ちゃり記/2008.04.13
2008.04.13(日) †
| コース：猪名川〜絹延橋〜旧兵庫県道12号線〜道の駅いながわ〜新兵庫県道12号線〜伊丹〜自宅(61.83km) |
猪名川渓谷ラインに行くことに †
またまた１ヶ月空いてしまった。たまには自転車に乗らないと…、ということで久々の自転車である。どこに行こうか考えた末に、前から一度行ってみようと思っていた猪名川渓谷ラインの方に行ってみることにした。
昼食を食べた後にふらふらと出発。まずは猪名川に出て、そこから土手沿いに北上する。
桜はそろそろ終わりだが、学校の花壇に植えている花とか、箕面川沿いに咲いている菜の花がきれいだ。そのまま大阪国際空港の北側を通って河原に下り、さらに北上する。野球をやっている子供らの横を走り抜けて池田へ。池田でも呉服橋をくぐって河原を北上。って、ほんとは上に上がらないといけなかったのだが。
やがて河原が溝があったりして走りにくくなってしまった。そもそもここのあたりは自転車で走るべきでなかったのだ。というわけで、自転車を抱えて上に上がる。上には砂利道の遊歩道。しばらくじゃりじゃりと走る。程なく絹延橋に到着。ここから先はまだ通ったことのない道になる。まあ、基本的にはわかるだろう、と絹延橋を渡る。雰囲気がいきなりローカルな感じになってきた。振り返ると猪名川の向こうに五月山の桜が。
能勢電鉄の踏切の手前で右折。ちょっと懐かしい感じの町並みを走る。町並みが途切れると猪名川沿いとなる。このあたりはまだまだ町の中といった感じ。その道が兵庫県道12号線と合流。そのまま道に沿って進む。ちなみにこちらは旧道の方。新道の方は…、帰りの話の時に出てきます（汗）
道が急に細くなる。交通量は結構あるのに。そのまま能勢電鉄の鉄橋をくぐる。さらにしばらく行くと大量の人がぞろぞろと歩いていた。どうやら近くの神社でお祭りでもあったらしい。
渓谷ラインを走る †
その神社を対岸に見ながら走るあたりから、回りの景色が徐々にひなびてきた。と同時に道も徐々に登り始める。しかし「渓谷ライン」というからきついのかな？と思っていたのだけど、それほどでもない。まだまだ足も快調だし、ちょっと運動で気持ちいい登りといった感じだ。
清和台の東を通りすぎるとますます渓谷といった雰囲気になっていく。両側がちょっとした丘になっていて、その間を猪名川、そしてその西側に猪名川渓谷ラインが走っているのだ。その丘にも最初は住宅がならんでいたのだが、そのうちいつのまにか家もなくなってしまって、まさに渓谷の趣だ。自転車から降りてぼんやり景色を眺める。斜面に咲いている桜がきれいだ。
再び走り始める。「天然温泉石道」という建物の前を通り抜けてしばらくいくと、一旦県道12号線の新道と合流する。きれいな道で、歩道で自転車でも走りやすそうだ。帰りはこちらの方がいいかも。と思いつつ、次の大きな交差点でふたたび新道と旧道がわかれるので、旧道側を走る。猪名川沿いの道、またまた道が細くなり、しかも上り坂になっている。でも上り坂自体はやはりそれほどきつくは感じない。途中で集落に続いている分かれ道があって、神社があるようなことが書いてたので行ってみた。しばらくきつい上り坂を登ってみたが、先になにかありそうな気配はない。上の方に集落があったのでそこへ行く道かな？と思い引き返す。そのまま行くと新道に出たようだが…
他にも道ばたにある大きな桜の木（残念ながらかなり葉が出ていたが）を見るのにちょっと寄り道したりしつつ、猪名川町役場に到着。役場の桜もきれいであった。
名勝・屏風岩 †
ここからしばらくは猪名川町の町中の道を走る。しばらくして紫合（ゆうだ）北ノ町の交差点に。ここで新道と旧道が合流して１つになる。ここもゆるやかなアップダウンではあるが、道がとてもきれいである。歩道がとても走りやすそうなので、そちらを走る。すごい、快調だ。さすがにしばらく走るとそういう歩道がなくなってしまったが…
前に山が迫ってきた。道が徐々にせまくなって、大型車だと自転車がぎりぎりの感じになる。なにかトラブルがあったのか、自動車の運転手とけんかをしているサイクリストがいる…
猪名川が現れ、その橋を渡る。と、右側にとてもきれいな景色が見えた。車にぶつけられないように自転車を止めて景色を見る。これはきれい。自動車が走ってない隙を見て、道の反対側に行く。
