よしなしごと/2006-09-05
＜私＞今日もお仕事。そして、歩く。 †
昨日のやつ、あまりに暗いのでBariBlogからははずして、こちらだけにしてみました。というか、こちらを読んでる人がどれくらいいるか、と思うと載せやすいのですけどね。あちらはなにかあると一気に読む人が増えてしまうので…
今日は平常通り出勤。平常通りお仕事。そして予想よりはだいぶ楽に終わってくれたので、帰りに久々に歩くことに。
さすがに秋になってきて、気温も低め、歩きやすい（＾＾）。片町のところではライトアップした大阪城が見えるし、桜宮橋では、下の大川を観光船が通っていく。東天満の裏通りを歩くと、仕事の終わった後の街の風情、そしてお寺が並ぶ通り…。大塩平八郎の墓所のあるお寺の前を通って、堀川戎横から読売新聞社の前を通り抜け、太融寺の裏に出る頃には街は繁華街となり、ビラ配りやらが立っている猥雑な雰囲気の中を歩くことに。これもまたいいのかも…
コンビニの前にはいつも同じ男が座っている。世間にも関心がない雰囲気。彼の中で人は、街は、時間は、そして生はどういう思いなのだろう。
＜私＞お寺だらけの通り道… †
さて、京橋〜梅田を歩くようになって気がついたことがある。それはとある通りにやたらにお寺が多いのだ。もちろん他の通りにもあるにはあるのだけど、全然数が違う。
地図で名前を拾って、実際に並べてみよう。
起点はOAP前より１つ南の交差点。市立扇町総合高校の北側を通る通りである。まず最初の交差点で専念寺と大信寺、さらに別格地龍海寺、瑞光禅寺、九品寺、宝珠院、栗東寺、天徳寺、善導寺と続く。しばらく商業地域に入って天神橋筋商店街と谷町筋を抜けると、ここからまた日蓮本宗蓮興寺、大塩平八郎の墓所のある成正寺と続いている。
阪神高速の下をくぐると、南側に堀川戎神社（これはお寺ではない）、そしてその先には光明寺、蟠龍寺、冷雲院、ちょっと北に護国山夕願寺。
読売新聞大阪本社の横を越えて兎我野町の方に入ると、龍渕寺、妙香院、圓通院、本傳寺、法界寺、そして新御堂筋を越えて、さらに進むと南にお初天神、これでおしまいのようだ。
これだけのお寺が、わずか2km足らずの間に並んでいるというのも、知らなかった。住んでいる人も、もともと地元の人でなければ知らないのでは？結構現代的な作りになっているお寺もありますし。
ちなみに龍海寺には緒方洪庵、天徳寺には篠崎小竹、善導寺には山片蟠桃の墓所もあります。江戸末期の大阪が詰まっている感じ
しかし、天王寺周辺ほどではないにしても、なんでこの並びにこんなにお寺が並んでいるのだろうねえ…
＜酒＞今日のお酒 †
新梅田食道街「樽金盃」?
