よしなしごと/2006-09-13
＜私＞今日は昼から出勤、で、昼食はそば、だとか †
午前中体調が悪くて、お昼から出勤となってしまった。
お昼は久しぶりに梅田に、ということで、SF作家の堀晃さんのブログのなかで堀さんが絶賛されてた「香雅」というそば屋さんに行ってみることに。
むかいの、夜は居酒屋という店にはたくさんサラリーマンが並んでいるのだけど、えいやぁ〜、と入ってしまった。中はたった８席しかない。ちょっと早めに行ったので、私一人（＾＾;;
お店は中でご主人がそばをつくり、そして外でおかみさんが接客という2人体勢。
ざるそばの一半を頼む。お皿で出てきたそのざるそばはなかなかのもの。東京のいいお店では食べてたけど、大阪では絶えて食べたことのない歯ごたえ、舌触り。う〜む。おつゆも甘くなくてさっぱり最高。
量もそこそこあった。仕事が終わるまでそれほどは空腹を感じなかったから（体調がもう一つのせいだったので持ったのかもしれないけど）。なかなかぐっど、でした。
ほとんど食べ終わったころに、おかみさんが持ってきたそば湯、これがまた濃いし〜。「おつゆが多いから」とわざわざ分けるための入れ物まで持ってきていただきました。さらっとしたのもいいけど、こういうそば湯もとってもおいしいです。
ただ、ざるそば800円、一半だと1150円もするのだよね〜。さすがにしょっちゅう来るわけにはいかない値段だなあ…
行きはずっと雨に遭わずにすんだのだけど、帰りは結構な雨になって、しっかり濡れてしまった…（涙）
＜自転車＞ブエルタ第17ステージ、ヴィノ、カザフ連合でもぎ取る！ †
ブエルタ・ア・エスパーニャ公式ページ
ブエルタ第17ステージはアドラ〜グラナダの166.7km。ゴールの古都グラナダに先頭でゴールするのは誰か、とぉ〜っても気になるところ。
レースは6人の逃げとそれを追いかけるメイン集団の争いに、そして最後の１級山岳ポイントのモナチル峠へ。ここがまさに今年のブエルタ屈指の勝負どころになってしまった。
逃げていた６人からはダニエルソン（ディスカバリーチャンネル）が抜け出す。ディスカバリーチャンネルのエースと目されながらここまで目立った成績がないダニエルソン、しかし、ここで勝負に出た。
後ろの集団はモナチル峠の登りまではケースデパーニュのアシストが引っ張っていたのだが、登りに入ってチームCSCのアシストがガンガンひいてメイン集団崩壊。結局先頭には総合リーダーのバルベルデ（ケースデパーニュ）、２位のヴィノクロフ（アスタナ）、３位のサストレ（チームCSC）、４位のカシェキン（アスタナ）、５位のゴメス・マルチャンテ（サウニエルデュバル）他数名、という感じに。
このメイン集団からピエポリ（サウニエルデュバル）がアタック、それに呼応するかのようにゴメス・マルチャンテ、そしてカシェキンがアタック、ピエポリは遅れてカシェキン、ゴメス・マルチャンテが逃げ始める。
うしろ、この２人を追いかける選手はいない。バルベルデが単独で追い、その後ろにヴィノクロフらがついて行くという展開。バルベルデ、苦しい。
その苦しいのを見越して、中腹過ぎで今度はヴィノクロフが強烈なアタック。このアタックに誰もついて行けない。ヴィノクロフは前のカシェキンとゴメス・マルチャンテに追いつく。またもカザフ連合成立！3人は先頭集団にいた選手を追い越しつつ、山頂を通過する。
バルベルデ、サストレと一緒に追走していたが、山頂近くなって必死に加速、ヴィノクロフらとの差を詰める。一時２０秒以上あった差が山頂で７秒差、そして下りでも必死で追走し、とうとう３人に追いついた。
と思いきや、３人の中からヴィノクロフがさらに強烈にアタック。３人に追いついてスピードが落ちたバルベルデを一気に引き離してしまった。
2003年ツールでの逃げを思い出すなあ〜。あの時は追走したベロキが大落車を起こし、アームストロングも危ないところだったのだけど、それを思い出させる危険なアタック…
バルベルデ、ヴィノクロフを追いかけるが、カシェキンとゴメス・マルチャンテは協力しない。バルベルデ、怒りに手を挙げるが、効果なし。
カザフのチームプレーがバルベルデをどんどん窮地に追い込んでいく…
ヴィノクロフ、どんどんバルベルデとの差を開いていく。二人の差はレース開始時点で1分42秒。前にいるのはダニエルソンのみ。2位でゴールした場合ボーナスタイムが12秒つくので、1分30秒以上離してしまえば総合が逆転する。
そのヴィノクロフ、ダニエルソンに追いついてしまった。ここでダニエルソンにステージ優勝を譲るかわりに総合を狙う作戦に。ダニエルソンとヴィノクロフ、協調してなおも必死で逃げ始めた…
このころ後ろでは遅れていたサストレらが合流、9人ほどの集団になる。しかし、先頭を引くのはバルベルデのみ。さらに差はどんどん開いていく。しかも、ダニエルソンと総合順位が逆転してしまうサンチェス（エウスカルテル）がアタックして先頭の2人を追走するが、後ろの集団から彼に追いつこうとする選手はいなかった。
先頭は協調関係のまま下りとその後の平坦を走り終えて、古都グラナダの街へ。ゴール前わずかまで協力して逃げ続けて、最後はダニエルソンが前に出てゴール。2位は彼にステージを譲ったヴィノクロフが同タイム。そして3位にはサンチェスが1分10秒差でゴール。
マイヨ・オロを来たリーダーのバルベルデらの集団は1分39秒遅れでゴール、最後力を抜いたバルベルデをカシェキンが、サストレが追い抜いて行った…
総合は昨日までの総合リーダーのバルベルデに1分39秒差をつけ、ステージ2位のボーナスタイム12秒を加算したヴィノクロフが、バルベルデに逆に9秒の差をつけて総合リーダーに躍り出た。総合2位はバルベルデ、昨日までヴィノクロフと同タイムだった総合3位のサストレはヴィノクロフに1分51秒差をつけられた。
ただ、勝負はまだ終わっていない。明日の頂上ゴール、そして最終日前日の個人タイムトライアルが残っている。
今年のブエルタ、最後までもつれそうな予感…
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