この場所が名勝・屏風岩、なのだそうだ。
猪名川渓谷自然公園の清流に高さ30m、幅100mにおよぶ岸壁が、屏風のようにそそり立ちみごとな景観をつくり出していることからその名がつけられた奇石だそうで、そのまわりには桜が今まさに散りなんとしている。なかなか見事な景色である。
でも、ここを通る人でも知らない人も多いのではないだろうか。というのも、この屏風岩の前には旅館がで〜んと立っていて、車に乗って通り過ぎる人はこの屏風岩の両側にある小さな橋のあたりでしかこの岩を見ることができない。駐車スペースもほとんどないし。
じっくり眺められるのも、自転車に乗ってるおかげ、なんだろうなあ〜♪
帰り道、まずはへろへろ †
ここから「道の駅いながわ」はすぐだ。一旦中に入ってなにか飲むものでも…、と思ったが、思いのほか人が多いので拒否反応が出てしまって、まあいいかと立ち寄るのをあきらめ、一旦三田の方に向かう県道68号線を走り始めるが、そろそろ戻る時間だということで、引き返し始める。再び屏風岩の所にたどりつき、桜吹雪を身に受け、そのまま県道12号線を南下する。途中で川沿いの遊歩道に出る道があったので入ってみたら、工事中で全然整地されていなかった。行けないようにしておいてほしい…
帰りの猪名川町役場前では間違った道を行ってしまった。すぐに元の道に戻れたのだが、戻るときの最後が結構登っていてばてた。
しかしこの間違いは、この後連続して道を間違える、その発端に過ぎなかったのであった（笑）
旧道を走ってきて新道との合流点まで来たとき、行きは旧道だったし、帰りはここから新道を走ろう、と思った。旧道が思いのほか楽だったので新道はもっと楽だろうと、しかしそれは完全に間違っていた。
新道に入ってすぐ、道は清和台に入っていった。いきなり上り坂が始まった。それも結構長い。気分的にらくらくコースのつもりだったので疲れも倍増。歩いてる人をよけつつ、坂道を登る。くらくらとしかけた時頂上に到着。ようやく下り道、ほっとする。
しかし、しばらく下った後、再び萩原台への上り坂が。しかもさっきの清和台の登りより傾斜がある。すでに足がへろへろになってた私の足はさらにずたずたに。
目の前に白いものが現れはじめた…、と思った時、ようやく坂の頂上にたどりついた。倒れずにすんだ（笑）
ここからはひたすら長い下り。下りは得意である（笑）一気に阪急川西能勢口の駅前まで来てしまった。
帰り道、そしてふらふら… †
川西能勢口の下を通って県道13号線をひたすら南下する。川西市から伊丹市に。足が疲れてスピードがかなり落ちてきた。空は曇り空で雨が降りかねないような感じ。
伊丹駅が近づいてきたあたりの信号で、信号の関係もあってふと左に曲がってしまった。ここから先判断力が落ちてしまったせいか、思わぬところで曲がってしまい、それでうちに帰れない、というのを繰り返すことになる。
この間違いのおかげで本来車道の橋を渡るはずが、その下にある歩道を通っていくはめになる。歩道橋を登って下りてダイヤモンドシティのところに。桑津橋を渡って猪名川の土手に帰ってきた。猪名川橋まで土手を走り、そこから車道へ。大阪国際空港の南を通る道だ。
このまままっすぐ帰ればいいのに、この後も間違いを繰り返す。クリーンスポーツランドの手前の信号でなぜか左折、スカイランド原田に出てしまった。交通整理の人に先に行けないと言われて、元の道に戻ればよかったのに、なぜか空港下を横切るトンネルに出ようと北上、ところが交差点を勘違いして気がついたら空港の北部に出てしまってた。あわてて戻ってようやくトンネルの所へ。雨が降り始めてしまった。
トンネルをくぐってようやく豊中市へ。このまままっすぐ国道176号線に出れば、もうすぐだ。ところが、またまた途中の交差点でいきなり右折。住宅街に突入。なにがなにやらわからない。
かろうじて最寄りの駅にたどりつき、なんとかそのまま家に帰り着いたのだけど、おそらく5kmは無駄にはしってるなあ（涙）
とはいえ、猪名川渓谷ラインはなかなかきれいでした。また走りに行きたいなあ。新道はもう自転車では通らないと思う（笑）
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