よしなしごと/2007-10-14
＜私＞風邪〜メールソフト〜NFL〜パリ−トゥール †
昨日からの風邪があまりよくならない。ということで、今日は一日機能停止状態。
うちで使ってるメールソフトのEudoraが日本で販売停止になるのだそうで、ふと思い立って代わりになりそうなのを探してみたのだけど、どうもしっくりくるものがない。５年以上前から使っているからなあ。
今、仕事では秀丸メールになってしまっているので、もし変えるならそれになるのだろうけど、メールソフトの機能が今すぐ大きく変わることはなさそうだし（わからんけど…）、結局そのまま使うことになると思う。
午前中、テレビでNFLのセントルイス・ラムズ vs アリゾナ・カージナルズの試合を見ていた。そういやNLBの方は「セントルイス・カージナルズ」だなあ。その野球のユニフォームを着ていた子供の観客が映ってた（笑）
（アリゾナ・カージナルズもかつてはセントルイスにいたらしいのですが…、ややこしい）
カージナルズの控え（第２？）のQBカート・ワーナーって、かつてラムズでエースQBだったのですよねえ。そして1999年には彼の活躍もあってラムズがスーパーボウルを制し、ワーナーもMVPになったのだけど、それをピークにラムズは徐々に力を落としていってワーナーも控えだったバルジャーに追われるようにチームを離れ…
しかし、ワーナーがカージナルズのQBとして出てきたとき、相手チームであるホームのラムズの観客が一斉にスタンディング・オーベイションだったのにはおおっ、とちょっと感動してしまった。
夜はパリーツールがありますねえ。平坦なレースながら毎年逃げが決まっておもしろいレース。かつてはデュランやヴィランクの大逃げもあったし、一昨年はデヴォルデルとジルベールがゴール直前まで逃げてたし（優勝はツァベル）、去年はアルヴェセンと逃げ切ってゴール前で振り切ったゲドンが優勝。
今年はどこで誰がどんな逃げを決めるのか、楽しみです。
たぶんその前のラグビーワールドカップ（イングランド vs フランス）から続けて見るつもり。
＜自転車＞パリ−トゥール、逃げがおもしろかったのだけど… †
パリ−トゥール公式ページ（英語）
というわけで、パリ−トゥール。パリ郊外のサン・アルノー・アン・イヴリンヌからツールまでの256km。今年も終盤に長いレースだわ。
それにしても、ロアール渓谷ですか。きれいですなあ。初秋の木々が色づき始めたフランス北部の景色、あちこちにある城や教会、街、見ていて飽きません。レースなしでも十分楽しめる映像です。いっぺんいってみたいぞ、くそ〜（涙）
別途こういう空撮映像だけ集めたのをやってくれてもいいのでは？＞J SPORTS様
さて、レースの方、今年も逃げ、がおもしろいレースではありました。
まずは放送開始の時にクインツィアート（リクイガス）、ブシェ（ランドバウクレジット）、パウエルス（ショコラードジャック）の3人の逃げ。最大で8分近くあった差が徐々に縮まって、しかもパウエルス、ブシェと脱落していってついにクインツィアートの単独の逃げに。
クインツィアート、一生懸命逃げたのだけど、残り8kmにあるコート・ド・レパンで後ろから来た集団に捕まってしまい、結局最後は集団において行かれるシーンが映っていて、ちょっとかわいそう。
その集団からは、今日も元気なジルベール（フランセーズデジュ）がアタック。一気に集団を引き離す。ついて行けたのはクローン（CSC）、そしてやや遅れてポッツァート（リクイガス）のみ。この3人で逃げ集団を形成。
この3人で行くとポッツァートが有利か。しかし、ポッツァート、引かない。ジルベール、怒りをあらわにして説得するがあまり効果なし。一昨年のデヴォルデルとのやりとりを思い出してしまう。あ〜、ジルベール、このレースではこういうパターンが多い（笑）
怒りのジルベール、アタックをかけてなんとか後ろを引き離そうとするが、後ろもついてきて離れてくれない。ああ、ジルベール！（笑）
その後ろからさらにカンチェラーラ（CSC）、フレチャ（ラボバンク）、グティエレス（ケースデパーニュ）らが追走するが追いつけず、残り3kmを切ってトゥールの街に入る橋の上で大集団に吸収。そして残り1km。先頭3人の後ろに大集団が迫る。今年もジルベール、逃げ切れなかった。
残り数百メートルで大集団がこの3人を飲み込んで、今年はいよいよ集団スプリントの様相。
大集団の中からクイックステップの選手（デヨンフ？）が先頭に立ち、ステーグマンス（クイックステップ）を引こうとするが、肝心のステーグマンスは追いつかれた後スプリントモードのジルベールの後ろに。そのジルベールが前にあがりステーグマンスも前に出ようとするが、その左からツァベル（ミルラム）がペタッキ（ミルラム）を連れて前に。その後ろにマキュワン（プレディクトール・ロット）がぴったりくっついて出てくる。一瞬先頭にいたデュケ（コフィディス）の前にあがり、先頭に出た。
デュケの左からはデーヴィス（ディスカバリーチャンネル）、フレイレ（ラボバンク）、ウソフ（AG2R）らが前に。
先頭ではツァベルがペタッキを発射、マキュワンが追走する。デュケを追い抜いたフレイレがその左、さらに左にデーヴィス、ウソフ、キッキ（リクイガス）が並ぶ。
と思わぬことが。マキュワンが進路を変えようとしたのか、それとも何かにぶつかったのか、いきなり左に出た。そこにフレイレがいた。マキュワン、フレイレのボディにヘッドパンチ。たまらずフレイレ、左に。デーヴィスにぶつかる。さらにデーヴィス、ウソフにぶつかった。ゴール前で玉突き衝突状態やぁ〜（汗）
幸い落車はなかったがこの衝突でスプリンターたちが失速。マキュワンはヘルメットとサングラスがずれて情けない表情に。
その前で勝利を確信し、両手を挙げてゴールラインを先頭で通過したのはペタッキだ。うしろでツァベルも喜ぶ。2位には誰にもぶつかられなかったキッキ、フレイレは、後ろを振り返ってマキュワンに怒りをぶつけつつも3位だ。
それにしても、ペタッキでパリ−トゥールでペタッキといえば、2003年、優勝したと思って手を挙げてゴールしようとした刹那、後ろからツァベルに差されて優勝を逃してしまったのだけど、今回はそのツァベルのアシストでようやくパリ−トゥールの優勝、ってなんか不思議な感じです。
しかし、今年のパリ−トゥールもいろいろ逃げがあっておもしろいレースでした。
そしていよいよ今年のプロツールレースも、これで残すはジロ・ディ・ロンバルディアのみ。果たして誰が最後、優勝するのでしょうか。楽しみです♪
コメントはありません。 コメント/よしなしごと/2007-10-14?
