よしなしごと/2009-05-09
＜自転車＞もうすぐジロ… †
というわけで、今年ももうすぐジロ、早いなあ。
今年は100周年の大会（第91回）だそうで、コースも例年の南から北に上がってくるのとは違って、北部からどんどん降りてきて一旦南部のナポリあたりまで行った後、最後はローマでの個人タイムトライアル。
総延長3.395,5km、だそうだが、今年はステージごとの距離が結構まちまちのよう。タイムトライアルをのぞいて一番短いステージは第17ステージの83km（ただし、チマ・コッピまで約2000mをひたすら登っていくようだが）、一番長いのはピネローロにゴールする第10ステージの262km。3倍ほども違う。一応こちらも山岳コースなんだが。
今年は前半の山頂ゴールが続く第4,5ステージで優勝争いが絞られて、第12ステージの個人TTで山岳だけの選手が脱落し、2回目の休養日を挟んだ第16,17ステージと「フニクリフニクラ」で（多くの日本人には名前だけ）おなじみのヴェスヴィオ火山に登る19ステージで勝負が決まるんじゃないかな。と。でも、最後、ローマまで勝負が持ち越されるかもしれない。
今年は去年の4賞ジャージの選手がことごとく出場していない。
総合優勝のコンタドールはチームの都合だろうか。総合ポイント賞のベンナーティは怪我で出場取りやめだそう。総合山岳賞のセッラと総合新人賞のリッコはドーピング問題で…
とはいうものの、総合争いはなんか面白そう。
今年は過去の優勝者、ガルゼッリ（2000年）、シモーニ（2001、2003年）、クネゴ（2004年）、ディルーカ（2007年）に加えてバッソ（2006年）も復活。さらに、ツール・ド・フランス7連覇のアームストロングがレースに復帰して、初めてジロを走る。去年のツールの覇者サストレや2005年と2007年のブエルタの覇者で昨年は5位だったメンショフ（ただしラボバンクは8人しか出てない）もいるし、去年3位のブルセギンや4位のペッリゾッティもいる。
このあたりが総合優勝を争うことになるのかな？ひょっとしたら、意外な選手が出て来るのかもしれないのだけど。というわけで、こちらではこの10人の成績を追ってみようっと。途中で入れ替えるかもしれないけど。
スプリント争いは、ちょっと寂しいですね。ベンナーティもマキュワンもいないし。
ただ、ジロに復活したペタッキがいるし、若いカヴェンディッシュもいる。後はツアー・ダウン・アンダーで総合優勝したデーヴィスとかハンター、ハエドあたりが争ってくるのかなあ。
あと、個人的に気になるのは、ヴァリャベッチとかソレルとかダニエルソンとかでしょうか。
果たして最後、ローマでマリアローザを着るのは誰か、毎日が楽しみです。
って、仕事が忙しくならなければいいのですが…（汗）
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