よしなしごと/2008-08-02
＜私＞気がつくと8月になっていた †
7月がツール・ド・フランスのおかげで、あっという間に終わってしまった感じ。そして、ツール・ド・フランスが終わると、早々に夏も終わってしまったか、というイメージ。え？高校野球？え？オリンピック？関係ないね。
先月末、えらい失敗をしてしまった。某コンテストに応募しようとしてたのだが、かなり時間的に緊迫していて（と思い込んでいて）、その準備のために寄り道もせず（笑）一生懸命うちに帰って、最後の仕上げ。
で、ふとネットで「応募フォームを持ってこよう」とそのコンテストのページを開いた。応募フォームをさがしているうちにふと「結果発表」の文字が。え？なぜ結果が？と思ってよく見たら、7月末なのは結果発表で、応募期限は5月末だったのだ。2ヶ月も勘違いしていた。ショック。愕然。
しかし、去年も一昨年も5月末に応募してたのに、なぜ気がつかなかったのか、と自分の大ボケぶりにがっくり来てしまったのでした。
で、8月だ。はぁ…。
写真は、大阪城公園の中にあったひまわりとそこに止まっていたカマキリ。
カマキリ、虫が来るのをじっとまっているのだろうか…
ちなみに、こっそりタイトルの文字を変えてみたのだけど、わかったかな〜？（笑）
textanimというサイトを使って文字を作ってみました。ちょっと涼しげ？かと思ったのですが、いかがでしょうか…
＜私＞故赤塚不二夫氏の言語感覚みたいなこと †
BariBlogにも赤塚不二夫氏が亡くなったことを書いたのだけど、赤塚不二夫氏のマンガが生みだした言語感覚というのが妙に懐かしいと、勝手に思ってしまう。
たとえば、今でもときおりやってる人を見かける「シェー」やバカボンのパパの「〜なのだ」、「こにゃにゃちわ」とか、レレレのおじさんの「レレレのレ」…などなど。これらのひとつひとつが赤塚マンガを読んだ子供たち、大人たちにも伝染して流行語を生み出していた。
赤塚マンガにはマンガのおもしろさだけでなく、そんな言語感覚のおもしろさがあったのだと思う。少なくとも私に取っては、そんなマンガの登場人物の叫ぶ台詞をまねすることによって世の中の「常識」から解き放たれたような感じだった。
この後、氏が見いだして世に登場したタモリが流行らせた「ハナモゲラ語」も、そんな流行語を生み出した赤塚不二夫氏の影響がたぶんにあったのは間違いないことだろう。
そういや、曖昧な記憶だが天才バカボンの中にこんなストーリーがあった。
バカボンのパパがある日目覚めて見ると、回りの人がみんな話し方がおかしい。「キャキキュケキョ」の音で発音しているのだ。バカボンのパパはそのしゃべり方を聞いて最初「みんながおかしいのだ」とあちこちで怒りまくるのだが、どこに行ってもみんなそのしゃべり方で話している。そのうちおかしいのは自分なのでは？とどんどん不安になっていく…
この後どんな話か思い出せないのだが（コミックの中にあると思うのだけど…）、最後は夢とかなんかで終わったような気がする（もう一段オチがあったかもしれない）。
ちょっとしたSFもどきな話だけど、どこか赤塚不二夫氏の言語感覚が感じられるような気もする。なんかその時代のまっただ中にいられたのは、経済的にいい時代だったとかそういうのをのぞいても、幸せだったのだとも思える。
そして、マンガからあれだけいろんな流行語を出せる人は、少なくともしばらくは現れないのだろうな、という気もする。
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