よしなしごと/2005-05-28
＜私＞午前中は久々自転車〜♪ †
朝、JSPORTSのジロの放送を見てから、自転車に乗ってきました。前に乗ったのは一庫ダムの時だから、３週間ぶり、だっけな？
今日は国道176号線からなにわ自転車道、西島川自転車歩行者道を通って淀川に出て、それから矢倉緑地まで行き、帰りは大野川緑陰道路?を通って帰ってきました。暑かったけど、途中の神崎川、淀川の景色、そして海の見える公園はすばらしいものでした。
ただ、『すばらしくないもの』も。本来この矢倉緑地、自動車が入れないはずなのですが、最近は間から入ってくる車がいる。元々、車がなく安心して走れるはずの道もこのアホどもの車のおかげで台無し。そういや、上の展望台のところにある芝生も最近ははげてきているし、せっかくの景色が台無しになりつつあります。
まるでゴキブリのようにあたりを蚕食していく車。なんとかできないものですかねえ…
＜私＞夜は万年筆の講演会！そしてタイ料理！ †
自転車でうろうろした後帰ってきて、午後は耳鼻科に。その後、友人のお勧めで三宮へ万年筆ドクターの長原宣義先生とそのお子さんの講演会を見に行ってきました。
少し早く着いたのでちょっと喫茶店に。狭い階段を上がる喫茶店でしたが、カップが一杯並んでいて好きなものを選べると。コーヒーも目の前で引いて手でちゃんと入れるので、なかなかおいしかったです。
時間が来たので講演会へ。参加を応募するときは比較的参加者が少なくて大丈夫か？と思ったのだけど、多くの人が来ていてびっくり。そんな中、万年筆とその周辺の話、先生のいろんな経験のお話などで楽しく時間を過ごすことができました。
しかし、こういう話を聞くといい万年筆がほしくなる。お金はないのだけど（汗）
講演会の後は、やはり三宮にあるお店でタイ料理。初めて行ったお店ですが、こじんまりしているのだけどかなりにぎわっていました。結構有名店らしい。
辛さを標準より少し辛めにしてもらって、ヤムウンセンやレッドカレーなどを食べて、全身汗だくとなってしまいました。香草やナンプラーの匂いがうまく扱われていて、日本人好みの味なのかもしれません。というわけで、とてもおいしかったのでした〜（＾＾）
とはいえ、帰りにふとした拍子に自分の手のにおいをかいだら、もろタイ料理やん（汗）
＜自転車＞今日のジロ、いよいよ最後の勝負… †
ジロ・デ・イタリア公式ページ（英語）
第19ステージ、明日はミラノのお祭り的スプリントゴールと言うことで今日がおそらく本格的な最後のステージ。
今日は用事があって11時過ぎに帰ってきたのだけど、見てみるとやはりレースは激しく動いていた。残り40kmでイッリアーノ（セッレイタリア）のアタックを発端として総合2位のシモーニ（ランプレ・カッフィータ）、3位のルハノ（セッレイタリア）、4位のディルーカ（リクイガスビアンキ）らがアタック。逃げていた選手を追い抜きながら最終的にこの3人が先頭集団となって、超級の山岳Colle Delle Finestreを登っている。一方総合1位のサヴォルデッリ（ディスカバリチャンネル）、この坂で遅れてしまう。やはり登りは若干不利か。雪も残る厳しい岩山を登っていく先頭の3人、サヴォルデッリの集団は2分12秒遅れ。昨日までサヴォルデッリとシモーニの差は2分9秒だったから、ついにシモーニがヴァーチャル・マリアローザ！
山頂が近づいてきたのか、狭い荒れた道の両側に観客が増えてきた。3人はディルーカが前を走る。ルハノとディルーカの差はわずか8秒。ディルーカはどこかでルハノを引き離して逆転で総合3位に入りところ。サヴォルデッリは若干時間を戻す。その差は2分8秒。
超級の山岳Colle Delle Finestreを先頭3人はディルーカ、シモーニ、ルハノの順で通過。遅れてサヴォルデッリはファンフフェル（ダヴィダモン・ロット）、アティエンザ（コフィディス）らとともに通過。先頭からの遅れは2分15秒に広がっている…
