よしなしごと/2008-10-18
＜私＞そんな事故があった近くを通ったなんて、知らなかった… †
アサヒコム：男性を引きずって放置の車運転容疑、中３女子逮捕 大阪
今日、人間ドックに行った帰り、自転車でふらふらとあちこち走った帰りに新北野の交差点からその150m先の商店街の入り口の横を走ったのだけど、まさかそんなことがあったとは知らなんだ。
事故のあった新北野の交差点は国道176号線と淀川通が交差する大きな交差点。逮捕された中学生は北の十三の交差点の方からやってきて淀川通りに左折する際に、ちょうど横断歩道を渡ってた被害者をひいてしまったのだそうだ。
今回被害者がひかれた新北野の交差点からはすぐに阪急神戸線、宝塚線、京都線のガード下に入ってしまう。このガードをくぐってあがったところが150m先の商店街。ガード下は車を止められるところがないので、そのままひきずって走って行ったのか。
しかし、あそこをひきずられていくなんて、想像するだに恐ろしい。
ちなみにこの交差点、事故のある交差点側はだいぶ前から工事をやっていて、何回か通るたびに気になる交差点ではあった。ガードの入り口が遠目でも雑然としているので、歩道に入るところも一瞬勘違いしそうになったこともある。最近はだいぶましにはなったけど、私にとっては注意すべき交差点であったことは確かだ。
今日もガード下は車道を走らずおとなしく歩道を走ったのだけど、その横の車道を人が車にひきずられて行ったのだなあ、と思うと、なんだかぞっとする。
また、十三の交差点まで自動車は車道専用の跨線橋を通ってきて、十三の交差点で緩やかにまがり、そのまま新北野で曲がる車、たまに勢いのついたまま曲がって来ることがあり、横断歩道を通ってても結構ヤバめだと思ったこともある。
日本にはそういう交差点も多いし、そういう車も多い。自動車だけでなく、自転車だって無茶な運転をしてるし、人もめちゃくちゃな交通マナーの人が多い。その事故のあった交差点の向こうで、私は途中まで全くこちらを見ないで渡ってくる歩行者や自転車をよけながら渡ったくらいだ。
交通ルールを無視して当たり前、交通ルールを守るなんてバカみたい、あれはお上が作ったやつだから、なんて発想で居続けてたら、おそらく交通事故はなくならないだろうね。
また、ルールを守ってるから大丈夫というのも間違い。だって、その前提はルールを破る者によって破られるものだ。今回の事故もそんな事故だったのではないか。
今回の事故でも、もし女子中学生が運転なんぞしなければ…、運転したとしても（これ自体違法だが）もし交差点でもう少し気をつけていれば…。
それをやらなかった今回の無資格運転者は、今後罰を受けることになるのだろう。でも、ルールを無視することが普通の今の世の中では、これで終わりではないはずだ…
ひどい話である。でも、そんな世の中でもある。
歩くとき、自転車に乗るとき、どんな時でも回りに注意しながら歩かないと…
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