自転車な話/2008-06-16

Last-modified: 2008-06-17 (火) 02:35:45 (5793d)

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＜ツール・ド・スイス＞第3ステージ、平坦ならやはりマキュワン！ †

ツール・ド・スイス公式ページ

ツール・ド・スイス第3ステージは、フルムスからゴッサウザンクト・ガレンまでの154km。3級２つと4級が１つ、あるコースだが、ツール・ド・スイスにしては平坦コースと言えるだろう。
今日も雨のスイスだが、緑がきれい。それに加えて今日のテレビの解説はスイスでも活躍していた市川雅敏氏ということで、途中は解説でなくてガイド状態でいろいろと途中のウィルという町の話とかしてもらえるのでおもしろかった。ここにおもちゃ屋があって～、とか、駅が～、とか…
と言っても、それが役立つ日が私に来ることがあるのか、わからないけど…。

レースは前半から逃げていたデュクロラサル（コフィディス）、ラウダー（BMC）、ヴァイッスィンガー（ヴォルクスバンク）が残り11kmで捕まって、そのままレースはゴールスプリント模様。終盤にある4級山岳も何事もなく通り過ぎて、各チームが集団スプリントにそなえて激しい動き。
しかし、残り1km、集団の先頭に出来ていたのは、サイレンス・ロットのトレインだった。なんかこのトレイン、初めて見たような…。マキュワン、やる気！
そのまま、ゴール前へとなだれ込んでいく。他のチーム、追従できない。わずかにランプレが動きを見せているが、それもだいぶ向こう。そのまま、最後のゆるやかなカーブ。サイレンス・ロットのトレインの最後尾にはマキュワン、そして、その後ろに第1ステージの勝者、3度の世界チャンピオンに輝くフレイレ（ラボバンク）。

最後のアシスト、ヴァン・アーベルマートがマキュワンを発射。ゴール前、やや登りだが、マキュワン、ものともしないで先頭を走る。後ろからマキュワンに並びかけるのはフレイレのみ、しかし、そのフレイレもマキュワンには及ばない。
そのままマキュワン、余裕でゴール。両手を挙げて喜ぶ。第3ステージのステージ優勝をゲット。2位はフレイレ、3位には、集団の後ろから一気にあがって他のスプリンターを抜き去ったチオレック（ハイロード）。

ロビー・マキュワン公式ページ。子供さんがかわいい♪

上位の選手は同じ集団でゴール、ということで総合成績は変わらず。リーダーはアントン（エウスカルテル）、6秒遅れの2位にキルシェン（ハイロード）、そして12秒遅れの3位でクネゴ（ランプレ）。総合ポイント賞は今日ステージ2位に入ったフレイレがジャージを奪還した。総合山岳賞のロースリー（ランプレ）は変わりなし。

しかし、雨のスプリントでしたが、見事マキュワンが勝ちました。
マキュワンが勝つのを見るのって、今年初めてのような。しかし、なんとなく日本人に親しみのある選手ですので、これからのスイス、そしてフランス、とがんばってほしいものです。
明日も平坦なステージのようなので、マキュワンらの活躍が見られるのでしょうか。楽しみです♪

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