Colle Delle Finestreからの下り、差はさらに開いた。2分23秒差。下りが得意なはずのサヴォルデッリ、徐々に差を詰めている。残りは約20km。そしてまだ最後の超級Sestriereが残っている。
サヴォルデッリとシモーニの差、昨日までの差の2分9秒前後で行ったり来たりしている。まさにつばぜり合いだ。サヴォルデッリがリードしたかと思うとシモーニが上回る。この下りの局面ではサヴォルデッリが有利に差を詰めた。
ルハノがコースミス。しかし大きなトラブルにはならない。
先頭の3人は残り15kmを通過、すでにSestriereへの登りだ。ディルーカ、ちょっと足（膝？）が痛そうな仕草。そしてシモーニ、ルハノから遅れてしまった！ここで遅れてはミラノの表彰台はない…
サヴォルデッリらの集団は先頭のシモーニらから1分50秒差で残り15kmを通過。すごい勢いでここまで差を詰めた。そして後は今年のジロ最後の山岳ポイント（それも超級！）Sestriere。
シモーニが今日のゴールをサヴォルデッリより2分9秒上回ればマリアローザ獲得（しかもおそらくそのまま総合優勝だろう）となる。ディルーカは12秒の遅れ。復活できるか？
ディルーカ、徐々に差を詰めている。ここで負けるわけにいかない。ルハノも必死でシモーニを引く形。彼もディルーカに追いつかれたくない。総合優勝争いと同時に総合3位の表彰台をめぐるルハノとディルーカの闘いも熾烈だ！
先頭のシモーニとルハノが残り10kmを通過。少し遅れてディルーカ、そしてサヴォルデッリの集団も通過する。シモーニとサヴォルデッリの差は1分37秒。差が詰まった！残り9kmでは1分27秒。さらに差が詰まる！
シモーニとサヴォルデッリの差、1分24秒差に。ますます差が詰まっている。間にいるディルーカ、苦しそう。ルハノらと18秒差。
登りが厳しくなって残り5km。ルハノが前を引き出した。ディルーカとの差は33秒ほど。大きく開いてしまった。ルハノ快調なダンシングで前へ。シモーニ、続く。マリアローザの集団が残り5kmを通過、1分25秒差。逆に少し開き始めたか。
先頭ではルハノがますます好調。シモーニを引き離してしまった。シモーニとルハノの差は51秒。あまり離されるととんでもないことになりかねない。シモーニ必死で追走。後ろからはサヴォルデッリが追う。
サヴォルデッリ、集団の先頭に立っているが苦しそう。ルハノはなおも快調だ。残り2kmをルハノが通過。シモーニは22秒ほど遅れて残り2kmを通過、どんどんルハノから離されている。うしろのサヴォルデッリらはルハノから約1分53秒差。まさかルハノのマリアローザもあり得る？！
ルハノ快調に残り1kmを通過、シモーニ23秒差で通過。ルハノはもうゴール前だ。サヴォルデッリ、ガラテの先導で登るがまだ1kmに到達しない。ルハノは大きく曲がってゴール前へ！全力で走る。両手をあげてゴール！後ろからシモーニ必死になってゴール前へ。激しく砂埃が立っている。ルハノから25秒差でゴール。シモーニ、ルハノには抜かれなかった。
最後に崩れたディルーカは1分33秒差でゴール、そしてサヴォルデッリ！必死で走る。1分55秒差。シモーニとの差はわずか28秒差。しかし、サヴォルデッリがマリアローザを守りきった！
これでサヴォルデッリ、ジロ2回目の総合優勝をほぼ手中にしちゃいましたね〜（前は2002年）。そしてルハノは総合山岳賞と総合3位を手中に。明日は2回表彰台に上がれる（＾＾）
一方シモーニは去年の3位に続き悔しい2位。そしてディルーカも総合3位にあとわずかなところまで近づきながら、結局総合4位に転落。
そして今年のジロもいよいよ明日は最後のミラノゴール！
RAIの放送ではサヴォルデッリとシモーニが並んでインタビューを受けている。シモーニ悔しそう…
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