よしなしごと/2006-07-18
＜私＞今日からまたまたお仕事… †
今日も一日雨。なんかやっと梅雨に入った感じで、うれしいような悲しいような…。ちょっと涼しいのはありがたいけど。
結局、微妙にわびしかった３連休が終わって、今日からまたまたお仕事。
もっとも今日はなんとなくそれなりのペースでうまく進んだような感じでした。
ただ、体調の方が…。
会社にいるときからなんとなく変な感じだったのだけど、今日はツール・ド・フランスのラルプデュエズのステージだし〜、と速攻で帰ってズボンを脱いでみると、太もものところに赤い発疹。しかも下痢になってきた。果たして明日は大丈夫だろうか、若干不安…
＜自転車＞ツール・ド・フランス第15ステージ、シュレック、やった！マイヨジョーヌはランディス！ †
Tour de France 2006 公式ページ（英語）
今日はギャップからラルプ・デュエズまでの187km。途中、カテゴリー超級山岳のイゾアール峠、2級山岳のロタレ峠を越えて、最後はかのラルプデュエズへの山頂ゴール。いよいよアルプス山岳ステージ、いよいよ総合争いの決戦が始まる！
今日見ものだったのは、まずはガルゼッリ（リクイガス）。途中から逃げが決まった25人の先頭集団。この集団がイゾアール峠を登っているときにアタック、一旦集団を引き離して山頂を通過する。結構逃げるのかと思ったのだが、一人で逃げるのは無理だと思ったのか結局イゾアール峠から下った補給ゾーン付近で集団に復帰。しかし集団もガルゼッリのアタックで16人になってしまった。
イゾアール峠の登りでは後ろからルハノ（クイックステップ）もアタック、去年のジロの活躍復活？と思ったのだけど、それから前にも追いつけず、集団にも戻れず、テレビにも映らず…。結局ルハノはマキュワン（ダヴィダモン・ロット）らとグルペットとしてゴールしたようだ。あ〜あ…
このまま先頭は一人減って15人、そして後ろはどんどん選手がちぎれていく中、主力選手たちを残したまま2級山岳のロタレ峠を登って下っていよいよラルプデュエズへ。少しでもメイン集団から逃げようと、先頭集団はフォイクトとザブリスキというチームCSCの独走力のある2人が若いシュレック（チームCSC）のために引く。フォイクトは途中の雨のなか落車したらしく、ジャージの右肩が破けて血がにじんでいる…。後ろもラボバンク勢らが加速、先頭との差を詰めようとしている。
ラルプデュエズの登りにかかって、先頭集団からクネゴ（ランプレ）がアタック。これをロバト（サウニエルデュバル）とシュレックが追走。他の選手は脱落、さらにロバトも脱落し、先頭はクネゴとシュレックだけになってしまう。
その頃後続も登りにかかった。ここで集団からケスラー（T-モバイル）が加速、クレーデン（T-モバイル）、ランディス（フォナック）、エヴァンス（ダヴィダモン・ロット）、メンショフ（ラボバンク）がついて行くが、マイヨジョーヌのペレイロ（ケースデパーニュ）らほとんどの選手はここについて行けない。
先頭では逃げる2人にクネゴ、シュレックの2人に後ろからマッツォレーニ（T-モバイル）が追いつき3人になる。マッツォレーニ、去年まではクネゴの忠実なアシストだったのだけど、今は敵同士。果たしてどうなってしまうのか？先頭はしばらくこの3人のままラルプデュエズの坂を登っていく。
後ろではケスラーがアシストの役目を終えて下がる。メンショフがランディスらについて行けず後退。差がじりじり開く。エヴァンスも脱落するが、後ろからサストレ（チームCSC）、ライプハイマー（ゲロルシュタイナー）が追い上げ、追いつくが、ここで前にランディスのチームメイトのメルクス（フォナック）が。ランディス加速してメルクスに引かせる。これでライプハイマーが脱落。
このままだと不利だと見たのか、残り5kmでクレーデンがアタック。ついて行くのはランディス、サストレ、メルクスが遅れる。前に口を開けて苦しそうに走るクレーデン、後ろに（見た目は）平然と後ろを走るランディス。まるで昔のウルリッヒとアームストロングを見ているみたいな錯覚に陥ってしまう…
その頃先頭ではクネゴ、一旦元チームメイトのマッツォレーニと言葉を交わし（おそらく先頭に行く気がないのを知ったのだろう）、先頭集団からアタック。マッツォレーニは全く追わない。シュレックとも一瞬差が出来た、が、シュレック追いつく。これで先頭は2人に。
その遅れたマッツォレーニ、後ろから追い上げてきたクレーデンとランディスの前に現れた。これで形勢逆転？
残り2kmを切って、先頭でシュレックがアタック。このアタックにクネゴついて行けない。どんどん離されていく。ジロでバッソに逆転された時のリプレイを見ているみたい。
シュレック、必死の形相、というか、目がいっちゃってるように見える。おい、大丈夫か〜？と言いたくなりそう。道を間違えないかと余計なことまで考えてしまう…（汗）
しかし、シュレック、実はしっかりしていた。そのままコースを間違えることもなく（あたりまえか）、先頭で逃げ切り、ゴール前で激しくガッツポーズ！見事ステージ優勝を飾った。2位には11秒遅れてクネゴがちょっと悔しそうにゴール。
この後に、ランディスらの集団がゴールに。先頭集団から遅れたガルゼッリ、ロバト、シャバネル（コフィディス）らを加えて6人ほどの集団に。
ゴール前、最後のカーブでクレーデン苦しそう。なにかガルゼッリの方を見た。そのガルゼッリがゴール前でスプリント、ランディスの前に出て3位でゴール。ランディスはガルゼッリを追走したがボーナスタイムを獲得することはできなかった。
その後、サストレがランディスから11秒差、ライプハイマーはランディスから39秒差でゴール。メンショフは最後、鬼の形相でラスムッセン（ラボバンク）のアシストを受けて必死でゴールに向かったものの、ランディスからは1分11秒差でゴール。優勝争いからやや後退してしまった、かも。
マイヨジョーヌのペレイロはゴール前、まるでスプリントをしているように必死で走ったのだけどランディスから1分39秒差、わずか10秒足らず。
ということで、マイヨジョーヌはランディスの手に渡った。2位のペレイロまで10秒。ペレイロもまだなにかあったらわからないタイム差なので、活躍次第ではマイヨジョーヌを奪還出来るかも。そして3位はデッセル（AG2R）。不調気味のフランス勢の中で、一人上位に入って健闘している。彼がここまでがんばるとは思わなかった（＾＾）
明日もアルプスの山岳ステージ。ガリビエ、クロワ・フェールという２つの超級山岳ポイントを超えて、2級のモラー峠を経て、最後はラ・トゥスュイールの山頂ゴール！（１級）明日も激しいステージになりそう〜っ（＾＾）
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