よしなしごと/2007-01-19
＜私＞奈良シリーズ、第４ステージ、終わらず…（疲） †
今日はこれを書いてる頃、BariWikiが止まっていました。
というわけで、今日はBariBlogで先に掲載です（笑）
今日も朝から奈良へ。朝はやっぱりＪＲの方がいいかな〜。よく眠れます（笑）出来ればもう少し乗っていたい。可能ならば、仕事に行かず、ずっとそのまま何往復も乗っていたいものです（笑）
そういや、昔は列車にいっぱい乗ったものです。「電車」でなくて「列車」ね。福岡に住んでたわたしらは関西にある父の実家に行くために、よく正月に夜行列車に乗ったのでした。ちょうど混雑する方向と逆向きの、回送に近いような列車で乗る人もすくなく、弟とよく列車で遊んだなあ。
列車に乗ると、まず向かい合わせ４人掛けのシートの下に新聞紙をひくところから始めます。引き終わったらそこで靴を脱いで座るのです。昔の列車は禁煙ではなかったから、そのまま靴をぬぐと靴下や足が真っ黒になってしまうのですよねえ。
その次に、当然弁当とお茶（笑）お茶はプラスチックの容器にティーバッグのが入ったやつで、ふたが小さなコップになっていて、それでわざと何杯も飲んだり。
ジュースはまだプルトップなんぞなくて、小さな穴開けの道具が着いていてそれで両方を開けるようになっているもの。そう、両方開けないと飲めないのですよね。まさに「大気圧」の原理を実感出来たりして（笑）
博多駅を出た列車（「しろやま51号」とか「つくし51号」とか、ようするに臨時列車）は、夜中にいくつもの光輝く工場の横を通ったものでした。北九州の製鉄所とか、瀬戸内海のコンビナートとか。真夜中の真っ暗な中にキラキラと光るあかりはどこか宇宙的なものすら感じたものです。
たとえば宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」で窓から見たいろんな不思議な風景が出てくるのだけど、そういう雰囲気って宮沢賢治の「心象風景」を通しているとはいえ、昔の長距離列車のイメージ。窓の外に広がる街や田舎や海や川や山といった風景が心を豊かにしてくれたものでした。
あと、プリオシン海岸で銀河鉄道の列車は20分間停車するのだけど、今の列車ではそんなの考えられないですよね。昔の列車では単線区間の対向待ちとかで結構そういうのがあったのだけど。
そんな時はどこかしらない駅のホームに出て、水道で顔を洗ったり（昔の主な駅には必ず洗面所（トイレでなくて）があった）、ホームを走り回ったりして遊んだものです。列車が動き出しても大丈夫。すぐなら、走ってる列車のドアに飛び乗れたのです。走ってるときも開いてたから（笑）
もう、今の世の中、そんな旅はできないだろうし、似たことをやっても非なるものになってしまうのでしょうねえ。
あれ？日記でなくなってしまった。
帰りはＪＲだと帰れない時間になってしまって、近鉄奈良から難波経由で帰ったのでした。
でも、あ〜、来週も奈良だ（涙）
＜WHO＞鳥インフルエンザ状況（エジプト） †
Avian influenza - situation in Egypt - update
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