自転車な話/2008-06-20

Last-modified: 2008-06-21 (土) 09:45:45 (5789d)

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＜ツール・ド・スイス＞第7ステージ、カンチェラーラ、見事な独走でステージ優勝！ †

ツール・ド・スイス公式ページ

ツール・ド・スイス第7ステージは、グリュイエールからリースまでの188km。グリュイエールといえば、チーズ、ですか。チーズ＋スイスといえば、チーズフォンデューですな（＾＾）
チーズのグリュイエールは山岳賞ポイントのスポンサーにもなっているのだけど、今日のステージは最後の山岳ポイントで大きな動きがあった。

序盤から逃げていたヴァンスーメレン（サイレンス・ロット）、ロセレル（クイックステップ）、シォルツ（ゲロルシュタイナー）の3人を吸収したメイン集団は残り10kmにある最後の山岳ポイントにさしかかる。ここでホステ（サイレンス・ロット）がアタック、山岳ポイントを先頭で通過。続いて山岳賞争いのイグリンスキー（アスタナ）とロースリー（ランプレ）も争って山岳ポイントへ。イグリンスキー、ロースリーの順で通過して、この2人は集団に戻り、すこしまったりと下りに入ろうというところ、ここで右から弾丸のように飛び出した選手がいた。カンチェラーラ（CSC）だ！
カンチェラーラについていったのはフォーテン（ゲロルシュタイナー）。この2人で先行していたホステをとらえた。さらに後ろからジルベール（フランセーズデジュ）、そして総合リーダーのキルシェン（ハイロード）までアタック。先頭は5人に。

キルシェンが逃げたことで後ろの集団はスピードがあがっていく。そして残り5kmで先頭5人の中からカンチェラーラ、再びアタック。
下りを利して加速し続けるタイムトライアル世界チャンピオンのカンチェラーラ、こうなるともう誰も追いつけない。最後はジャージを直す余裕で、両手をあげてゴール。去年の第9ステージ以来のツール・ド・スイス勝利を飾った。2位以下は集団スプリントとなり、2位はツァベル（ミルラム）、3位にはマキュワン（サイレンス・ロット）。

ファビアン・カンチェラーラ公式ページ

総合成績は、集団ゴールと言うことで変わりなく、キルシェンが総合リーダーをキープ、総合2位は27秒遅れでクルイジガー（リクイガス）、総合3位には33秒遅れのアントン（エウスカルテル）。
総合ポイント賞も変わりなしでフレイレ（ラボバンク）だが、総合山岳賞は最後の山岳ポイントを2位で通過したイグリンスキーがロースリーを押さえて山岳賞ジャージをゲットした。

しかし、カンチェラーラ、さすがに強いですねえ。ミラノ～サンレモの時の逃げを思い出してしまいました。
総合争いは第8ステージの個人タイムトライアルで勝負が見えてくるのでしょうか？山岳賞争い（最終ステージはゴール手前に4級山岳が２つもある）もどうなるのだろう。楽しみです♪

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