よしなしごと/2007-05-25
＜自転車＞ジロ・デ・イタリア第12ステージ、「優勝候補」10人の順位は？ †
総合にかかわる大事な勝負のステージ、順位は大きく変動！
| 1位 | ディルーカ | リクイガス | +00:00 |
| 6位 | クネゴ | ランプレ・フォンディタル | +02:10 |
| 9位 | シモーニ | サウニエルデュバル | +02:34 |
| 12位 | リッコ | サウニエルデュバル | +05:11 |
| 13位 | ガルゼッリ | アックア・エ・サポーネ | +06:03 |
| 15位 | サヴォルデッリ | アスタナ | +07:51 |
| 19位 | ポポヴィッチ | ディスカバリーチャンネル | +09:34 |
| 33位 | ニーバリ | リクイガス | +16:15 |
| 40位 | カウッキオーリ | クレディアグリコル | +19:20 |
| 104位 | ラスムッセン | ラボバンク | +1:05:43 |
これでガルゼッリ、サヴォルデッリ、ポポヴィッチ、ニーバリも優勝争いから脱落。
リッコも無理かな？今はアシストとして働いているし。
＜私＞雨の中出勤〜マシンのセッティング… †
今日もいつも通り出勤。
朝から雨。それも結構きつい。久しぶりの雨だったのだけど、夕方には晴れるかも…、と見当をつけて、折りたたみ傘で出勤。
こういう日は電車も遅れる。阪急は思ったほど遅れがなかったのだけど、JR環状線は3分ほど遅れていた。しかも遠足シーズンなのか、そんな電車に乗ってくる小学生や幼稚園児が多い。幸い私の車両に乗ってきた子はいないのだけど、大量に乗ってこられた日にはたまらないだろうな…
で、京橋駅について、普段だと南口から出て外の道を歩くのだけど、今日は雨なので屋根のあるプロムナードを歩く。雨に濡れないのはいいのだけど、人が多くて歩きにくいし、空気は悪いし、身体に悪そう…。どこかで見た人を追い抜かした、と思ったのだけど、やはり隣に座っている女子社員だったようだ。まあ、私のことなので、特に何も言われなかったような気が…
今日は仕事で使うためにお客さんから借りたマシンが会社に来て、そのいろいろでほとんど一日が終わってしまう。Windowsと制御のためのリアルタイムOSは入っているのだけど、そこにいろいろ設定をしたり開発用のソフト（要するにVisual Studioなのだが…）を入れて、さらにサービスパックをあてて…、という作業を繰り返していくと、結構遅い時間になってしまった。
最後に、そのリアルタイムOSに対してシリアルボードのドライバのセッティングを行う…、うまくいかない。やり方が悪いのだと思ってボードのさす位置を動かしたり、ドライバのソフトを削除してみたのだけど、やはり動かない。
で、いろいろ調べてみたのだけど、結局そのリアルタイムOSでは、そのボードは使えないんじゃないか？という話になって…、というところで今日の帰る時間になってしまった。今日は私の先輩がいる関西フィルの定期演奏会があるということで、そのまま退社、必死で電車に乗る。予定より早い電車に乗れた。そのままザ・シンフォニーホールのある福島へ。歩いて、そのザ・シンフォニーホールへ。あ、途中で吉野家か立ち食いうどんで何か食べとけばよかったかな？と思いつつ、ホールの中へ…
＜音楽＞関西フィル定期演奏会、パヌフニク、よかった！ †
関西フィルハーモニー管弦楽団
今回は２階席の舞台に向かって右側の席に。チケットぴあでは、S席はそれしか取れなかったのだ。座るとちょうど真正面が客席とオケの切れ目のあたり。それでも、ちょうどホールの響きできれいかな？と。さらに、最後の曲のために置いてある打楽器とちょうど向き合うような位置であるので、打楽器に期待しつつ座る。
今日の曲目は以下の通り。
- ブラームス 交響曲第2番ニ長調
- メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調
- パヌフニク 祭典交響曲（関西初演）
なんとブラ２が前座、この後休憩とメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を挟んで、最後に20世紀ポーランドの作曲家パヌフニクの祭典交響曲である。
実はパヌフニクの祭典交響曲、この曲を聴いたことのある人自体がある意味めずらしいのだけど、私は初めて聞く曲ではない。私がFMで音楽を聴き始めたころ、NHK交響楽団がこの曲を取り上げ、それを映像で見てFMでエアチェックしたテープを何回か聴いたこともある曲だ。
ということで、今日の指揮者である尾高忠明さんのこの曲に賭ける意気込みを感じつつ、コンサートが始まる。
関西フィル以外でやってるオケがあるのかどうかは知らないけど、関西フィルでは定期演奏会などの前に楽団事務局の人がその日の指揮者と演奏曲目について話していただく「プレトーク」というのがあって、聞く方もその曲の概要や演奏の仕方についてあらかじめ話を聞くことが出来る。演奏前の緊張した時間に話をしないといけない指揮者の方は大変だと思うけど、聞く方にしては大変ありがたい。今回もそれぞれについていろんな話が聞けた（＾＾）
演奏が始まる。まず最初のブラ２がなかなかよい。これが前座か？と思えるほどの好演だった。普段正面から聞いてると時折聞こえにくく感じる木管も、横から聞くと直接に聞けるのでくっきりとわかりやすい。2階席の横向きって意外と良い席なのかも…