ビール1杯＋冷や１杯
エッグ
なんやかやと50分ほど歩いて梅田に。のども渇いたので水分補給に（＾＾）
昨日も飲んだばっかしだったので、今日は軽めに、とビールと日本酒1杯だけで終わって帰ったのでした。お金も続かないしね（＾＾;;
＜自転車＞ブエルタ第10ステージ、またもアスタナ！パワー炸裂！ †
ブエルタ・ア・エスパーニャ公式ページ
第10ステージはアビレス〜ムセオ・デ・アルタミラまでの199.3km。
アルタミラ、と聞いてピ〜ンときた方、その通り！先史時代に書かれたかのアルタミラの壁画のアルタミラ。その博物館がゴール地点ということだそうな。
コースはアップダウンがあるものの、山岳ポイントはゴール前11.6km地点に3級が１つ。しかし、ゴール前の登りは意外と厳しい。
テレビをつけると、すでに終盤戦だった（＾＾;;
レースは序盤から速いペースにもかかわらず大量の選手の逃げが決まってしまったらしい。逃げていく過程で少しずつ人数が減っていって、3級の山岳にかかるころには15人に。そのメンバーは、
カルペツ（ケースデパーニュ）、パウリーニョ（アスタナ）、マヨ（エウスカルテル）、ペトロフ（ランプレ）、グセフ（ディスカバリーチャンネル）、チオーニ（リクイガス）、ソレンセン（チームCSC）、ラスムッセン（ラボバンク）、レベッリン（ゲロルシュタイナー）、ミラー、ベントソ（サウニエルデュバル）、ミナール（コフィディス）、ジョリー（フランセーズデジュ）、フォフォノフ（クレディアグリコル）、そしてフロレンシオ（ブイグテレコム）。
書くだけで疲れてしまった（＾＾;;
このうち、総合上位に食い込めそうなのはカルペツ（6分50秒差）とパウリーニョ（7分56秒差）。追いかけるメイン集団はCSCが引く形に。一時は8分以上差が開くが、さすがに徐々に差が詰まってきて、3級山岳の登り始めでは3分ほどの差に。
この3級の登りで、先頭集団でアタックが始まる。マヨ、ジョリーらがアタックをかけるがベントソでゴール前に行きたいサウニエルデュバルのミラーが追走、逃がさない。山頂近くで今度はペトロフがアタック、レベッリン、カルペツ、パウリーニョがこれについて一時は若干差を開くが、これも追いつかれてしまった。ただ、このアタックの応酬で、先頭集団とメイン集団との差は3級の山頂で3分30秒ほどに開いてしまった。
下りに入って先頭集団はまた１つになり、この集団を独走力のあるミラーが引いて、なんとかそのままゴール前へ、と狙うが、チオーニのアタックでまたもやアタック合戦に。ここでミラー、ちぎれてしまう。
次々とアタックが掛けられてはつぶされる中、ゴール前2km付近でラスムッセンがアタック！後続との差が一瞬開く。これは逃げ切るか？と思いきや、このツールの山岳王、登りで失速、ここでラスムッセン、脱落。ちょっとがっくり（汗）
この不安定な状態のまま残り1kmに。ここでマヨがアタック。ミラーを失ったベントソが自ら追走、登りなので苦しそうに追いつく。が、このカウンターでパウリーニョがアタック。すばらしい加速に誰もすぐついて行けない。12人を引き離す。
ややあって、カルペツが追走、それにレベッリンとフロレンシオがついて3人の追走に。カルペツ、後ろに2人もつかれて困惑気味か？その間にもパウリーニョ、博物館への登り道を必死で逃げる。カルペツの速度は上がらない。業を煮やしたレベッリンとフロレンシオ、カルペツを置いて追走するが、時すでに遅し。
そのままパウリーニョ、最後の登りを登り切って、最後は両手を大きく広げ目を細めて優勝の瞬間を味わうかのようにそのままゴール。第8、第9ステージ優勝のヴィノクロフに続いてこれでアスタナ3連勝！2位にはレベッリン、3位はフロレンシオ。
メイン集団は先頭のパウリーニョから3分54秒遅れでゴール。総合上位の選手たちはみんなこの集団でゴールしたので、総合上位の順位は変わらず、総合リーダーはバルベルデ（ケースデパーニュ）、2位カシェキン（アスタナ）、3位サストレ（チームCSC）のタイム差も変わらず。
ただ、今日ステージ4位だったカルペツが3分2秒遅れの総合9位に、ステージ優勝のパウリーニョも3分42秒遅れの総合10位に上がってきた。それぞれ総合上位の選手がいるチームの選手だけに、今後の展開がどうなっていくか、楽しみ。
そして、3日連続アスタナパワー炸裂、チームがギリギリでツール・ド・フランスに出られなかっただけに、この3連勝はうれしいことでしょう。明日もひょっとして？（＾＾;;
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