2004/09/21
第16ステージ | Olivenza - Caceres | 190.1km
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コース図
今日は休養日明けの平坦ステージ。今年のブエルタで２番目に長いオリベンサからカセレスまでの190.1km。
気温が37度まで行ったとかで大変なステージ、スタートは139人だったが、ソニエルデュバルのエース、ベロキがここでリタイアしてしまった。
そんな暑いステージを飛び出した熱い連中がいた。フリア（ケルメ）、プトセップ（AG2R）、モレーニ（アレッシオビアンキ）、パッラ（カフェバクェ）、イサシ（エウスカルテル）、ガルシア、ラストラス（イジェスバレアルス）、フェルナンデス（コスタデアルメリア）、ヴァリャベック（フォナック）、ボーフェン（ラボバンク）、ディルーカ、スペツィアレッティ（サエコ）、クルーズ（USポスタル）の13人。
各賞に関係のない選手の飛び出しということで大集団も容認、そのままどんどん差は開いていき、最大で17分半も開いてしまう。
その後、少し追い上げたものの、ステージ争いはこの13人のものとなった。そして残り10kmを切ってアタックが始まる。まずラストラスがアタック。さらにフリアがアタックし、このアタックでフェルナンデスが遅れた。さらに集団が６人ずつに分割、先頭の６人はフリア、イサシ、ラストラス、ヴァリャベック、ディルーカ、クルーズ。さらにこの集団からフリアがアタック。後ろの集団では牽制がかかってしまい、差が開いた。
結局そのままフリアが単独で逃げ切りステージ優勝。遅れて２位にはヴァリャベック、３位にはディルーカがゴールした。
大集団は11分44秒でゴール。途中、中切れを起こしてタイムが加算されてしまったが、総合争いの選手たちは全員前の集団にいたため、大きな変動はなかった。
いよいよ、明日からの山岳ステージで今年のブエルタ最後の決戦が始まる…
余談だけど、途中でスプリンターたちが次々とリタイアしたため、ポイント賞争いが１位のばりばりスプリンターのツァベル（Ｔ−モバイル）の後にスプリントがそれほど得意とは言えないバルベルデやエラスがいるのは何となく笑える。やはりブエルタですねえ（＾＾;;
| ステージ順位 |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | タイム |
| 1 | 16 | J.フリア | スペイン | ケルメ | 4:19:23 |
| 2 | 119 | T.ヴァリャベック | スロベニア | フォナック | +0:12 |
| 3 | 152 | D.ディルーカ | イタリア | サエコ | +0:35 |
| 4 | 197 | A.クルーズ | アメリカ | ＵＳポスタル | +0:35 |
| 5 | 87 | P.ラストラス | スペイン | イジェスバレアルス | +0:35 |
| 個人総合成績 |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | ポイント |
| 1 | 1 | R.エラス | スペイン | リバティセグロス | 58:35:32 |
| 2 | 11 | A.バルベルデ | スペイン | ケルメ | +0:05 |
| 3 | 118 | S.ペレス | スペイン | フォナック | +1:45 |
| 4 | 81 | F.マンセボー | スペイン | イジェスバレアルス | +2:02 |
| 5 | 2 | I.ノザル | スペイン | リバティセグロス | +3:45 |
| ポイント賞 |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | タイム |
| 1 | 189 | E.ツァベル | ドイツ | Ｔ−モバイル | 148 |
| 2 | 11 | A.バルベルデ | スペイン | ケルメ | 126 |
| 3 | 1 | R.エラス | スペイン | リバティセグロス | 97 |
| 総合山岳賞 |
| 順位 | No. | 名前 | 国籍 | チーム | タイム |
| 1 | 1 | R.エラス | スペイン | リバティセグロス | 87 |
| 2 | 81 | F.マンセボー | スペイン | イジェスバレアルス | 72 |
| 3 | 118 | S.ペレス | スペイン | フォナック | 71 |