ただ、休憩を挟んで始まったメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は右側の席と言うことが禍する。しばしばソリストの方が指揮者の尾高さんの陰に隠れてしまうのだ。もちろん演奏家のせいではなくこの位置を取った自分のせいなのでどうしようもないのだけどね。
それでもソリストの川久保さんもなかなかすばらしい演奏だった。若い女性だけあって、ちょっと線が細く感じたような気も。でも、あわすべきところでは尾高さんと協調してうまくやってたし、これからもどんどん活躍が期待できそうかも。
そして最後にパヌフニクの祭典交響曲。曲の前にトランペットの席が移動して、舞台の両袖、そして両奥に椅子が持って行かれる。ここにトランペットの奏者計4人座って演奏するのだ。
第１部、この曲の冒頭でこの4人がファンファーレを吹き鳴らす。ちなみに正面から見て右奥と右袖の二人は私の席から見えない位置なので反射した音を聞くのだが、これが良く響くザ・シンフォニーホールの音響と相まってすばらしい響きに。それが終わるとしばらく弦の合奏の静かな部分が続く。ちょっと現代的な響きに使っているといきなりティンパニの激しい打撃音。これをきっかけにテンポは速くなり、風雲急を告げる。
パヌフニクの交響曲は、私は他に第８交響曲も聴いているのだけど、早い部分の特徴としてユニゾンに近い旋律が高音から低音に、そして再び高音に、長い時間をかけて行き来する、ってのと、金管を中心としたリズミカルな鋭いシンコペや刻みが入る、ってのがある。祭典交響曲もこの部分からは打楽器の８ビート風のリズムを刻むとそんな風な展開に。
第２部に入ると弦がしずかに宗教的なメロディを弾く。徐々に大きくなっていくそのメロディは時に複雑なハーモニーを伴いつつも、いつしか確信を持った響きとなっていく。ちょうどニールセンの交響曲第５番第１部の後半を思わせるような展開。そして、ゆったりと、しかし最大音量まで来たところで、トランペットを中心に最初のファンファーレがあちこちで鳴り響き、ものすごい怒濤の中に音楽は突入。激しい咆吼の中、曲を終える。
テレビやFMで聞いたことのある曲だったのだけど、初めて生で聞いて懐かしい＆尾高さんの指揮がすごい演奏だった。最後の音が終わった後、拍手をしているうちにちょっと身体が震えてしまった。
現代音楽ということであまりピンと来なかった人もいたみたいだけどね。
でも、今回の演奏を聴けて、ほんとによかったです〜♪（＾＾）
＜酒＞今日のお酒 †
新梅田食道街「樽金盃」?
ビール１杯＋ひや３杯＋半丁
小イワシ酢漬け、そらまめ
演奏会が終わった後、一生懸命歩いて、新梅田食道街は樽金盃へ。
今日はジロ・デ・イタリアの方は個人タイムトライアルと言うことで、前半はあまり盛り上がらないかも、と、１０時半を目標にお店に到着したら、お店がやたらに混んでいる。しばらく前で待っていた。
お店に入って、しばしばお目にかかる不倫（？）カップルのお隣に（笑）。女性の方が会社に不満を持っていると言うことで、なんかそんな話をマスターも交えていろいろ。お店は人が多いと言うこともあって、マスターのトンカチが乱れ飛ぶ。もう少し若ければマスターも「トンカチ王子」と呼ばれたかも（笑）
そのうち某高校有名吹奏楽部出身の人がやってきて、その方ともぶつぶつ話す。さらに琵琶湖ホールでバリトンで歌ってられる方もお連れさん連れで来店。そちらの方は遠いところだったので挨拶だけでしたが（＾＾;;
などと、楽しく話していたので、お店を出るのが予定よりだいぶ遅くなってしまった（汗）
＜自転車＞ジロ第13ステージ、いぶし銀のブルセギン、ステージ優勝！ †
ガゼッタ・デル・スポルト ジロ・デ・イタリアサイト（伊語）
ということで、遅れて帰って来たら、ちょうどピエポリ（サウニエルデュバル）がそれまでの暫定リーダーだったザブリスキー（CSC）のタイムを18秒も上回ってゴールするところだった。昨日はアシストで活躍したピエポリ、ダントツのタイムで暫定リーダーになったので、このままステージ優勝か？と思ったのだけど、総合を狙うエースたちの走りも暑かった。
そんな中、すばらしかったのがブルセギン（ランプレ）。ブルセギンといえばファッサボルトロの頃からずっとアシストで、華やかな舞台からはちょっと離れたところにいる、いぶし銀的な選手。そう行った意味では、ピエポリもそんな感じだけど。
でも、ブルセギンっていつも山岳での名アシストをこなしているし、タイムトライアルも強い（現イタリアの個人タイムトライアルチャンピオン）ということで、最後はピエポリを1秒差でかわし、暫定のステージリーダーとなる。
で、ブルセギン、レース終盤に各チームのエースが絶対的なタイム差をたたき出せずにいる間をすばらしいスピードで走り抜けて暫定1位に上がる。残りのディルーカ次第ではステージ優勝もあり得そう。
しかしそのディルーカ、最後のゴール前で遅れる。これまで先にゴールしたピエポリやブルセギンのタイムに追いつくことはできなかった。ブルセギンから8秒遅れでゴール。
このままブルセギンがステージ優勝。ステージ2位にはピエポリ、そして3位にはディルーカとなった。ジロに何回も出ているはずなんだけど、どうやら初勝利なんですねえ〜。ほんと、これまでひたすらアシストに徹していたブルセギンが優勝するのは、ほんとすばらしいです。
総合成績は、リーダーは相変わらずディルーカ、総合2位はブルセギンがちょっとだけ差を詰めた。そして総合3位には、昨日までの3位だったアローヨ（ケースデパーニュ）が失速したので、昨日まで4位だったシュレック弟が3位に浮上した。
コメントはありません。 コメント/よしなしごと/2007-05-25?
