかにあと5km。
最後の登りでベッティーニまた加速。シモーニが追いつき、シュレックも耐える。しかしカルーゾは遅れそう。大集団も加速して1分少しの差に。
先頭でシュレックがアタック！追いつかれるが、ベッティーニがカウンターアタック！さらにこれにシモーニがカウンターアタックだ！ベッティーニは追いつくが今度はシュレックが脱落。残りは5km。
先頭2人はS.Fermo della Battagliaの山頂を通過。シュレックは3秒遅れ、カルーゾもそう遠くはない。いよいよ後は下ってゴール。
残り3km。先頭3人からカルーゾまでは10秒程度、そして先頭はゴール地点のあるコモの街に入ってきた。ベッティーニとシモーニにシュレックとカルーゾが追いついた！いよいよ残り1km！
カルーゾが先頭、さらにベッティーニ、シモーニ、シュレックの順でゴールスプリント。残り300mでベッティーニが加速。シモーニ、シュレック、追いつけず。結局ベッティーニが100周年の記念すべき大会となったジロ・デ・ロンバルディアでの初優勝を果たした！2位にシモーニ、3位にシュレック。
しかし、シモーニは入るはずのチームがソニーエリクソンのスポンサー白紙撤回で先がわからなくなってきているので、今後のためにもここは1勝したかったでしょうね…
このレースでプロツアーのランキングも最終決定した。
1位は今日リタイアしたもののディルーカが獲得。プロツアー初の王者となった。2位にはスプリンターのボーネン（クイックステップ）。そして今日5位に入ったレベッリンが、ウルリッヒ（T-モバイル）ら7人を一気に追い抜いて、3位にジャンプアップした。
ごめんなさい。「100周年」を「100回目」と書き間違えてました（汗）
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